きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

二度目の岩村城跡

2020年10月27日 01時02分26秒 | 城跡巡り
10月25日(日曜)
二度目の今回は、正式な登城口から登り、未踏の藤坂・初の門・一の門・土岐門・畳橋跡・大手門。
そして、六段壁を仰ぎ見ながら本丸跡地へ。


 登城坂(藤坂)
大手道一番難所の坂道です。


初門を過ぎると、直線的に伸びていた登城坂はカギ形に大きく湾曲する。
有事の際に敵方を足止めするための工夫。


↑ ヘアーピンカーブ
勾配のきつい坂道です。
普通に歩いていても汗ばむほどで、上着を脱いでリュックに詰め込みました。


↑ 土岐門手前の石垣

 土岐門
岩村城 大手道第二の門


土岐氏との戦の勝利後、建物の部材を移築して造られたという伝承が残っているそうです。


↑ 同上(標高670m)

 畳橋跡


右側の石垣は三重櫓跡、反対側は大手門。
大手門を過ぎて、しばらく歩くと六段壁が迫ってきます。

 六段壁 

↑ 正面之図



↑ 斜め横之図



↑ 側面之図



↑ 六段目から見下ろして


 復 路
本丸跡地の下側の帯曲輪を周り、南曲輪の途中まで足を伸ばしました。
そして六段壁の正面に出ます。そこからは往路と同じコースで下山。

↑ 藤 坂
下りの方が勾配のきつさを感じ足運びは慎重に。

 岩村城跡の名所絵図

今回初めて見学した場所は赤線の囲みです。
残す未踏の箇所は、南曲輪の奥の方だけになりました。

 岩村城址の植物

↑ 本丸石垣のアザミの花


↑ シシウド?
大手門の石垣の下に咲きます。
初めてこの地を訪れた二年前も同じ場所に咲いていました。


↑ 同 上

 岩村歴史資料館の庭にて

↑ 楷樹(かいのき)の紅葉
葉の並びが楷書の語源。
説明文を読んで、思わず、、、達筆になれますように・・・
大正4年(1915)に中国から種子が持ち込まれた日本では珍しい名木。
今日の記念にスタート時刻の午後2時撮影。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

阿木城跡と自然観察

2020年10月25日 19時16分53秒 | 城跡巡り
「 明智鉄道明知線 阿木駅  」


10月第4日曜、二つの城跡巡りをしてきました。

一つ目は阿木城跡。
阿木駅前に道案内の看板が設置してあります。


 阿木城跡
住所:岐阜県中津川市阿木大門前(通称・城ガ峰)
・標高541m ・比高約60m
戦国時代末期に造られた石垣のない山城です。
主な遺構は主郭・虎口・切岸・土塁・堀切および各曲輪。


↑ 現地の縄張り図
主郭(しゅかく):東西南北約30mの円形に近い本曲輪、本丸とも言う主郭の最上部。
虎口(こぐち) :いわゆる玄関、小高い土手にはさまれた狭い通路。
切岸(きりぎし):曲輪の外回りを人工的に急傾斜にした斜面。阿木城本丸においては5mの高さ。
土塁(どるい) :土を小高く盛った場所。
堀切(ほりきり):山の尾根を断ち切って設けた堀。
曲輪 (くるわ):山の傾斜のなかの平らな場所。


↑ 虎 口 :城への入り口
両脇の小高い土手の上から侵入してきた敵を一網打尽。
この道の先きは、本曲輪へ繋がる大手道となります。


↑ 大手道 
杉木立の眼下には、阿木の家並みと阿木駅が見えます。
丁度、珍しく4両編成の電車が駅に入って来ました。
何かのイベント電車だったのでしょうか?


