きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

縄文杉トレッキング 下山編

2014年04月30日 22時25分55秒 | 山歩き
「 エメグリ 」


 ← 14:13分
 ↑ 屋久杉は、ねじることによって自分を強くする。 byガイド氏

☆緊急事態発生
トレッキング隊は3班に分かれた。
緊急を要する体調になり駆け足で降りて行く1班(男子2名)。
同じく、速足で降りて行く2班(男子1名&女子1名)
そして、3班(女子5名)。
のんびり派の3班を先導するのはTガイド氏。

★ 癒しの屋久杉(14:21分)
ちょうどヒト1人が包み込まれるほどの窪み。
中に入ると、、、気持ちがとっても静かになる。
悟りを開く修行に、もってこいの場所だ。
(美しい写真を撮れましたがUPの許可未確認です)



 ← 14:28分
 ↑ 水汲み場  
   下山開始後、ほぼ1時間経過。ペットボトルの水が無くなっているので水を汲まなければいけない。
   でも、私の足はすでに疲労困憊、とにかく不必要な動きはしたくない。前進するだけでせいいっぱい。
   躊躇していると、若いKさんが「汲んできてあげましょうか」 優しい言葉に甘えたかったが、、、
   自分で汲まなければ、美味しさが半減しそうだし飲む資格を失うような気がして、、、  「いえ、大丈夫汲みに行きます」
   足場の悪い箇所を避ける為に足を上げるのも辛いのだが、なんとか水汲み場まで動くことができた。
   250mlのペットボトルいっぱいに水を汲む。軟水の柔らかい水を喉に流し込むゴクゴク。
   本当に、超美味しいのです。 でも、賞味期限は1日です。翌日に飲んではいけません。

★ 午後のウィルソン株   
   
 ← 14:30分

午前中は太陽の光が株の中に差し込み、綺麗なハート型にならないのです。


 ↑ Tガイド氏撮影

完璧なハートを見たら元気が戻って来た。なんてゲンキンな私か・・・





 ← 14:36分
 ↑ そこ、4番、5番、 遅れてるよー。 byガイド氏の視線。

★乗馬!?

 ← 14:43分
 ↑ 一人乗り

Aさんが、「 そこ、5人でも乗れますか~?」
ガイド氏、「 乗れるよー!」

   
 ↑ 5人乗り

★ 大株歩道入口にて1、2、3班はめでたく合流。
  休憩後、3人と10人は再び歩き始める。

 ← 15:30分


 ← 15:38分


 ← 16:30分
 ↑ エメグリ

 この色が目に飛び込んだ瞬間、凄い!エメラルドグリーン!! 
 私の声にこたえてガイド氏曰く「そ!ここはエメグリと云います」うむぅ、、、 そのまんま・・・


 ← 16:53分


 ← 17:05分
 ↑ 欄干のない怖い橋   
   2度目なので誰もがスムーズに渡る。


 ← 17:16分

 ↑ 欄干の無い橋の中央
   ガイド氏「あ!山女魚が・・・ 」の言葉を聞いても私の目では確認できず。
   この川に山女魚を放流したのですが綺麗過ぎて増えないのだそうです。

 ※太陽が沈む頃になると、川の対岸の山から猿たちの鳴き声(遠吠え?)が響いてきました。
  今夜のねぐらを決めたグループが、他のグループの猿達に、近づくなと注意を促す鳴き声だそうです。byガイド氏
  でも、私は屋久島猿が挨拶をしてくれているような気がしていました。


 ← 17:38分
 ↑ 手掘りのトンネル
   全員元気に下山の記念撮影

 ← 18:23分
 ↑ バスの窓から

4月15日、たった1日の出来事でしたがUPには随分な日数がかかってしまいました。
書ききれないことがたくさんあります。
未だ鮮明に思い出され、また行きたいと思ってしまいます。
とりあえず、トレッキングについては今回で終了します。 
おつきあいいただいてありがとうございました。
   
※ 関係各位様、同行させていただきありがとうございました。
  皆様のおかげを持ちまして、とても素敵な旅になりました。
  鹿児島観光(指宿・知覧)は、後日UP致します。 
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縄文杉トレッキング 本編 3

2014年04月29日 20時32分36秒 | 山歩き
「 屋久島のキノコ 」


★ 夫婦杉

 ← 12:11
 ↑ 仲良くお手手を繋いでいる屋久杉です。


 ↑ 夫婦杉のビューポイント・デッキ横に立つ夏椿
   昔、湯布院の町で屋根より高い夏椿の木をみました。その時、大きな夏椿だなぁと思いました。
   が、、、 屋久島の夏椿の幹の太さ背の高さは、それの比ではありませんでした。
   夏椿の幹に手を置くと、とても冷たいのです。
   幹の中には、水の流れがあり、特に水の溜まる個所は一段と冷たいのです。
   これほどの太さなら、暑い夏に抱き着いたら、さぞかし気持ち良いことでしょう。
   自然の氷抱き枕、庭に1本欲しいです。

