きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

リベンジ・愛岐トンネル群 2018 秋

2018年11月30日 23時45分15秒 | 山歩き
「 もみじとトンネル 」

苦手な電車を乗り継いで愛知と岐阜の県境のトンネル群を見てきました。

☆愛岐トンネルとは?
明治時代に開通し昭和41年に廃線となった旧国鉄中央線の定光寺駅から多治見駅区間の13基の煉瓦造りのトンネル群です。
廃線になり忘れ去られた煉瓦造りのトンネル群、ある事がきっかけで想い出されて、有志のメンバーの手作業で再び姿を現しました。
整備され公開されているのは、現在では愛知県側3号~6号トンネルまでです。


数年前のトンネル公開日、トンネル群の中のもみじの巨木が見たくて見学に参加。
でも、個人的事情のタイムオーバーで大もみじを見ること叶わず途中で引き返したのです。
当時、定光寺駅のホーム上には凄い人数が降り立ち、一歩間違えればホームから落ちるのではないかと危険を感じる程の混雑。
今回はそれほどの混雑も無く最後まで順調に足を進める事ができました。


↑ 入り口 午前10時
左手側の急勾配の階段は現在は使われていません。
正面の緩やかな階段を上って旧中央線の線路跡にたどりつきます。
(初めて来た時は左手側の急階段、ギュウギュウ詰めの山手線のような感じでした)


あまりにも嬉しくて記念撮影。(於・入り口)

(3号トンネル・76m)

↑ 最初の3号トンネル春日井口

1・2号トンネルはJR東海が使用中


↑ 実物大の蒸気機関車の垂れ幕
垂れ幕にちょっとビックリしましたが、こんなに大きな機関車が走行していたのですね。
乗ってみたかったなぁ、、、(乗ったのは明治村の蒸気機関車だけです)。
トンネルの内部の煉瓦は一部黒く煤けています。
オレンジ色はカビ類の色。


↑ 3号トンネル内部


↑ 3号トンネル多治見口
左手側の落石防護柵は使われなくなったレールです。


↑ 同 上


↑ 廃線跡の残存物展示(犬釘やスコップ等)


↑ 同  上  (電気系統に使われるもの?)
 追記 12/25
向かって右手側の白い物は陶器製の碍子(ガイシ)です。
電柱等の高い場所に付けて電気を絶縁させる役目を持っています。
以上、電気関係に明るい方に教えていただきました。


↑ 犬釘
一緒した友人が黙って指し示した方向を見ると、さっき見たばかりの犬釘が、、、
一瞬、お宝発見~~~~~!って、思えたほどです♪



↑ 竹林からの紅葉


ひとやすみ
今回持参した懐中電灯はネックレス型と提灯タイプのミニ懐中電灯、こむぎと夜の散歩時に使っていました。
小さくてもLED電球なので明るいです。
色は黄色、同じ物を首に下げていた人を3人見ました。人気色の懐中電灯なのかもです。


(4号トンネル・76m)

トンネルの手前の紅葉


↑トンネル春日井口を振り返って、、、


↑トンネル内部の小石
歩き難いのです、靴は厚底のものが良いと思います。
本格的なトレッキングシューズ履きの人々を見ました。


↑ トンネル多治見口

トンネルを抜け出ると、県下一と言われる大もみじの巨木。
見る方向によっては4本・5本の立ち姿に見えるのです。


↑ 三四五(みよい)の大もみじ
この巨木に逢いたくて、あれから今日の日まで待ちました。
念願叶い、とっても嬉しく幸せ感いっぱいになりました。


↑ 左手側・愛岐道路、中央・庄内川、右手側JR中央線
庄内川は愛知県での名前、岐阜県では土岐川と呼ばれています。

(ランチタイム 午前11時半)

マルシェ駅は名前の通り、幾つかのテーブル席が設えてあります。
飲料水・食料・関連グッズ等を販売していますので席に座り飲食ができます。
本日は栗お赤飯と缶バッジを購入。
帰路のおやつタイムではサルトリイバラの葉に包まれた麩饅頭を購入し即完食。


↑ 栗お赤飯


(5号トンネル・99m)

↑ トンネル内部
波打つ光線は引き返す人々の持つ懐中電灯の明かりです。


↑ トンネル多治見口

暗闇の5号トンネルを抜け出ると、目に入ったものは大きな車輪。


↑ C57型蒸気機関車の動輪
赤く染まった紅葉とお似合いの美しさです。





↑ C57型蒸気機関車之図
展示されている動輪は矢印の示す第一動輪です。

尚且つ、日本では始めての動輪を動かすことができる展示。
自転車のペダルを漕ぐと小さな子供でも大きな動輪を動かすことができます。


↑ 大人ですが、ペダルを漕いで動かしています、、、
もちろん、私もサドルにまたがり動輪を動かしてみました。

(碍子と煉瓦の展示コーナー)


ここで使用された煉瓦には、一つ一つに制作社名・持ち主の刻印があります。
全国各地から集められた煉瓦が使われています。





我が庭でも使っている煉瓦には刻印がありますが、私では読み解くことはできません。
その道の方が見れば、どこで作られ使用されていた煉瓦なのか分かるのでしょうね。





(6号トンネル・333m)

