きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

ハイキング

2010年07月31日 22時12分53秒 | 山歩き
 ←地図はサムネイル表示、画像をクリック願います。

白い点線=昨年の6月に歩いた道。  赤い点線=今回歩いた道。


昼時の12時頃に「根の上高原」の駐車場に到着した。
芝生広場の横に建つ「あかまんまロッジ」さんで、地図の購入と高原の歩き方を指南していただくつもりだ。
玄関の戸を叩く、声をかけど返事はない。
玄関横には、お留守番のワンコがいるけど、吠えもしない優雅な姿だ。
(サムネイル)
↑ はなちゃん♪


ロッジの周りをウロウロしていると裏庭から電動鎌の音が聞こえてきた。
作業中の宿主さんに客である旨を伝え、ロッジ内に入れていただく。

エアコンの必要のない涼しい室内で、煎れたてのホットコーヒーをいただく。
おや?この味は、コナ??? うん、これはコナ以外にないだろう。
なんと!こんな山奥でコナ珈琲を味わえるなんて・・ つい、頬が緩む。
豆は、宿主さんのハワイの友達から送ってもらっているそうな。それをブレンドしていると言う。
サッパリ感の調合におかわりをしたいほどだった。
おつまみのクッキーに添えられている手作りの2種のジャムも絶品だ。

宿主さんの趣味の一つ、ウォーキング等のお話しで会話も弾むが、時間が足らなくなるといけないのでロッジを離れる。

玄関で見送りに立つ宿主さんに、愛犬の名前を尋ねると「はな」と、答えが返って来た。

★午後1時から、感と地図とコンパス頼りのハイキング。病み上がりのリハビリハイキング、スタート!
歩き始めると、涼しい風が吹き抜けて行く。流石に海抜900メートル級の高地だ。



池の北側に咲くノリウツギの花。向こう岸がゴール地点だ。さて、何時間かかるかな?




↑展望台へのなだらかな坂道


↑木苺の実に似ているけど、凄い高い木の木の実だ。食べれるのかなぁ?


↑展望台入り口から、おおよそ500メートル歩いて到着。
快晴ならば中津川市街が一望なのだが、生憎の曇天の為に視界不良。
手書きの青い稜線が高峰山945m。赤い稜線が御嶽山3057m。


↑オカトラノオの花。草丈は小さく房状に可愛く咲いている。


(サムネイル)

↑ 可愛いキノコだけど、二つとも食用ならず。


↑ハイキングコースから外れて獣道を歩く。目標は池の南西へ。
昨夜の雨が熊笹に残り、靴とズボンが濡れる。「しまったなぁ、防水スプレーをかけておくのだった」

道無き道を進む。うっそうと陰った山道では少し不安になるが、しばらくすると目の前が明るくなり建物も見えてきた。「ほっ 」と、安堵するのもつかの間・・・
知らない間に某団体所有の私有地へ迷い込んでいるではないか、、公道へ脱出して立ち入り禁止地区だと知る。


↑再び公道から外れ林道へ進む。
落ち葉が積もりフワフワと気持ちよい山道だ。
マウンテンバイクのタイヤ跡が泥道に残っている。
今しがた走ったばかりのようだ。



↑熊笹の山道で綺麗な鳥の羽を1本拾う。こんな美しい色を持つ鳥は???
 こんな綺麗な拾い物・・・ これだけで素敵な一日になる。




↑目的地の池のほとりに到着。
池の堤防を歩いていると「翡翠」が、水面を鳴き声もせずにスー!と飛ぶ姿が目に飛び込む。もしかして、サッキの羽は翡翠か?期待に胸が膨らむ。

「ノギラン」が群生している。地味な色だが蘭と付くだけあって小さいながらも美しい花だ。
この渋さ加減は茶席に似合うだろうなぁ。

湖畔、南西ゴール近くに設えてあるベンチで少し休憩をとる。地図を広げて、歩いた道と時間を確認した。
おおよそ、2時間のハイキングを楽しんだことになる

自宅に戻り検索して「カケス」の翼の羽(初列雨覆)と、判明。
現地で羽を手にした時、模様のない部分は見事な漆黒だったが、自宅に戻ると薄墨色に変化していた。
宝物が一つ増えた。
コメント (4)
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森林浴ランチ

2010年07月30日 22時12分38秒 | 徒然に。。。
急に田楽ランチが食べたくなった。
車を田楽屋さんへ走らせる道すがら、渓谷へも寄ってみた。
人気の渓谷、週末は凄い渋滞の林道だが、流石に平日だ。行き交う車も数えるほど。

狭い林道、スピードをグン!と、落とす。
あれ?変な花が目に入った! 車を道端に急停止。




初めて見る花だけど、これは確か・・・「姥ゆり」ではないかな。
高さというと、私の背丈ほどの155メートル弱。
写真の姥ゆりは見たことあるが、本物の姥ゆりと初めての対面!
なんてインパクトのあるユリだろう。。。

シャッターを切っていると。。 老齢の女性が小走りで近づいて来た。
「あ~、貴方 この花の写真を撮ってくれたのね」
「ありがとう、ありがとう、見てくれてありがとう。私はこのお花の世話をしているの」
「あ!先生に姥ゆりが咲いたと電話しなくては。。」
彼女は、興奮気味に携帯を取り出し連絡をしている。
そして、携帯カメラで過去に撮った姥ゆりの花を私に見せた。




   「姥ゆりの蕾」


※蕾は垂直だが、咲き始めると水平になるらしい。

★樹木も橋の欄干もコケに覆われ凄い湿度だ。
車を置いて、湿度の高い渓谷をしばしの時間デジカメ散策後、目的の田楽屋さんへ・・・





県道の道端に群生している白い花をみつけた。
近づくと爽やかで可憐な花の群生だ。
これも初めて見る。私のコンデジのマクロ撮影機能では写しきれない。
PCに取り込んで、拡大して初めて見えるマクロの世界。
白い花弁は五弁、花弁の間に黒い玉が付いている。
花の集団の中の黄色い部分では、アリが蜜を吸っている。
お花の名前はこれから調べよう。
(注:知っている方がおられたら教えていただきたいです。)


白い花の近くに飛んで来た綺麗な蝶。


★やっと、田楽屋さんの玄関前に到着。 昆虫捕りの親子の姿が夏休みだなぁ。

  

 注文したのは、夏バージョン山かけ丼&田楽。
山いもの中に千切りキュウリが入っていてサッパリとした食感だ。
巴川の流るる音を聴きながら、ほぼ完食。



コメント (9)
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風景スケッチ練習

2010年07月24日 21時16分38秒 | 風景スケッチ
                     「香嵐渓のひまわり」

今時、元気がいいのは向日葵ぐらいかも・・

梅雨が明けてから毎日の猛暑日・・ 
寒いのも嫌だけど、暑いのも嫌だなぁ。。。
な~んて、こと言ってると何も進まない。
そろそろ、スケッチも始めないと、又忘れてしまう危険がある。
たまたま、友人家族が小さい子を連れて遊びに来ていた。
皆で、川遊びに出かける事にした。




3時のおやつは宇治金時かき氷を注文。 
一時的だが体が良く冷え、ほっと一息つく。




紅葉で有名な香嵐渓、巴川で遊ぶ人々の隙間で一枚のスケッチ練習。
時間がたっぷりあったので、汗を流しながらも、のんびりと鉛筆描きを楽しんだ。
現場での彩色は完成せず。

自宅にて重ね塗り




「7月の香嵐渓」
                            鉛筆・透明水彩・F4号
コメント (3)
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花火見物

2010年07月21日 12時24分20秒 | 徒然に。。。
7月19日(火)海の日
名古屋港花火大会、ブルーボネットから初めての花火見物。
浴衣姿を粋に決めての花火見物を考えていたけど、この暑さ・・・浴衣姿は断念し、涼しい軽装にした。
おにぎり弁当&アイスポカリ&アイスコーヒー&うちわ&クールネック用保冷剤&敷物を車内に積む。

午後4時半頃、ブルーボネット駐車場到着。
入場ゲートには、数人が並び始めているが列には加わらない。
少し早い夕食を車内にて摂る。
おにぎり弁当の半分を腹に収めてから、入場ゲート前の列に並んだ。もう、100人ほどに増えている。五時半、ブルーボネット園内に入場。
受付にて、「お弁当&ドリンク呑み放題」と、いう事を知る・・・凹○ コテッ

花火大会は、午後6時半開演。
おおよそ1時間半の貴重な待ち時間だ。(通常閉園時間は午後5時)
普段見る事のできない時間帯のブルーボネットをデジカメ片手に散歩した。




















この夕焼け空が見え始めると、挨拶の終わった館長さんがステージに現れ、「こんな美しい夕焼けをブルーボネットで見るのは初めてです」と、マイクを握り一言。
館長さん、何かを言わずにおれない程の感激だったに違いない。会場の私も、その言葉にうなずく。花火にも負けぬ美しい夕景だ。


多くのカメラマンたちも三脚を立て、バズーガー並みの望遠レンズを装着しスタンバイOK!
「花火よ、いつでも来いっ!」




花火見物に下りてきたと思った鳥さんは、最初の花火の音で飛び立って行ってしまった。。。

(注)コンデジでの花火写真&動画は全滅でした。
   打ち上げ会場までの距離が思った以上に長い為と思われます。
コメント (5)
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借りぐらしのアリエッティ

2010年07月20日 00時14分41秒 | 徒然に。。。
7月17日(土)
ジブリ映画、新作品のペアチケットが当るキャンペーンに応募していた。
ラッキーな事に当選し、つい先日ペアーチケットが届いた。
封切り日、親子で近所の小さな映画館へ「借りぐらしのアリエッティ」を観に出かけた。
ジブリ作品は必ず親子で観てきた。これからも、きっとそうだろうと思う。

前日の夕刊に「借りぐらしのアリエッティ」の紹介記事が載っているのを見つけた。
なんの知識もなかったが、夕刊記事で映画の物語の勉強。
原作は、イギリス国の書籍だと言う。

床下に住む元気な小人の女の子と、病弱な人間の男の子(翔)二人の交流を主体に映画は進む。
人間に見つかると、その家を引っ越さなければいけない宿命の小人たち。

別れ際、男の子の言葉「アリエッティ、君はずーと僕の心臓の一部だよ」
その言葉に、私はいきなり涙腺が緩み涙が溢れ落ちる。
二人が、離ればなれになっても、生きていける言葉だね。

借りぐらしのアリエッティ公式HP
コメント (2)
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