★ 子宝杉

 ← 12:20分
 ↑ 子宝の願掛けが出来る屋久杉。
   代理でもOKと教えていただいたので、樹肌をさすり2人ほどお願いしました。

★ 名前忘れました。
 ← 12:23分



そうして、、、 いよいよ、、、、 50番
 ← 12:43分


★ 縄文杉



現在は、縄文杉が危険な状態の為に近づけず、展望デッキから眺めるだけです。

縄文杉の幹を測るのに成人16名が必要です。
展望デッキで、今回のメンバーとガイド氏の計13名で手を繋ぎ輪を作りました。
3名足らずとも、その幹の太さを実感できました。



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縄文杉トレッキング 本編 2

2014年04月24日 05時54分34秒 | 山歩き
大株歩道入口から縄文杉までの登山道沿いには50本の屋久杉があると云う。No.1の番号札を指しながらガイド氏の説明。
でも、登山中には確認しないようにと注意が入る。札を探してキョロキョロしていては危険なのだ。
実際、私はガイド師から教えて頂いた1と49と50の番号だけでした。
他のメンバーから15を見たと聞き、余裕のある若人だなぁと感心しきりの私。

大株歩道入口の階段を上がり始めると、いきなり急勾配の登山道だ。
短い距離だが、激しい勾配に思わず手を付いてしまうシーンもある。

 ← 9時50分
 ↑ 大株歩道入口

険しい登山道、さすがの私もカメラを手に持たせてもらえない。短い休憩時間の記念撮影がつづく。
立派な屋久杉の前にて記念撮影、カメラマンはガイド氏。
ガイド氏は、縦に一度、横に一度、シャッターを切る。

 ← 10:00時

人間をいれた縦の写真は屋久杉の大きさが推し測れ、横の写真は屋久島の森の広さを推し測れると思います。

 ← 同上時刻
 ↑ 屋久杉とトレッキング隊のメンバー

 ← 10:02分
 ↑ なんだ坂こんな坂 エイエイオー!

★ウィルソン株

 ← 10:21分
 ↑ ウィルソン株  400年前に伐採(伐採の伝承には豊臣秀吉の名が出てきます)

   ガイド氏の「ウィルソン株です」。 その言葉に、小さな感嘆の声がこぼれる。
   おもむろにリュックを下ろし深呼吸、、、 すーーー はーーー すーーーはーーー
   気持ちを落ち着かせ、株を眺めながら水を一口流し込む。
   そして、株の中に入る。。。
   足元は砂地っぽくて小さな小川が流れている。
   見上げると、、、 あれ? ハートじゃない~・・・ ハートは何処に???

 ← 10:26分
 ↑ どう動いて見てもハートに見えない、、、ハートが見つからない。
   めいっぱいスケジュールの私達は、後から入って来たガイド氏からポイントを教わる。
   ウィルソン株の中は結構広いのです。
   その中でただ一つのポイントを見つけた強運の持ち主は、ウィルソンさんなのかな?
   私たちは簡単にハートの居場所を知ってしまったけど・・・
   自分だけの力でハートのポイントを見つけれたら、、、感動は倍増だよね! 


 ← 10:27分
 ↑  それでも、、、感動のハートです♪

← 10:42分
 ↑ ウィルソン株に別れを告げると、難易度の高い急勾配の階段が待っています。


← 11:05分

 ← 11:06分


★メデューサ杉
 ← 11:10分

うむぅ、、、 メデューサは屋久島にまで現れていたのか、、、 今生で出会うは3度目。
一度目はトルコのエフィソス遺跡、何かの門にメデュウサの顔が彫刻されていた。
二度目は、同じくトルコ、イスタンブールでの出会い。地下宮殿の柱を支える土台になって睨みを利かせていた。
暗い地下宮殿の中、メデュウサの顔にライトが当てられ、作り物と分かっていてもそこそこの恐怖を感じるのです。
ってか・・・ 
夜、シャンプーをして、良く乾かさないで寝てしまうと、天パーの私はメデュウサに負けぬとも劣らぬ髪型になっている。
そんな朝・・・ 手入れ前の私の頭を見てしまった家族には気の毒としかいいようがない。。。
繰り返すうちに化石化しなければ良いのだが、、、

