あまり好みじゃないなあ。
これの前に人海戦術のミュージカル映画をみちゃったもんで、
舞台に乗る人数の少なさが目立つし、
華やかさも感じられない。
衣装もマラーホフらしいけど、好みじゃないんだ。
スターダンサーにしては、
群舞にも気を使った振付なんだけどね。
(スターダンサーだった人は
群舞なんてどうでもよいとか
眼中にない、って人もいるからね)
それでも、うーん・・・
シンデレラが、自身の才能と努力によって幸福をつかむ、
というストーリーは、理性ではわかるんだけど。
もうちょっとキラキラ感が欲しいし。
それに、あの二人が主役候補でもある、というのは、
興業は本人の才能や努力だけでは成り立たない、
っていうことを示唆しているように見えて。
夢が見られないんだーーー。
カニスキンは良いダンサーだと思うけど、
王子ではないし、
彼の意向で全てが決まる、ってほどのスターオーラも無い。
それなのに、彼の一存ですべてが決まる、
という筋立ては、なんだか納得できない。
というか。
稽古場風景から夢の世界へは、
グルジアの「白鳥」もそうだった。
でも、あれは、予算面もあるしー。
実際の「白鳥」の部分はバリバリ古典だったから
メリハリがあった。
こっちは、うーん、、、
そういった意味で盛り上がりが足りないです。
私には。
ポリーナちゃんは、ますます綺麗になった。
ビジュアルだけではなく、踊りのラインも。
良いダンサーだ。
カニスキンは、スターというのは、どうなんだ。
バレエ・マスターのカールボルグはメチャ渋。
3階席からでも、ときめく渋さ。
ただ、なぜ彼が、シンデレラに目をかけるのか。
逆に、なぜ彼しかシンデレラの実力(魅力?)がわからないのか。
おとぎ話なら「父親」だからシンデレラが無条件に頼るのはわかるんだけど、
稽古場でこの関係って、ヤバくないかい?
元プリマ/仙女のクノップは、
迫力のある存在感。
シュローダーの芸術監督は継母役にあたるのだろうか。
シュローダーは「やり手」な感じ。
どうみても才能が無さそうな二人を押すのは
二人になにかしらの、コネとか金とか、
無視できないものがあるんだろうなあ。
(ああ、現実的すぎる・・・)
甘いモノ好きのバレリーナはマラーホフ。
ゲネプロではツイスト状のパンを食べていたそうですが、
私が見た回ではチョコレートでコーティングされたお菓子を食べていました。
うーん、と、エンゼルパイみたいな。
アル中のバレリーナのスパリッタともども
端っこでなにかしらやっているので目を離せない。
ある意味、悪目立ちすぎだけど、
お客さんのかなりの人は、これが目当てなんだろうしなあ。
たぶん、マラーホフが出ていないときの方が
作品を見るには楽しめるかと。
まあ、なんですか。
ヌレエフは偉大だなあ。
それは言っちゃいけないか。
配役
シンデレラ:ポリーナ・セミオノワ
ゲスト・ダンサー/王子:ミハイル・カニスキン
甘いモノ好きのバレリーナ:ウラジーミル・マラーホフ
アル中のバレリーナ:フェデリコ・スパリッタ
元プリマ/仙女:ベアトリス・クノップ
芸術監督:バーバラ・シュローダー
バレエ・マスター:トマス・カールボルグ
衣裳デザイナー:エルフィ・グンプレヒト
そのアシスタント:マルツェナ・ソバンスカ
春の妖精:マリア・ジャンボナ
お付きの騎士:アレクサンドル・コルン
夏の妖精:エリサ・カリッロ・カブレラ
お付きの騎士:アルシャク・ガルミヤン
秋の妖精:ステファニー・グリーンワルド
お付きの騎士:ウラジスラフ・マリノフ
冬の妖精:セブネム・ギュルゼッカー
お付きの騎士:アルトゥール・リル
舞踏会の人々:
ヤーナ・バローヴァ、マリア・ボムポウリ、アニッサ・ブリュレ、ソラヤ・ブルノ、
エロディー・エステーヴ、ヴェロニカ・フロディマ、針山愛美、ヨアンナ・ヤブロンスカ、
エリナー・ヤゴドニク、アナスタシア・クルコワ、ワレリア・マナコワ、ニコレッタ・マンニ、
ナターリア・ミュノス、クリスティアーネ・ペガド、巣山 葵、ヴェレーナ・サーム、
クセニア・ウィースト
マルチン・アロヨス、ゲヴォルク・アソヤン、タラス・ビレンコ、ミハエル・ファトゥラ、
クリスティアン・クレール、マリアン・ラザール、エイメリック・モッセルマンズ、
アレクセイ・オルレンコ、ハビエ・ペーニャ・バスケス、アレクサンドル・シュパク、
デイヴィッド・シミック、ウリアン・タポル、メフメト・ユマク
指揮:ヴェロ・ペーン
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
振付・演出:ウラジーミル・マラーホフ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ヨルディ・ロイク
◆上演時間◆
第1幕 13:30 - 14:15
休憩 25分
第2幕 14:40 - 15:35
