きままに・・ 風便り

気の向くまま、足の向くままに日々を綴ります。

ライトアップの永源寺

2023年11月30日 07時28分08秒 | 四季のハイキング
『 総 門 』

永源寺が建つ山裾を愛知(えち)川が流れています。



お寺と駐車場は愛知川をはさんでいます。
赤い欄干の旦渡橋を渡りきり、右に折れて150120段の階段を登ると総門。
午後3時を少し回った頃ですが提灯には火が灯っていました。














☆総門




錦秋の中の荘厳な総門を前にすると、誰もが足止めをくらい釘付けに。
ライトアップされた総門は、木造のはずなのに黄金のように見えるんです。
私も、興奮気味に何度もシャッターをきっていました。







後記
山門から奥に入ると周りは暗くなり、カメラ設定を覚えきれておらず全滅です。
素晴らしい光景の中の大きな山門も標準レンズを使えず写しきれませんでした。
でも、4つのお寺の素晴らしい光景は目に焼き付けて来ました。

11月24日(金)
西明寺・金剛輪寺・百済寺、滞在時間は60分間。 
最後の永源寺滞在時間は70分。

朝の出発は6時半、夕食は外食になり帰宅は午後9時をまわりました。
クラブツーリズムの企画ツアー、養老Sで積み込まれたお弁当は車内でいただきます。
近江のお店のお弁当でしたが、一品々が丁寧に作られており、友達と美味しいねぇ♪ 連発でした^^。
長年、一度は行ってみたいと思っていた湖東の紅葉狩り、夢が叶い嬉しい限りです。
追記:お弁当名は(湖北のおはなし)製造者は米原市の井筒屋さん。

おまけのお土産写真
境内の郵便局臨時売店にて、永源寺切手シートとかわいいクマちゃんの切手シートを購入。
おまけに永源寺の絵葉書が付いてきました^^

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湖東三山 秋の金剛輪寺と百済寺

2023年11月28日 15時05分35秒 | 四季のハイキング
『 三重塔の屋根と紅葉 』
☆11月24日(金)
2つめの金剛輪寺、なんと言っても本堂と三重塔周りのもみじの色づきが圧巻です。

三重塔待龍塔
建立:寛元四年(1246)
昭和五十三年秋  復元修理工事完工











☆ 本 堂 
建立:弘安十一年(1288)

もみじの木が大きく育ち、建物が隠れています。
本堂に近づくと、大きすぎて私のカメラでは全体像を撮れませんでした。


本堂前の灯篭に可愛い松ぽっくりを見つけました。
でも、葉っぱを見ると松ではないように思いますが…。

☆ 釈迦山 百済寺
鯉が泳ぐ池、回遊式のお庭です。












急に曇天になり紅葉も冴えません。
やはり、紅葉狩りには太陽が欲しいものです。

※後記
写真が多くありませんので2ケ寺をまとめました。
コメント (2)
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湖東三山 秋の西明寺

2023年11月28日 07時37分00秒 | 四季のハイキング
『 不断桜 』

見出しの写真は、樹齢250年の不断桜(フダンザクラ)県天然記念物。
彼岸桜系統の冬桜の一種だそうです。
老木ゆえ、満開を迎える季節でありながら、寂しさが漂い秋の風情に相応しい光景に夢中になりました。

ソメイヨシノと比べると小ぶりな花姿のトリミング。

☆11月24日(金)
1ケ月ほど前、友達を誘って滋賀県の湖東三山と永源寺の4ケ寺巡り日帰りバスツアーに申し込みました。
長期天気予報は雨マークがついていて心配していましたが、
1週間前になり『晴れのち曇り』に変わりホッと一安心。

☆ 参 道

参道両側の苔むす石垣は、全て穴太衆の手によるものです。
現地では穴太衆の野面積みに間違いないだろうと思いましたが。
心配になり、帰宅後web検索して確信しました。











紅葉もさることながら、この石垣の数々に圧倒される私でした。


御朱印所前の『蓬莱庭』の屋根
右側階段を登りきると二天門、くぐると本堂と三重塔が建っています。
本堂へは、足に優しい素敵なまわり道もあります。
時間が許せば、階段もまわり道も歩いてみたくなります。

