きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

インド旅日記 その2

2018年06月07日 00時38分56秒 | インド世界遺産巡り
「 ジャンタル・マンタル天文台の日時計 」


☆ インド3日目、ジャイプール観光
5月14日(月曜)
《1》 世界遺産ジャンタル・マンタル天文台
インド北部に5つの天体観測施設、そのうち一番大掛かりなジャイプールの天文台。
一番の特徴は、全て石造りなのです。
世界最古という事でとても楽しみにしていました。


↑ 入り口付近


↑ 二重赤道日時計(暦を作るための観測儀)


↑ 反対側の少し下向きの赤道日時計


↑ 同上の二重赤道日時計の中心部
見やすいように画面を明るくしてトリミングしました。
でも、説明をうけなければ理解できませんよね。
説明を受けても良く分かりませんでした。。。
雰囲気だけでも伝わればと思います。


↑ 日時計(サムラートヤントラ)


↑ 現地ガイド氏による日時計のメモリの数え方の説明


↑ 太陽の影の線、ただいまの時刻は午前9時10分。
全体に影ができると正午です。



↑ 北極星を見つける観測儀


↑ 同上の観測儀・・・見学者の指が見えますか? あそこに北極星が見えるのだそうです。



↑ 天体観測儀
二つで一つの観測儀、階段の所に学生が座り観測の手伝いをするのだそうです。
反対側の観測儀は階段の部分に天体が表示されています。
※この観測儀について説明不足ですみません、引き続き勉強します。


↑ 天体観測儀の説明を受けている団体。

当時は占星術が盛んだったようです。
その為の観測儀でもあるのかなぁ。。。
集中して説明を聞けませんでしたので記憶が曖昧です。(ごめんなさい)
この説明のあと星占いをしてもらえまして、ラッキーストーンを教えてもらいました。
その上に手相占いも有り、、、なんと!当たらずとも遠からずなのです。


↑ 魚座


↑ 不思議な道具。。。気になりますが、、説明受けれませんでした。


↑ 出口付近から 
スケジュール時間が有る為、一番奥の大きな日時計までたどりつけませんでした。
今後、訪れる方は見逃さないでください。

18世紀に造られた望遠鏡等の無い石造りの観測機器が並ぶ天文台。
あの時代(日本は江戸時代)にここまで正確な観測機器を造り活用していたことに驚きました。
その形は、観測機としての役割もさることながら、とても美しい造形美であります。
ジャイプールの藩王、サワイ・ジャイ・シン2世が建造しました。
暦を作る事と自分の住む場所の正確な時間を知るこが重要だったようです。

《2》 シティーパレス
1727年アンベール城からジャイプールに遷都。その後200年以上ジャイプル王国の政治の中心地として栄える。
1947年インド独立の2年後インドに編入。
現在もマハラジャの子孫が生活し、一部建物は博物館等になっています。
ジャンタル・マンタル天文台から徒歩数分の距離です。


左隅の建物はムラバク・マハル(イギリス人設計による迎賓館)、
現在は衣装博物館、館内をガイド氏の説明を受けながら見学しました。
豪華な衣装や小間物・家具等が展示されています。
写真不可でした。

★ディワニ・カース(貴賓謁見の間)

↑ 世界最大の銀の坪、ギネスブックに登録されてます。
イギリスへ渡航の際には、この坪に水を入れて運んだのだそうです。
どれだけ大金持ちなのでしょう、、、うむぅ、、、哀しいかな庶民派の主婦には想像できません。
銀の坪の隣で腕組しているのはガイド氏。
皆の集合が遅いなぁと思っているのだと思います。。。
私たちは美しさに圧倒され言葉もないほど、我に返ればカメラのシャッターを押すだけなのです。





★壁飾り



↑ 天文学に詳しい聡明な藩王、サワイ・ジャン・シン2世の絵



↑ ディワニ・カースから・・・
二人の衛兵の姿が見えます、この壁の向こう側にチャンドラ・マハルが建っています。


↑ チャンドラ・マハル(月の宮殿)




