きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

北横岳 登山 2009年6月

2009年07月30日 02時34分36秒 | 山歩き
今年の梅雨は長引いている。今週、予定していた夏山登山を8月へ延期した。
とても、楽しみにしていたので残念。

で、とりあえず先月の一回目の登山報告(八ヶ岳連峰・北横岳:長野県茅野市)

先月26日(火)初めて登山靴を購入、二日後の28日(木)八ヶ岳連峰の北横岳へ日帰り登山。憧れの八ヶ岳の山へ登れるなんて夢にも思わず、感激で小さな胸もはずみ、嬉しさいっぱいの登山。ロープウェイで一気に2240メートルの登り口へ。
そして、山頂の2480メートルまで夏の高山植物を楽しみながら歩いた。



何よりも驚いたのは6月だというのに桜(タカネザクラ)が満開。

疲れを覚え、うつむき加減に登山道を歩く、、、あれ?桜らしき花が落ちている。え?桜?6月なのに? 見上げると確かに桜の樹が・・・
小鳥についばまれて落ちたのか、落ちたばかりでまだ新鮮な桜 小さな虫が蜜を吸っていた。




ハイマツの松ぽっくりも可愛い顔をあちこちから出している。ハイマツの枝は至極柔らかい、積もる雪の重みに耐えるための工夫、その柔軟さに手折ることは、驚くほど難しい。
私は松ぽっくりが大好きで、旅へ出たときには必ず収集している。然し、大王松の松ぼっくりだけは頂き物、いつかは自分で拾ってみたいと思っている。(長崎の某ゴルフ場にはゴロゴロ転がっていると聞いた)

★山の谷間の残雪、高山植物、6月の桜のお花見、厳しい条件中でも育ち奇怪な形で立つ樹木、山の自然に癒され、そして厳しさを観た。



★山頂にてランチタイム 
おむすび弁当を自宅玄関に忘れた為、茅野市のかまどやさんでお弁当を手配した。山頂では、ガスバーナーでお湯を沸かし、お味噌汁とコーヒーは温かく口に入る。
お湯が沸く間にオカリナでコンドルを吹いた。けど、オカリナは割れ気味な音、残念なことに目に見えぬヒビが入ってしまったようだ。
しばらく山頂でのんびりランチ&散歩タイム、その後下山を始める。昇るときより早いペースだ。中間の七ツ池のお花畑で写真撮影。


七ツ池 湖畔の小さなお花畑 可愛くて、可愛くて 兎に角可愛い!!


★七ツ池で遊んだ後は、最終のロープウェイ出発時間に間に合うように急ぎ足で下山


出発時間に余裕の到着、ロープウェイ乗り場前の庭では、キツツキが山の自然を守る為に募金活動をしている。リュックを下ろし100円也を募金箱へ投入。
最終のロープウェイに15分弱揺られる。下を見るとレンゲツツジが満開だ。歩くと1時間の距離。レンゲツツジ咲く山道 歩いてもいいなぁと思った。


    「蓼科湖」

★横岳ロープウェイ乗り場から、車で蓼科湖へ移動。湖畔では、お花の撮影とスケッチを一枚。
湖畔のベンチに靴を脱いであぐらをかいてスケッチを始める。私はすっかり山男気分♪ ついさっき登った北横岳が静かに湖面に映る。

  左側 「蓼科山:別名諏訪富士」  右側 「北横岳」

★汗を流すために蓼科湖から諏訪湖湖畔の片倉館を目指して走る。 太陽が落ちる頃、、、温泉に浸かるのを遅らせて、シロツメクサの絨毯に座り、諏訪湖の夕景を心ゆくまで堪能した。
 

★菖蒲と片倉館★


外観は、とても日本のお風呂屋さんとは思えないヨーロッパ風な佇まい。
お風呂は私の胸が隠れる程の深さ、風呂底には小石が敷き詰められ、歩くと足の裏への刺激が気持ち良い。ウィークディのせいか、入浴客は少ない。のんびりと温泉タイムを過す。
まったり温泉の後は諏訪湖湖畔のレストランでディナータイム後帰路に着く。




