「 書院造りの有る和室の続き間 」
6月22日(土)
毎月の第四土曜日、楽しみにしている篠笛お稽古です。
よんどころ無い事情が無い限り参加しています。
今朝はいつもより早く家を出ました。
やはり、駐車場には車の数は少なく、スタッフさん達だけです。
門をくぐり土間の玄関から上がりこみます。
一つの部屋を通り抜け、廊下を西に進み、南に折れます。
すると、和室の続き間が目の前に。
↑ 続き間
縁側のガラス戸は一枚ガラス。
ガラス戸越しの静かな庭の風景が一番乗りのご褒美。
自由参加の講座、当日の開始時間まで何名集まるか分からないのです。
今日は幾人集まるのでしょう、、、
とりあえず、六枚の座布団を並べました。
↑ 書院造りの有る部屋
床の間の掛け軸は上村松園の序の舞。
自分の座る場所を決め折りたたみの楽譜立てをセッティング。
今日使う笛は七本調子、楽譜は二冊と鉛筆。
そして、心静かに先生を待ちます。
☆ 今日のお稽古内容
座布団は5枚埋まりました。
練習曲は会津幻想曲、10月の発表会の合奏曲です。
4人で各パート交替で吹くことにより苦手な箇所の練習ができます。
数回繰り返した所で小学3年生の女の子が飛び入り参加。
先生は、笛の持ち方から息の出し方を教えます。
その指導が初心者の私にも大変役に立ちました。
終る時間まで会津幻想曲と童謡を交替で練習。
初心忘れべからず。
私たちも彼女の練習に付き合います。それが、とても勉強になるのです。
私の場合、甲音(カンオン)の出だしを強く吹いてしまうのです。
隣りに座る小さな彼女の耳にキツイ音が入らないように、おさえておさえて吹きました。
1時間弱の練習時間、彼女は初めて篠笛を持ったのに、ほたる来い・かごめの二曲を吹きました。
普段、地元のお祭りのお囃子で太鼓を叩いているそうです。
来年は4年生になり横笛を持つのだそうです。
力強い眼差しを持つ女の子、来月も参加されるのを楽しみにしています。
私も練習に励まねばー
あ、力を入れちゃダメダメ 優しい音色を目指さねば♪
※ 補足(篠笛用語)
篠笛はそれぞれの1本の笛で3オクターブ出せます。
呂 音(りょうおん)・・・ 低音域
甲 音(かんおん)・・・・ オクターブ上の音域
大甲音(だいかんおん)・・ 3オクターブ上の音域
一般的には1本調子~12本調子まで。(数字の若いほうが低い音域)
私は6本調子・7本調子・8本調子を使っています。