きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

ミハイロフスキー劇場ダンサー 学年表

2011年01月08日 | バレエ・ダンス
何年か見ていると
いつまでも25歳ぐらいの若手だと思っていたり、
逆に、このポジションでこの役なら40歳ぐらいだとずっと思っていて
調べてみたら意外と若かったり、
なんだかダンサーの年齢がよくわからなくなってきたので
すごいやっつけ仕事ですが
気になったので作ってみました。

 → ここ

劇場公式HPや劇場売りパンフレット等をもとに
卒業年が判明していて、
なおかつ、
名前の日本語表記がある人に限定しています。

卒業年の中は名字のアルファベット順。
年齢は今年2011年から生年を引いて算出。
おおよその人はまだ1歳若いと思いますが
誕生日を考慮して、、、とかが面倒だったので。。。
目安と思ってください。

フィールソワ、アルヒプツォフ、アルジャエフ、マラーホフ、など
日本でもお馴染みのダンサーでも、
卒業年が不明な人は載っていません。

ツァルはソロヴィヨフ系だと思っていたから
30代後半~40歳だと思っていたけど、若かった。
オマールって、あのビジュアルでここ数年見ているから
もう30歳ぐらいだと思っていたけど、まだまだ若かった。
98年組はもう30歳を過ぎていたんだ。
私がヴェンシコフをチェックしたのは
2004年1月「白鳥」のハンガリーみたい。
入団3年目でも、ソロの役が付くんだなあ、
ってか、22歳だったのか!とか、
クリギン(父)はルジと同じ年の生まれで今年48歳。
(卒業年は1年違い。ルジが「早生まれ」にあたるのかな)
06年の闘牛士(黄)って43歳だったのか。
と、いうか、ハンス(ヒラリオン)@04年は41歳かー。
(もっともっと若く見えたぞ!)
そういう計算をするのも楽しい、、、かな?


などなど。
一覧表にしてみて、しみじみ。
そして会場で配られる配役表、
同じ役の名前の表記順は
アルファベット順でも
ロシア語表記順でも
階級別でも無さそうです。
わからんなー。


劇場公式をこんなにじっくり見たのは始めて。
女性陣の写真は知的な表情でステキ。
(シェスタコワは仕事のできる女性キャリアみたいだ)
クリギン(父)は、プログラム公式写真より
ずいぶん凄みがある。 → これ
ニキータ君の方はアイドル系。 → これ
アミューズあたりの俳優一覧に紛れてもOKではなかろうか。
んでもって、マラーホフさんがコールドに入っているのが謎。


余談ですが、ニキータ君が、
父と同じ闘牛士(黄)!と騒いでいましたが、
父と同じ役、ということでは、
ロマン君のハンガリーもあったよね。


追記
ルダコも98年組です。
元気にやっているかな?
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「白鳥の湖」シェスタコワ&プハチョフ/レニングラード国立バレエ

2011年01月08日 | バレエ・ダンス
忘れないうちに。

ポーランド(マズルカ)の男性のヒゲって
それぞれ微妙に違うじゃないですか。
あれってやっぱり、自分に似合うヒゲを
各自で追求するんでしょうか。
バレエ団の衣装部に細ヒゲ、太ヒゲ、クルリン太ヒゲetc.があって、
自分に合うヒゲをセレクトするんでしょうか。
「Myヒゲ」としてキープしてるんでしょうか。
自分に合うだろうヒゲを他に人に取られ
なおかつ在庫がなければ、
違うヒゲをつけざるを得ないんでしょうか。
で、選ぶ順番は、やっぱ学年順なんですか?