↑ 大砲 
王族が住む建物ですから、警備も厳重です。

《3》 風の宮殿(ハワーマハル)
城内に住む宮廷女性たちは、小さな窓から街の様子を覗いたり、涼んだりしました。
吹く風の循環で暑い時期でも涼しさが保てるのだそうです。
なんせ、、、インド滞在中に最高気温48度を二日ほど体感しましたので、涼みたくなる気持ちも分かるような気がします。
細工の美しい建物ですが奥行きはありません。


↑ 車窓より


記念撮影




※ おまけの情報

↑ 竹の足場
ピンクシティーという別名もあるジャイプールの街。
各所の建物には竹の足場が組んでありました。
美しさを保つため頻繁に外壁のピンク色を塗り替えるのです。


↑ 昼食のターリー料理、ドリンクはマンゴーラッシーを注文。
午前11時半に昼食、その後アグラへ6時間のバス移動。


※次回はアグラまでの風景です。
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インド旅日記 その2ーホテル編

2018年06月06日 15時22分55秒 | インド世界遺産巡り
ツアーのキャッチコピーは「宮殿ホテルに泊まる!タージマハルとインド6日間」。
二日目の宿、ジャイマハールホテルが宮殿のようでした。
なので、宮殿の雰囲気に少しでも近づこうとワンピとスカーフを選んでおきました。
室内着もそれなりに、、、気分だけでもお姫さまに変身~♪、なのです。。。

☆ 宮殿ホテルの朝




ちょっと早起きしてプールのある芝生のお庭をデジカメ片手に散策しました。

え? 孔雀??? 



目をこすって再確認、、、 確かに、綺麗な尾の雄の孔雀です。
歩いて逃げますので、しばし、優雅な追いかけっこ、待ち伏せしたりもしました。
でも、正面のお顔を見ること叶わず。









至近距離まで近づきましたが、、、その瞬間、あ!と言う間に飛んでしまい距離を離されてしまいました。
孔雀が飛ぶところも初めて見ました。





孔雀の群れを数えると、雄一羽と雌7羽前後の数で形成されています。
芝生の中の何かを捕食しながら闊歩する孔雀ファミリー。
ホテルの庭は、水場もある安全な場所だと知っているのでしょう。
初めて野生の孔雀を目の前で見て驚いてしまいましたが、その後のバス移動では車窓より田舎の田や畑に多くの野生の印度孔雀を目にするのです。







どうしてホテルの庭に孔雀がいるのか不思議に思いました。
朝食時、添乗員さんから彼等はホテル近くの小さなジャングルから飛来してくるのだと教えてもらいました。

※ 印度孔雀(インドクジャク):キジ目キジ科クジャク属

☆ その他の野鳥&小動物

↑ 名称不明


↑ 名称不明


↑ 和名だったらキジバトと思われます。

♪ リス (シマリス)









可愛いリスに夢中になって激写してしまいましたが、、、
この後、どこへ行っても出迎えてくれるリスなのです。


☆ 朝食

・バイキング形式です。

朝食を午前6時半~、バスの出発は8時半。

次は、世界最古の天文台「ジャンタル・マンタル天文台」「シティーパレス」「風の宮殿ハワーマハル」です。

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インド旅日記 その1

2018年05月29日 18時41分53秒 | インド世界遺産巡り
「 アンベール城にて 」


☆ インド情報
人気のゴールデントライアングルを巡るツアーです。
3つの街の移動時間はバスで6時間(約300キロ前後)を要します。。。凄いでしょ、合計18時間です。
でも、インドの面積は日本の10倍ですから、、、6時間と言っても、日本と比べると、ほんの少しです。

↑ 飛行機ナビ
3つの街の赤丸を結ぶと、人気ツアーのゴールデントライアングル。
写真上部のシワはヒマラヤ山脈です。


5月13日(日)
ニューデリーのホテルを午前8時半出発。次の街ジャイプールまで6時間バスに乗ります。
ほぼ3時間走って休憩を1回とりました。
午後2時、ジャイプールの手前のインド料理レストランにてランチタイム。
その後、水の宮殿を車窓から眺めアンベール城を目指します。


↑ どこまでも続く平原。
高速道路両側は地平線が見えます、それを遮る高い山等は見えません。


↑ 生活感を感じる車、積荷は燃料だそうです。


↑ 煉瓦を積んで運ぶ車、トラクター?