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ヤットコセー ヨイヤナー♪

2009年07月26日 23時33分13秒 | 国内旅行
海の近くに住む知人から「美味しいもん食べにおいで~」と、誘いの連絡が入った。花より団子の私は即飛びついた。ランチタイムに到着、ビールをいただきながら海の幸と久しぶりのおしゃべりを堪能した。


    
      一例:「サザエさんのバター焼き」 うんまかった~♪


お腹も満足した後、奇祭と言われている鯛祭り見物へ魚広場まで歩いた。

  

長さ10~18mの竹と木の骨格に白い布を巻いて作った鯛4匹が海の男たち達にかつがれ、グラウンドを練り歩き、大漁祈願に神社御仮屋に突入してクライマックスを迎える。


   ↑激突の瞬間!



普通のお酒が、竹の筒に入ると、お神酒に変身する。

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古代ロマン

2009年07月25日 23時39分38秒 | 自 然
古代遺跡から発掘された種を、大賀博士が発芽させ 「大賀蓮」オオガハスと命名されたロマン溢れる蓮。

       

仕事が半ドンであがれた22日(水)K市のM公園へ、迷子になりながらも何とか3時半頃に到着。午後の昼下がりだけど、未だ咲く花を見ることができた。
夏休み中の男の子二人が魚獲りに来ている。絵描きさんも一人鉛筆を走らせていた。そこに仕事あがりの主婦が一名。。。 決して広くない蓮池に四人の人間が遊んだ。





                               

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劔岳 点の記

2009年07月24日 19時12分24秒 | 徒然に。。。
劔岳 点の記
登山を始めた私にとっては、待ちに待っていた映画だが、ただの登山だけの物語ではない。
点の記・・地図を作る為の三角点設定の記録。軍の陸地測量部と民間の登山部の競争と立山信仰が絡み、物語が進んでいく。

山のロケは全て富山県 劔山にて、下界のロケは愛知県犬山市の明治村にて。2008年明治村でのロケに偶然遭遇した。そのシーンが出たとき、あ!あの時の夕方のロケと直ぐに分かり、うんうん この時すぐ傍にいたのよぉ。。と、映画には関係ないけど。。。
兎に角、剣岳の四季の映像が素晴らしい そこに一緒にいるような錯覚を覚える時もあった。
800円也のパンフレットを購入、普通は500円だけど、300円高くても山好きなら、欲しいと思う美しい劔岳の写真入りのパンフレットだ。

主人公の柴崎芳太郎役の浅野忠信を昨年の映画「母べえ」で初めて知った。とても優しい顔立ちの好青年、母べえを見終えたときには、すっかりファンになっていた。劔岳の彼は、母べえとは違う顔の表情を見せていた。役によって、こんなにもイメージを変える彼に懐の深さを感じる。

                

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世紀の天体ショー

2009年07月22日 21時25分14秒 | 徒然に。。。
今日の皆既日食を最近のシュースで知った。特殊メガネを用意できずにいたので観察は無理だろうと諦めていた。
事前に、この地方は九時半頃から12時15分頃まで観察できるとの情報を持っていた。
仕事中だけど、窓を開けては時計と空をにらめっこ・・・同僚から11時07分がピークとの情報を得る。

そして、10時58分 本社へ戻る道路上、空を見上げると薄雲のベールを通して太陽が三日月に見えた!「あー!これだ!これが部分日食だ!」太陽と地球の間に月が入り一直線上に並んだ瞬間を肉眼で確めた。私は感動を覚え、思わず無駄だとは承知でデジカメのシャッターを切った。この写真には写らなかったけど、三日月形の太陽がハッキリクッキリと、目に焼き付けた。もし、晴天だったら観ることのできない部分日食だった。
2001年11月のしし座流星群と共に、私の記憶に残る世紀の天体ショー。次回の皆既日食は26年後、、、うむぅ。。

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