 ← 11:12分
 ↑ ヤマグルマ、別名シメゴロシ。  メデュウサとのツーショット! 怖いでしょ~


★ 大王杉
  縄文杉が発見されるまで最古の屋久杉の名を冠る。

 ← 11時半  
 ↑ 撮影はガイド氏


 ↑ 大王杉前にて記念撮影

★昼食 11:35分
  
 ↑ 宿から調達のお弁当。 温かいお味噌汁はガイドさん達からの差し入れ。
   とっても美味しいデザートの「たんかん」は、ガイド氏のお庭の果物です。
   その節は、美味しい差し入れありがとうございました。
   持ち帰ったタンカンの種は、乾燥させていたらゴミと勘違いされたようで、、、消えていました。残念! ← 11:35分
   ・・・・・・つづく  
更新UP4月27日(日)
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縄文杉トレッキング 本編 1

2014年04月20日 20時11分45秒 | 山歩き
「 屋久島のシダ 」

4月15日(火)前日大雨の後の快晴
屋久島2日目、メインイベントの縄文杉トレッキングは午前3時半起床。
金星が大きく見える暗闇の中を寝ぼけ眼で車中の人となる。

宿から屋久杉自然館前停留所まで登山ガイド氏が運転する車にて移動。
登山バスの出発時間を待つ間、列に並びながら朝食のおにぎりを無理やり一つお腹の中に収める。

荒川登山口までのバスの中は誰もが眠りに落ちている。
でも、眠気を我慢していたら、水平線から上がる太陽と素晴らしい朝焼けを見ることができるのだ。
(席は進行方向右手側が景観良)
その事を知らない私は、バスが山の影に入る最後の一瞬だけの美しい朝焼けを見ただけなのだ。
実に惜しいことをした。(これから行かれる方は是非とも目をパッチリ開けて朝焼けを堪能してください。)
屋久杉ランドとの三叉路からは山道に入るため、景観は樹木と時々出没する動物のみ。


 ↑ 今回の参考資料を作成しました。
青の数字は登りのタイム、緑の数字は下山のタイムです。


★荒川登山口に到着。 
バスから降りると、出迎えてくれたのはヤマガラとさくらつつじ。
 ← 6時03分

登山ガイドさん3名の挨拶後、お互いの情報交換をする。
この10名(男性3、女性7)はどんな団体なのか? 登山経験の有無、体調・装備のチェック等々。
トイレ休憩と準備運動と記念撮影後、いざ!出発!!

 ← 6時17分

 ← 6時19分


 ← 6時36分
 ↑ 「 花崗岩の大きな岩 」 
   屋久島の山も花崗岩です。苔が生えて、そこに他の植物が生きます。by 登山ガイド氏

 ← 6時37分
 ↑ 「さくらつつじ」 咲き始めは桜色、後に白色に変化。
  桜が終わる頃に咲き始めます。屋久島では春の桜色といえば桜つつじの桜色に分があるのだそうです。
  


 ↑「 しきみの花 」ガイドさんは、しきりに可愛い可愛いと連発していました。
   本島の花と比べると、確かに可憐に見えます。


 ← 6時40分
 ↑ 歩行速度の速いグループを優先させるため待機します。

 ← 6時49分
 ↑ 欄干の無い怖い橋です。

 ← 6時52分
 ↑ 1300mの愛子岳  縄文杉も同じ高さです。 
   ガイド氏曰く・・・愛子岳の頂上を指を差し「あそこまで登ります」。 歩き始めて未だ1時間弱。。。

← 7時02分
 ↑ 歩き始めて最初の屋久杉  杉の中央あたりにナナカマドが着生しています。 
   1000年を超えたものを屋久杉と呼びます。千年以内のものは小杉と呼びます。by 登山ガイド氏


 ← 7時19分
 ↑ 橋を渡ると屋久杉の伐採基地である集落跡や学校跡地があります。

 ← 7時27分
 ↑ 登山道中、ただ一つの屋根の有る休憩所。 
   リュックを下ろして休憩。
   食べきれなかった朝食用のおにぎり一つと焼き魚一切れをほおばる。

 ← 7時55分
 ↑ 倒れた屋久杉の株に山桜が着生(チャクセイ)しています。
   寄生とは違うのは、山桜の根は屋久杉の幹を這い大地まで下ろし栄養を摂ります。

 ← 7時58分
 ↑ 歩き始めて、ほぼ2時間が過ぎ、調子が上がって来たトレッキング隊の進行。 シュポッポー♪


「 もののけ姫の世界 」


 ← 8時09分
 ↑ 林檎椿(林檎のような実が成る為リンゴが付きました)
   屋久島のお猿さんは花の蜜も好きです。落ちた花の後ろ側の吸い口にお猿さんの歯形があります。
   ちょっと、余裕が出てきたので拾って遊んでみました。