蓬莱庭の花木
山茶花

千両(朱色)
赤色・朱色・白色の3種類がありました。

百日紅? 姫沙羅?
姫沙羅のような気がします、違っていたらすみません。





 国宝 三重塔
鎌倉時代後期、飛騨の匠が釘一本も使わず造り上げた総桧の塔。





☆ 下 山






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紅葉狩りハイキング '23 №2

2023年11月26日 08時35分32秒 | 四季のハイキング
『 日本一の虹 』8.00am
ご存じでしたか?
琵琶湖の虹の出現率は日本一だそうです。
この日は3回(早朝・夕方)も、手が届きそうな幅広な虹を見てしまって日本一の虹を実感しました。

11月20日(月)
2日目の行程
ホテル発🚌→ 大原バス停留所 → 大原里山ウォーキング → 大原女の小径散策 → 昼食(リバーサイド来麟 )
昼食後→ 寂光院・三千院拝観及び散策 → 🚌ホテル着

バスは、宿泊ホテルから山越えで大原の里へ50分間ほど。その間、大きな虹は長時間見えているのです。
バス移動中の雨降りは、目的地に到着する頃にはあがって小さな水溜まりができていました。

↑ ストレッチ中のメンバーの靴
先生指導のもと15名全員ストレッチ後、大原里山ウォークスタート。

先生曰く、珍しい橋があるので、そこを渡ります。
確かに見たこともない形の橋です、全員が1列に並び記念撮影しました。
この川端の畑では、オオムラサキを呼ぼう運動が繰り広げられています。


川沿いの細い小径は、一般の観光客が歩くコースには入っていないと思われます。

メタセコイアかラクウショウか判別できませんでした。









石垣に守られた風情ある民家が建ち並ぶ一角にお洒落な生垣を発見!
なんと!山野でしか見れないビナンカズラです。

↑ビナンカズラの実
粋なお方のお住まいですねぇ。
自然の中では、これほど立派なビナンカズラを見たことありません。


↑ 大原菊
ノコンギクに似ますが、より少し大きめなお花です。


↑ 左寄りの細長い葉は彼岸花の葉
初めて彼岸花の葉を確認、教えていただくまで気が付きませんでした。
他の草が枯れ始めると、葉を成長させ太陽光を浴び栄養を蓄えるのだそうです。
彼岸花の知恵が凄い!


↑ 苔のパッワーク屋根

☆ 寂光院
↑ 建礼門院墓所への階段
階段を登りきると眺めの良い大原西陵、手を合わせお参りしました。

余談ですが、寂光院での夏の夜間音楽会に訪れたことがあります。
揚琴(ようきん)の演奏会でしたが、奏者のお名前は忘れています。
ちょうど台風が近づいていて、時折りお庭の竹林が風に揺れ風情ある演奏会でした。
実は、古楽器好きなのであります。



寂光院前の漬物屋さん、大原産のお野菜で作られているそうです。
しば漬けはもちろん、3種類の漬物を購入。美味しくいただいております^^
・赤紫蘇を使う『しば漬け』の由来
一説では、寂しい余生をおくる建礼門院への差し入れのお漬物だったそうです。

皆さんのお買い物が終わるまで、水溜まりを撮ってみました。

※追加写真 11/30

↑ 上のコラージュを編成しなおしてみました。


☆ 昼 食 リバーサイド来麟(きりん)にて
ホテルの美味しいバイキング朝食でお腹いっぱいになっていたのに、、、
またまた、地元野菜のおばんざい料理を美味しく平ら上げてしまいました。

舞妓さんのお口に合うような小さなおむすびですが、、、
先生のお皿を見ると5個、思わずピントが合ってしまいました。

テーブルには、ご夫婦お二人と先生も同席され5名。
楽しい会話に花が咲きアッという間の1時間です。

食事中から気になっていた朽ちた野鳥の巣箱、屋根の苔が風情ある趣き。
苔は、以前から良く見知っていましたが名前は分かりません。
写真に撮り、先生にお見せすると、すぐ答えが返ってきました。


↑モンローリップ
正式名:硫黄苔(ユオウゴケ)別名:イオウゴケ
苔の名前が付きますが地衣類。
赤い部分のお花が満開になるとモンローの唇のような形に見えます。


☆ 三千院拝観と散策




平成に設えられた『わらべ地蔵』3体を確認できました。
探す目印は、月が掘られた灯篭です。


大原の里では少ない観光客でしたが、さすが三千院です、凄い人出でした。
私はお抹茶での休憩時間が長すぎて、お庭散策時間は短縮に。

お土産に参拝記念の懐紙を購入。

午後2時半、三千院駐車場よりホテルへ出発。
なんと!またまた大きな虹が出現!!バスの中は大騒ぎに、、、こんな事って有るんですねぇ。
午後3時半より解散式、午後4時過ぎホテルから離れましたが、、、
大きな虹は消えておらず、、、琵琶湖を背にして、やっと見えなくなりました。