2幕、絶好調の黒鳥がセンターにいるけれど、
下手の、オマール、モロゾフ、ヴェンシコフ、ニキータ、の並びが
とっても気になって困りました。


続きはあとでー。


続き
今日のお席はC席1階46列センター。
舞台からちょっと遠いけど舞台全体は見やすいです。

ここの白鳥は、見ると「安心」というか。
これだよなー、と思うし、
ここのお家芸だよなー、とも思うし。
オーナー交代のあたりでいろいろゴタゴタはあったけど
持ち直したなー、ってかんじがします。
やっぱ、群舞が良いのですよ。
揃えて踊る、だけではなく、
物語の輪郭をちゃんと作っている。
宮廷も湖も、群舞があるからこそ
物語に血が通うんですね。
以前より、若干揃わない部分もあるけれど
根底にある、なんですか、「精神」ですか、
それは健在なんだなー、としみじみ思いました。
2幕、4幕の白鳥たちは圧巻です。
ファンで幸せ~。

シェスタコワは、今季は調子が良さそう。
昨年だけが不調だったのかな。
すべてのフォルムが美しい、の一言。
上体のライン、腕の動き・・・、溜息です。
儚い白鳥も好きだけど、
黒鳥も迫力ありますよね。
32回転は全部シングルなんだけど、
一回転一回転が、いちいち力強い。
黒鳥の魔力が段々パワーアップしていくようだった。

プハチョフは、とっても自然なヅラです。
知らない人が見たら絶対地毛だと思うでしょう。
長身で、適度に肩幅があり、長い手足は
実にノーブルです。
遠目からでもマイムとか、とても優雅。
踊りもダイナミックで、なおかつ美しいです。
手足がすっきり伸びています。

ロットバルトはツァル。
思いっきり踊って、
思いっきりワルモノです。

トロワは、ヤパーロワ、チーカ、コリパエフ。
コリパエフは、「これくらい」のポジションならOKですね。
そつなく踊っています。
身長的に、もうちょっとシャープさがでれば
さらに見栄えがするかな。
今後も頑張って。
ヤパーロワは安定感がある。
チーカは、もうちょっと前に出てもいいんじゃないかな。
ちょっと大人しめなような。

4羽の白鳥。大・小、きっちりわけられるようになりました。
小さい方は小刻みな動きが揃っています。
大きい方は踊りも大きく、見ていて気持ちがよいです。
3幕(4場)の2羽の白鳥も、
とても美しいフォルムです。

2幕(3場)の各国の踊り。
カミロワがスペイン入り。
ノヴォショーロワの迫力には及ばないものの
本人比では妖艶。
男性二人は当たり役だね。
似合いすぎ。
ハンガリーのセンターはセミョーノワとヴェンシコフ。
美男美女で目に楽しいです。
マズルカは上に書いたとおり
ヒゲについていろいろ考えてました。
男性陣、ヒゲが似合いすぎなんだよなー。
イタリアはクズメンコとニキータ。
溌剌とした踊りでした。


【配役】
オデット/オディール:オクサーナ・シェスタコワ
ジークフリート:アルチョム・プハチョフ
ロットバルト:ウラジーミル・ツァル

王妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アレクセイ・マラーホフ
パ・ド・トロワ:
 サビーナ・ヤパーロワ、ユリア・チーカ、ニコライ・コリパエフ

小さい白鳥:
 ユリア・チーカ、エカテリーナ・ホメンコ、
 ナタリア・クズメンコ、マリーナ・ニコラエワ
大きい白鳥:
 ヴィクトリア・クテポワ、ダリア・エリマコワ、
 マリア・グルホワ、ユリア・カミロワ
2羽の白鳥:ダリア・エリマコワ、エカテリーナ・クラシューク

スペイン:
 ユリア・カミロワ(白)、アンナ・ノヴォショーロワ(黒)
 デニス・モロゾフ(白)、アレクサンドル・オマール(黒)
ハンガリー(チャルダッシュ):
 オリガ・セミョーノワ、ミハイル・ヴェンシコフ
ポーランド(マズルカ):
 エレーナ・フィールソワ、オリガ・ラヴリネンコ、
 アーラ・マトヴェーエワ、エレーナ・スヒーフ、
 イリヤ・アルヒプツォフ、アルチョム・マルコフ、
 パーヴェル・マスレンニコフ、ロマン・ペトゥホフ
イタリア(ナポリ):ナタリア・クズメンコ、ニキータ・クリギン

指揮:パーヴェル・ブベルニコフ
管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
コメント (2)
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