 ← 8時13分


 ← 8時31分
  


 ← 8時36分
 ↑ 可愛いお目目のヤクシカ(屋久島鹿)と遭遇するもカメラに収めれたのは後ろ姿のみ。

 ← 9時27分
 ↑ 時々視界が広がり周りの春色の山並みが見えます。

もうすぐトロッコ道と分かれる大株歩道入口に着きます。。。   つづく
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縄文杉トレッキングの旅 (上陸編)

2014年04月19日 13時18分21秒 | 山歩き
「 桜島 (鹿児島県)」

4月14日(月)
セントレア発8時12分のANAは予定通り鹿児島空港へ着陸。
九州4度目の旅だが、鹿児島県は初めての地だ。
実は、この時点で手持ちのお金は小銭のみ、紙幣を工面しなくてはならない。
午前8時サービス開始の信金のキャッシュカードは、セントレアでは搭乗時間に間に合わない。
鹿児島空港内のカギン(鹿児島銀行)のATMで現金を下ろす。

★空港からリムジンバス(片道¥1200)にて鹿児島湾へ移動。

 ↑ 初めて見る鹿児島の空(車窓から)


 ↑ バスは鹿児島市内へ


 ↑ 市内の路面電車も走る道路 (線路内の芝生の緑に、さすが南国だなぁ。。。)


 ↑ 鹿児島湾の公園  空の色が違うね~! 肌をなでる風が違う。 
   
   お弁当をひろげる某現地男性・・・  私の体内時計も昼時になってきた。
   ウッドデッキのある建物は色々なお店が並んでいる。
   雑貨屋さんをウィンドーショッピング後、悩んで決めたのはイタリアンレストラン。
   1300円のサービスランチ、メインはパエリアをチョイス、前菜&サラダバー&ドリンク&デザート付き。
   訓練された男性給仕のサービスに、気持ちよく美味しく完食させていただきました。
   ただ、惜しいのは、、 あらかじめ料理された物をフライパンに盛ったものでした。 

 

★昼食後、トッピー船(往復\16700)にて屋久島へ
 

 ↑ 船内から見えた美しい形の山 


 ↑ 美しい山をズームアップ ・・・ 
   ほぼ海抜0メートルから造形された山、この時点では名前すら知らず。

     お腹も満足、、、 気持ち良い昼下がりの船旅・・・ 

       気が付けば、屋久島の先端が見えて、もうすぐ目的地の宮之浦港。

 ← 15時05分
 ↑ 矢筈(ヤハズ)岬    
   
★ 屋久島初上陸
港からタクシーを利用してホテルへ向かう予定だった。が、地図を見ると港から近い位置にある。
じゃあ、歩いて行こうということに決まる。
10名はそれぞれのスーツケースをゴロゴロ言わせながらコンクリート道を歩く。
日差しはキツイ、夏のそれだ。 ホテル前の坂道をゴロゴロ登りきる。


 ↑ 我がチームの代表がフロントでチェックインの手続き中、窓ガラス越しに庭を覗き見る。

夕食前、近辺の散策に出かけた。
ホテル敷地内にウィルソン株のレプリカが展示してあるという。
本物に会う前に偽物に会ってしまうのか・・・
うむぅ、、、 それもどうかなぁ。。。 悩みながら足を進めた。
すると、私のすぐ脇を鳥が飛び越していった。
目で追うと、レプリカの上に止まった。 すかさず持っていたカメラをオン!
 ← コンクリート製のウィルソン株

ズームアップで1枚! 初めて見るイソヒヨドリです。


確認の為にトリミング加工しました。
初めてイソヒヨドリに会えましたが、さえずりを聴くことは叶わず。



♪ お買いものがてらの散歩の帰り道、太陽は沈み海の上にお月様が浮かぶ。
  満月と見間違うようなお月様。 若い子たちが、すぐさまスマホで検索、満月は明日の夜。
  



♪ 18時半からの夕食、明日の縄文杉トレッキングを視野に入れアルコールは乾杯用の一口の量を所望。
  次から次に並べられる料理も、先週ひいた風邪を引きずる私は完食ならず。 
  珍しいトビウオの天ぷらをいただきました。背びれもパリパリ食べれると言うが、一口食感だけを味わう。
 

そして、それぞれが各部屋に戻る。 明朝4時出発に備え早寝となる。  つづく。
コメント (2)
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