↑ 春日井口
兎に角、暗闇のトンネル内を歩き進みます。



暗くて距離の長い6号トンネル、1人では怖くて最後まで歩けないかなと思えました。
光が見えてきて安堵感が広がります。








↑ 多治見口

最終地点でも記念撮影の順番待ちが発生します。

今回、初めて最終地点まで歩いてみて、まだ未公開の岐阜県側の7号から14号までも、歩いてみたいと強く思いました。


☆ 帰 路
庄内川のピクニック広場に出て、途中まで玉野街道(古道)を自然散策しました。



↑ 玉野街道(古道) 青き流れは庄内川


↑ 城嶺橋 午後3時
左手側中腹に現JR中央線、その下に廃線になった旧国鉄中央線、中央は一級河川の庄内川、右手側に愛岐道路。


↑ 定光寺公園 午後3時半
定光寺駅から公園まで、山道を紅葉狩り散策しました。

だいぶ端折りましたが長くなりました、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
更新日時:12月24日月曜日

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夢の国へ その2(工事中)

2018年11月29日 22時09分55秒 | ちょっと、お出かけ
申し訳ありません、ただいま工事中です 

近々、完成の予定です。

またのお越しをお待ちしております 

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夢の国へ その1

2018年11月28日 23時39分10秒 | ちょっと、お出かけ
「 富士川SAからの富士川と富士山 」

11月25日(日)
東名高速道路を走って夢の国へでかけてきました。
我が家から夢の国までは少し遠いので前泊は奥湯河原温泉。


↑ 右手側端、これから目指す箱根の山並み

沼津インターを下りて伊豆縦貫道路を伊豆フルーツパーク手前まで走る。
その後、大渋滞の国道1号線の箱根峠を越えて箱根新道、それから椿ラインを経て湯河原パークウェイの急カーブ・急勾配の暗い坂道を目的地まで下る。
(高低差が激しく耳抜きを5回ほど必要としました)
やっと温泉街の明かりが見えてホッと人心地つくと、間もなく目的地到着のナビの案内。

予約の旅館は山翆楼、チェックイン予定は午後4時なれど午後6時過ぎ、、いや7時近かったのか、、、
部屋に落ち着くや否や、すぐに夕食のお料理が次から次に並びました。
とりあえず、食前酒の梅酒で乾杯♪
慌てた到着になりましたが、お料理は最後まで美味しくいただきました。

食後の休憩後、最上階の露天風呂へ。
内湯で体を温めてから外へ、、、
ちゃぽ~ん 
夜空を見上げると、、、お月さまの隣りにはオリオン座、 いい湯でした。

11月26日(月)
朝食後、伊豆フルーツパークウェイと椿ラインを走り上がり、国1箱根新道から小田原厚木道路を経て厚木インターから東名高速道路に入る。
その後、東京インター出口を目指し、都内を抜けて第二目的地の千葉県浦安市TDLまで走ります。

★ おまけの写真

フロントにてチェックアウトの手続き中、部屋付きの仲居さんから手渡されたプレゼント。
心ばかり、、、
自宅に戻り袋を開けてみると、、


↑ 非売品のみかんジャム、嬉しいお土産をいただきました。

その2へつづく

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おばら四季桜 2

2018年11月23日 23時17分23秒 | ちょっと、お出かけ
「 川見四季咲き桜の里 」


いの一番に市場城址巡り、その後に四季桜の里を散策(計1万5千歩弱)しました。

☆ 川見四季咲き桜の里

↑ 田代川

☆ 柿ケ入遊歩道





川沿いの遊歩道を往復散歩しました。
四季咲き桜、もみじの木。その他に柿の木も少なくないのです。
渋柿でしょうか、沢山の実が取り残されていました。



☆ その他の植物

↑ 花おくら

道路に設えてある花壇に見つけました。
おくらの花に似ているのですが、やけに大きいのです。
現場で確認すると「花おくら」、お花のみ食用だそうです。


↑ 朝鮮あさがお
食事を待つ間、レストランのお庭に見つけた不思議なお花と実です。


↑ 同 上



☆ ランチタイム


ごちそうさまでした^^

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市場城址と四季咲き桜

2018年11月23日 22時20分33秒 | 城跡巡り
「 小原の四季咲き桜 」

★市場城(別名大草城)
築 城=1502年(室町時代 文亀2年)
城 主=鱸 藤五郎親信 
廃 城=1592年(文禄元年)
特 徴
標高380Mの山頂に本丸を築城
88年の間、鱸(スズキ)氏4代が居城とする。
野良積みの石垣・堅掘り群・枡形門・さんざ畑(家老の邸宅跡)

↑ 縄張り図
現在地から反時計回りに廻りました。

↑ 空堀への入り口

↑ 空堀跡
正面は櫓が建っていた石垣(空堀跡から見て)
紅葉しているもみじの木が現代。過去には櫓が建っていたのです。


★ 石垣群



ワイルド感たっぷりの野良積み石垣に魅力を感じます。
 
★ 本丸跡地にて
↑ 紅葉と四季咲き桜

↑ 四季咲き桜

↑ 四季咲き桜&どうだんつつじ


↑ 本丸跡地の石碑&どうだんつつじ


↑ どうだんつつじの実
どうだんつつじの葉も山もみじに負けず劣らず美しい紅葉を見せている。
赤い葉の中に橙色の可愛い実を見つけた。

↑ 本丸跡地から南方面の眺望
霞む遠くの山並み、手前の山には段々畑、素敵な山間の里山風景が広がっています。

↑ 四季咲き桜
本丸跡地のすぐ下の四季咲き桜群。
太陽の光が当たると桜の花の雲海が浮かび上がります。




★ その他の遺構
↑ 堅掘り群&杉の植林群
畝のように掘って敵の侵入を防ぎます。

↑ 枡形門跡地

↑ さんざ畑(家老邸跡の平地)
休憩用の東屋が設えて在る

おまけの写真

風邪未だ完治せず之図
つづく・・・

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