↑ 本曲輪の城址跡看板

参考資料サイト 城びと 堀の役割と種類

阿木城址の遺構の写真が少ない理由は、、、
緑濃い山深くにある各遺構は、他の自然との区別付け難し、、
と、共に私のカメラ技術の拙さゆえ、、、
興味ある方は、岩村城跡とセットで現地へ足をお運びください。
と、言う訳で、ここでは植物観察に時間を費やしてしまいました。

 阿木城跡の植物

↑ ハダカホオズキの実


↑ 同 上 葉


↑ 同 上 実
ナス科の植物です。


↑ ヤブコウジの実
地面を這うように蔓延るのですが、杉の木の樹皮まで蔦を延ばしたようです。
野鳥が食べて種を運びます。


↑ ササユリの実
他のユリと同じく、完璧に乾燥すると割れて種が零れ落ちます。
開花中の花姿はどこへやら・・・
子孫を残すための姿なんですね。
今回、初めて清楚なササユリの実を見ました。

・きのこ類

↑ スッポンタケ 
現地ではキヌガサタケの子供と勘違いしました。


↑ 同 上
根元は液体のようなものが入った卵状態です。
初見初撮り、帰宅後名前が判明。
食可だそうです。が、いまいち食指が動きません、、、



↑ マゴジャクシ 
今なでに見たことのない、異様な存在感のあるキノコに遭遇し夢中になりました。


↑ 同 上 真上から
切り株に立つキノコ。
かさの表面は甲虫類のような堅さ。


↑ 同 上 カメラレンズと比較して
今回、他のどれよりも一番時間をかけて撮影。
初見初撮りです、帰宅後名前が判明。


↑ ホコリタケ
胞子を飛ばす穴が、まだ開いていません。

 空を仰いで


下山途中、ガサッ・ガサッサ! 近くで何かが動きました。
しばし緊張のフリーズ状態、、、カモシカらしきものが飛び跳ねて逃げました。
鈴を持ち合わせておらず、大きな声でドレミの歌をうたいました。
駐車場近くまで下りて、ほっと空を仰ぎみて、、、ガマズミの実でしょうか?

※ 二度目の岩村城跡へつづく

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シロバナイヌタデ

2020年10月23日 20時03分07秒 | 自 然
「 白花犬蓼 」


近所の緑地公園を散歩していて珍しい野の花をみつけました。
なんと!! 白花のイヌタデです。
生まれて初めて見ましたので、興奮しながら激写してしまいました。
でも、残念ながらスマホ画像です。またコンデジを持ってでかけてきます。



奇遇なことに、、、この地ではシロバナタンポポも見つけたこともあります。
白が出やすい土壌・気候環境なのでしょうか?
大きく育ったもみじ並木の散歩道、その道端に小さな群生で咲いていました。


↑ 10月23日現在の紅葉状況
例年、本格的な紅葉は11月に入ってからです。

 山 柿
今季、園芸種の柿は不作だと聞きました。
山柿は、ごらんの通り豊作状態、たわわに実っています。



でも、甘柿ではないですから、、、干し柿にして食します。
とても美味しい干し柿になりますよ~
ここは、公園だから採集してはいけないんですよねぇ、、、

※ 追加写真 10月26日



コンデジで撮影してきました。
開花の花は一つもなく、蕾ではなくて実なのでしょうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘッドフォン

2020年10月22日 22時04分24秒 | ハンドメイド
「 MDR-CD900ST 」


13年前頃からパソコンで音楽をやるようになりました。
その時、友人からモニター用ヘッドフォンを頂戴しました。
ずーと机の上に置いて使っていたのです。

今日、たまたま出掛けたホームセンターで、お洒落な金具を見つけてしまって・・・
衝動的に、ヘッドフォン掛けにしたら素敵じゃないかしら~ ♪



プラスのネジ回しをクルクル回しても入っていきません。
うむぅ、、、
態勢を整え、全体重をかけてグルグルル~~~ !
やっと、ネジが固い木にメリメリ~~と、入って行きました~


↑ 完 成
パソコン机が広くなり、使いやすくなりました ♪

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の夕焼け

2020年10月21日 22時56分56秒 | 自 然
「 秋の三日月と夕焼け 」


最近、秋と春の三日月の違いを知りました。
秋の三日月は縦、春の三日月は横に寝ています。
そういえば、ここ最近見る三日月は確かに縦に立っています。



近所の一級河川の川面に夕焼け空が映りました。
寒くなると渡り鳥の鴨たちが飛来します。
でも、未だどの一羽も姿を見せません。
静かな秋の夕暮れ時でした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする