「 ジャンタル・マンタル天文台の日時計 」
☆ インド3日目、ジャイプール観光
5月14日(月曜)
《1》 世界遺産ジャンタル・マンタル天文台
インド北部に5つの天体観測施設、そのうち一番大掛かりなジャイプールの天文台。
一番の特徴は、全て石造りなのです。
世界最古という事でとても楽しみにしていました。
↑ 入り口付近
↑ 二重赤道日時計(暦を作るための観測儀)
↑ 反対側の少し下向きの赤道日時計
↑ 同上の二重赤道日時計の中心部
見やすいように画面を明るくしてトリミングしました。
でも、説明をうけなければ理解できませんよね。
説明を受けても良く分かりませんでした。。。
雰囲気だけでも伝わればと思います。
↑ 日時計(サムラートヤントラ)
↑ 現地ガイド氏による日時計のメモリの数え方の説明
↑ 太陽の影の線、ただいまの時刻は午前9時10分。
全体に影ができると正午です。
↑ 北極星を見つける観測儀
↑ 同上の観測儀・・・見学者の指が見えますか? あそこに北極星が見えるのだそうです。
↑ 天体観測儀
二つで一つの観測儀、階段の所に学生が座り観測の手伝いをするのだそうです。
反対側の観測儀は階段の部分に天体が表示されています。
※この観測儀について説明不足ですみません、引き続き勉強します。
↑ 天体観測儀の説明を受けている団体。
当時は占星術が盛んだったようです。
その為の観測儀でもあるのかなぁ。。。
集中して説明を聞けませんでしたので記憶が曖昧です。(ごめんなさい)
この説明のあと星占いをしてもらえまして、ラッキーストーンを教えてもらいました。
その上に手相占いも有り、、、なんと!当たらずとも遠からずなのです。
↑ 魚座
↑ 不思議な道具。。。気になりますが、、説明受けれませんでした。
↑ 出口付近から
スケジュール時間が有る為、一番奥の大きな日時計までたどりつけませんでした。
今後、訪れる方は見逃さないでください。
18世紀に造られた望遠鏡等の無い石造りの観測機器が並ぶ天文台。
あの時代(日本は江戸時代)にここまで正確な観測機器を造り活用していたことに驚きました。
その形は、観測機としての役割もさることながら、とても美しい造形美であります。
ジャイプールの藩王、サワイ・ジャイ・シン2世が建造しました。
暦を作る事と自分の住む場所の正確な時間を知るこが重要だったようです。
《2》 シティーパレス
1727年アンベール城からジャイプールに遷都。その後200年以上ジャイプル王国の政治の中心地として栄える。
1947年インド独立の2年後インドに編入。
現在もマハラジャの子孫が生活し、一部建物は博物館等になっています。
ジャンタル・マンタル天文台から徒歩数分の距離です。
左隅の建物はムラバク・マハル(イギリス人設計による迎賓館)、
現在は衣装博物館、館内をガイド氏の説明を受けながら見学しました。
豪華な衣装や小間物・家具等が展示されています。
写真不可でした。
★ディワニ・カース(貴賓謁見の間)
↑ 世界最大の銀の坪、ギネスブックに登録されてます。
イギリスへ渡航の際には、この坪に水を入れて運んだのだそうです。
どれだけ大金持ちなのでしょう、、、うむぅ、、、哀しいかな庶民派の主婦には想像できません。
銀の坪の隣で腕組しているのはガイド氏。
皆の集合が遅いなぁと思っているのだと思います。。。
私たちは美しさに圧倒され言葉もないほど、我に返ればカメラのシャッターを押すだけなのです。
★壁飾り
↑ 天文学に詳しい聡明な藩王、サワイ・ジャン・シン2世の絵
↑ ディワニ・カースから・・・
二人の衛兵の姿が見えます、この壁の向こう側にチャンドラ・マハルが建っています。
↑ チャンドラ・マハル(月の宮殿)
↑ 大砲
王族が住む建物ですから、警備も厳重です。
《3》 風の宮殿(ハワーマハル)
城内に住む宮廷女性たちは、小さな窓から街の様子を覗いたり、涼んだりしました。
吹く風の循環で暑い時期でも涼しさが保てるのだそうです。
なんせ、、、インド滞在中に最高気温48度を二日ほど体感しましたので、涼みたくなる気持ちも分かるような気がします。
細工の美しい建物ですが奥行きはありません。
↑ 車窓より
記念撮影
※ おまけの情報
↑ 竹の足場
ピンクシティーという別名もあるジャイプールの街。
各所の建物には竹の足場が組んでありました。
美しさを保つため頻繁に外壁のピンク色を塗り替えるのです。
↑ 昼食のターリー料理、ドリンクはマンゴーラッシーを注文。
午前11時半に昼食、その後アグラへ6時間のバス移動。
※次回はアグラまでの風景です。