↑ 渋滞中

☆ バス情報
今回のツアー客は10人、現地ガイド氏1人、運転手1人、助手1人、計13名。
ほぼ満席になりました。


↑ 3時間走って休憩です。


↑  有料(2人で10ルピー)
レストラン&お土産屋さんに隣接して建っています。

出発時間まで庭を散策しました。
美しい鳴き声の野鳥を目で追いかけたけど、写真にはならず。


↑ カバマダラ蝶 タテハチョウ科(追記:2021/02/11)

怪我をしている蝶を見つけました。
グアムでも見た蝶ですが名前は分かりません。
大きさと胴体のドット柄からするとアゲハ蝶の仲間かな?




 休憩後の車窓からの眺め
再び、バスは快調にガタゴト走り出します。
居眠りも出まして、、、目が覚めるとカメラを持ってパチリ!


↑ 大理石の採れる山
この山の石でタージマハルは造られています。


↑ こっちの山かな?


↑ 村の市場界隈
牝牛は飼い主が居るのです。
でも、雄牛は農耕機械が発達して来た為に野良牛になりました。
そんな牛達も、車が走る道路をゆっくり歩いています。
まさに牛歩であります。


↑ 輪っかの機械、どこでも見たのですが、、、何なのか?不明です。
カキ氷製造機ではないのかしら? 今でもとっても気になっています。

☆ランチタイム
午後2時レストランに到着。まずは、ビールで乾杯~♪



↑ インド料理

食事中も鳥好きの私の目は庭の方へキョロキョロ~と動きます。
ん? 黒色の鳥を発見! 
お腹が満足すると、すかさず窓に近づいて近くにいたボーイに鳥の名前を教えてもらいました。
グワォ~! グワォ~!
うむぅ、、、名前なのか鳴き声なのか。
たぶん、想像するに、、、鳴き声なのかな? 


↑ 和名・カラス 
日本の黒色カラスと違ってグレーと黒のツートンカラーです。


↑ まさに烏合の衆


↑ 黒い頭に冠羽のようなものが見えました。
カラスより小型、雀より大型、色目は地味目なツートンカラー。
でも、鳴き声はとても綺麗なのです。

☆☆ 世界遺産アンベール城(築城1727~1952) ☆☆
ツアー仲間11名は、バスを降りて2台のタクシーに分乗してお城までの狭い道を上って行きます。


↑ ワイルド感たっぷりのジープタクシー
摑まる物は何もありません。
時々、大揺れしますので両足を大きく開き腰を据えてバランスを取っています。
私的には、遊園地より楽しい乗り物でした。


↑ ジープタクシー (後部座席から)

☆ 城 内
ニューデリーからの移動時間は休憩を含み10時間。
バスからジープタクシーに乗り継ぎ、やっと世界遺産アンデール城に足を踏み入れました。


↑ 広 場
門を通り抜けて最初の広場です。日本のお城だったら3の曲って感じ。
向かって右端の階段から先き(2の曲)へ進みます。


↑ (ライオン門)2の曲への階段


↑ 階段を登りきった場所から振り返って広場を見る。


↑ ガネーシャ門
うっとり~、、、細やかな細工。 神聖とされる像の絵が飾りです。


↑ ディーワーネ・アーム(一般謁見殿)


↑ 同上・角度を変えて。 内部を見逃しました。


↑ 天井絵

↑ 天井絵
天井の絵 光が射すと金色に輝きます。



↑ 中庭


↑ ディーワーニー・カース(貴賓謁見殿)


↑ 同上・天井の装飾


↑ 同上・勝利の間


↑ お妃達の集会所
この集会所を囲むように12人分のお妃の部屋が並んでいます。

あれ?王様の部屋はどこにあったのかしら???
案内されるままに、兎に角迷子にならないよう付いて歩いていたつもりですが、、、
もしかしたら、余所見もしていたかもしれません。そのせいで見逃した場所もあるかもです。
その他には、大きなカレー鍋と大きな水鉢が展示してありましたが、写真に人物が入ってしまってUPできません。