これの前に人海戦術のミュージカル映画をみちゃったもんで、
舞台に乗る人数の少なさが目立つし、
華やかさも感じられない。
衣装もマラーホフらしいけど、好みじゃないんだ。
スターダンサーにしては、
群舞にも気を使った振付なんだけどね。
(スターダンサーだった人は
群舞なんてどうでもよいとか
眼中にない、って人もいるからね)
それでも、うーん・・・
シンデレラが、自身の才能と努力によって幸福をつかむ、
というストーリーは、理性ではわかるんだけど。
もうちょっとキラキラ感が欲しいし。
それに、あの二人が主役候補でもある、というのは、
興業は本人の才能や努力だけでは成り立たない、
っていうことを示唆しているように見えて。
夢が見られないんだーーー。
カニスキンは良いダンサーだと思うけど、
王子ではないし、
彼の意向で全てが決まる、ってほどのスターオーラも無い。
それなのに、彼の一存ですべてが決まる、
という筋立ては、なんだか納得できない。
というか。
稽古場風景から夢の世界へは、
グルジアの「白鳥」もそうだった。
でも、あれは、予算面もあるしー。
実際の「白鳥」の部分はバリバリ古典だったから
メリハリがあった。
こっちは、うーん、、、
そういった意味で盛り上がりが足りないです。
私には。
ポリーナちゃんは、ますます綺麗になった。
ビジュアルだけではなく、踊りのラインも。
良いダンサーだ。
カニスキンは、スターというのは、どうなんだ。
バレエ・マスターのカールボルグはメチャ渋。
3階席からでも、ときめく渋さ。
ただ、なぜ彼が、シンデレラに目をかけるのか。
逆に、なぜ彼しかシンデレラの実力(魅力?)がわからないのか。
おとぎ話なら「父親」だからシンデレラが無条件に頼るのはわかるんだけど、
稽古場でこの関係って、ヤバくないかい?
元プリマ/仙女のクノップは、
迫力のある存在感。
シュローダーの芸術監督は継母役にあたるのだろうか。
シュローダーは「やり手」な感じ。
どうみても才能が無さそうな二人を押すのは
二人になにかしらの、コネとか金とか、
無視できないものがあるんだろうなあ。
(ああ、現実的すぎる・・・)
甘いモノ好きのバレリーナはマラーホフ。
ゲネプロではツイスト状のパンを食べていたそうですが、
私が見た回ではチョコレートでコーティングされたお菓子を食べていました。
うーん、と、エンゼルパイみたいな。
アル中のバレリーナのスパリッタともども
端っこでなにかしらやっているので目を離せない。
ある意味、悪目立ちすぎだけど、
お客さんのかなりの人は、これが目当てなんだろうしなあ。
たぶん、マラーホフが出ていないときの方が
作品を見るには楽しめるかと。
まあ、なんですか。
ヌレエフは偉大だなあ。
それは言っちゃいけないか。
配役
シンデレラ:ポリーナ・セミオノワ
ゲスト・ダンサー/王子:ミハイル・カニスキン
甘いモノ好きのバレリーナ:ウラジーミル・マラーホフ
アル中のバレリーナ:フェデリコ・スパリッタ
元プリマ/仙女:ベアトリス・クノップ
芸術監督:バーバラ・シュローダー
バレエ・マスター:トマス・カールボルグ
衣裳デザイナー:エルフィ・グンプレヒト
そのアシスタント:マルツェナ・ソバンスカ
春の妖精:マリア・ジャンボナ
お付きの騎士:アレクサンドル・コルン
夏の妖精:エリサ・カリッロ・カブレラ
お付きの騎士:アルシャク・ガルミヤン
秋の妖精:ステファニー・グリーンワルド
お付きの騎士:ウラジスラフ・マリノフ
冬の妖精:セブネム・ギュルゼッカー
お付きの騎士:アルトゥール・リル
舞踏会の人々:
ヤーナ・バローヴァ、マリア・ボムポウリ、アニッサ・ブリュレ、ソラヤ・ブルノ、
エロディー・エステーヴ、ヴェロニカ・フロディマ、針山愛美、ヨアンナ・ヤブロンスカ、
エリナー・ヤゴドニク、アナスタシア・クルコワ、ワレリア・マナコワ、ニコレッタ・マンニ、
ナターリア・ミュノス、クリスティアーネ・ペガド、巣山 葵、ヴェレーナ・サーム、
クセニア・ウィースト
マルチン・アロヨス、ゲヴォルク・アソヤン、タラス・ビレンコ、ミハエル・ファトゥラ、
クリスティアン・クレール、マリアン・ラザール、エイメリック・モッセルマンズ、
アレクセイ・オルレンコ、ハビエ・ペーニャ・バスケス、アレクサンドル・シュパク、
デイヴィッド・シミック、ウリアン・タポル、メフメト・ユマク
指揮:ヴェロ・ペーン
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
振付・演出:ウラジーミル・マラーホフ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
装置・衣裳:ヨルディ・ロイク
◆上演時間◆
第1幕 13:30 - 14:15
休憩 25分
第2幕 14:40 - 15:35