☆ 城砦のある城壁
美しい建物もさることながら、お城と城下町を護る城壁は山の稜線上に街を囲むように造られています。
凄い距離の城壁です。

↑ 太陽門と城壁




↑ 城壁をズーム


↑ 城壁までの階段


↑ 同上・階段ズーム
2日目旅日記、以上です。

アンベール城を後に、1時間強かけてジャイプール市内の宮殿ホテルへバスは走ります。

☆おまけの写真

↑ 水の宮殿 (車窓より)

☆宮殿ホテル宿泊
ホテルには午後5時半着、夕食前に1時間ほどのお庭散策タイム。

↑ 宿泊した部屋の棟


↑ ロビーの一角








庭園では結婚式後の披露宴の賑わい、インド音楽の生演奏を楽しみながらインド細工のショップを覗いたりしました。


☆更新予定
次回は憧れの宮殿ホテル宿泊とジャイプール市内観光の予定です。
帰国後、時差ボケと本ボケが入り混じり、、その上に超多忙生活、、、更新が遅れています。
お待ちの方がいらっしゃいましたら、お待たせしていて申し訳ありません。
時間が空き次第、順次更新を続けて行くつもりです。
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プロローグ

2018年05月20日 20時50分37秒 | インド世界遺産巡り
「 5月12日(土)午後6時12分 日本上空 」


☆ インドまでのフライト情報
飛行時間:約9時間45分 
時  差:-3時間30分

成田空港渋滞の為、午後5時30分フライト予定が30分遅れての出発。
 東シナ海をひとっ飛び、中国大陸とバングラデシュの上空を横断しヒマラヤ山脈の麓を飛んでインドはニューデリー空港に深夜着。


↑ 成田空港


↑ 滑走路渋滞の様子

☆ 初めてのビジネスクラス

↑ サイドテーブル
着席後、離陸前にシャンパンのサービス。
容器はプラスチックですが、美味しくいただきました。



離陸後再びシャンパンを所望、用意されたのはグラス。




↑ アミューズ  18時48分
(フレンチ用語=意味:食前の一口のお楽しみ)
でも、一口では収まりません。  
どれも美味しゅうございましたが棒状のパンはインドでの非常食用にリュックに保管。

コース料理は、筍のステーキがメインの洋食をチョイス。
白ワインをいただきながらのディナータイム。
飛行機の窓の外は、どこまでも続く青い空と白い雲。


↑ 前 菜 19時06分


↑ 雲海に沈む夕日 19時21分


↑ 雲 海・・・・・19時24分


↑ メイン料理


↑ デザート 20時04分

移り変わる窓の外の景色に魅入られ、最後のデザート迄どれも美味しくいただきました。
至福のディナータイム、、、 こんな贅沢をしてしまって、、、
バチが当たりませんように。


↑ 食後のメインテーブル 午後8時29分

ほろ酔い加減ですが、入国証を書かねばなりません。
インターネットから仕入れた情報を元に書いておいたものを丸写しです。
書き上げれば、無事にインドに入国できます。 
やれやれの一安心。
お腹も大満足、、、
さて、あとは映画を観ようか、持参した音楽を聴こうか、、、
でも、、、1本の映画も見せてもらえませんでした。

☆ 夜間飛行
何気に観た窓の外、キラリと光るものが、、、
あれ?雲海の水平線に金星か?大きな星が見えました。
窓に顔を近づけると星空が見えるのです。
もっと良く観ようと、頭にダウンケットをかぶり窓にピタッーと張り付きました。
凄い数の星々・・・
知っている星座を探しましたが星の数が多すぎて星座を特定できません。
でも、頭を思いっきり真上に傾けると、天頂に北斗七星を発見~!
本物のプラネタリウム??? 
中国大陸の上空では、下界の瞬く夜景と夜空に輝く星々、視界全てが宝箱のようにキラキラ・・・
ダウンケットを持ち上げている腕が疲れますので時々休憩タイム。
だけど、そんなこんなで着陸寸前まで夜間飛行を楽しんだのです。
酔った勢いとは言え、、 こんな事するのは、私ぐらいかもおおお、、、

☆ ニューデリー空港着陸
午前零時少し前には入国審査も済み無事インドの地を踏みました。

※インド旅日記その1に続きます。
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旅立ち

2018年05月12日 09時00分55秒 | インド世界遺産巡り
今日からインドへ旅行してきます。
いつになく、緊張しています。
帰国は5月17日です。
いってきま~す 
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