ホテル駐車場からの朝の虹の再掲です。
この時、琵琶湖畔に移動できていたら180度の虹を見れたはずです。

長い記事を最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント (4)
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紅葉狩りハイキング '23  №1

2023年11月23日 22時03分52秒 | 四季のハイキング
『  穴太衆の石垣  』

琵琶湖畔に佇む某ホテル主催のハイキング会に参加してきました。
内容は、滋賀県大津市坂本の町並みハイキングと京都大原里山ウォーキング。
2日間かけてのハイキングです。

11月19日(日)1日目
ホテル集合時間は正午、30分間程のオリエンテーション後バスにて現地へ移動。
13時30分から3時間行程のハイキング。
※行程
ホテル発🚌→ 西教寺 → 山の辺の道(千体地蔵)→ 日吉大社 → 日吉東照宮 → 慈眼堂 → 慈眼院門前🚌→ ホテル着

西教寺
とても古い由緒あるお寺ですが、
私が知っている明智光秀公と煕子(ヒロコ)夫人が眠るお寺でもあります。

山門をくぐって間もなく参道の右側に、穏やかなお顔のお地蔵様がお出迎えくださいます。
真っ赤に燃える紅葉を見るには少し早い時期でした。
たぶん、来週には見頃になっているはず、、、






参道の両側には、ご僧侶さまたちの宿坊が並びます。
それぞれの屋根には、様々な姿勢のお猿さんの飾り瓦が設えてあります。
屋根の上のお猿さんを見つけるのも楽しい散策になります。






↑ 鐘楼
明智光秀が築城の坂本城から移築したものです。


↑ 本堂の隣りの部屋の展示品
来年の干支の龍かと思ったら、、、麒麟だそうです。
思い起こせば、一昨年の大河ドラマは『麒麟が来る』でした。
明智光秀公ゆかりの西教寺です。

追記 昨年の大河ドラマは『鎌倉殿の13人』でした。
間違えましたので訂正しました。記:11/25



↑ 飛び出し小僧
そうそう、明智一族のお墓の前の飛び出し小僧は光秀君。
さすが、飛び出し小僧発祥の滋賀県です。




◎宗祖大師殿の山門

山門の間に琵琶湖と近江富士がクッキリ見えました。
が、、、白飛びしていて写せていません。🙇
素晴らしい眺めでありました^^


↑ 中央の山が近江富士

日吉大社への道
2番目の訪問先は日吉大社、坂本5丁目辺りの『山の辺の道』を歩きます。








日吉大社





◎日吉雌梛(メナギ)
男性が女性の幸せを願う木です。
↑雌梛の木を前に先生より説明を聞いているメンバー達
雄梛の木の写真は撮れませんでした。
私は雌梛の木もですが、その後ろのやけに高く積まれた石垣に釘付けになりました。



なんと! 憧れの穴太衆(アノウシュウ)が造った石垣であります。
見出しの写真と同じですが再掲します。
神社仏閣の石垣を造っていた穴太衆ですが、その強固さが人気となり、織田信長の安土城の石垣を手がけ、その後の時代を経て現代でも活躍している石垣造りのプロフェッショナル集団です。

↑ 多羅葉(タラヨウ)の木
葉に文字が書けるので『ハガキの木』とも言われています。
雌雄ありますが、この木は赤い実を付けていて雌の木と確認できました。

日吉東照宮
午後3時を回った頃なのに、、、この暗さです。



綺麗なお姉さんの猿回し芸に15分ほど休憩しました。


賢いお猿さんでした^^



↑ 豆柿(マメガキ)
渋柿の仲間です。
比叡山から降りて来たお猿さんたちの食用柿だそうです。

↑ 神仏習合の山王門

あくまでも、ハイキング。時間を気にしながら前に進みます。
なので、甘酒売りのノボリを見つけても、注文することは出来ず…。


慈眼堂
今回は素通りの為に、敷地内の写真はありません。




↑ 風蘭
たぶん風蘭と思われます。
小さな白い花の名残りを数輪見つけました。


ホテルに帰る時間が近づき、、、
滋賀院門前の石垣のある道を足早に進むハイキング隊なのでした。

☆おまけの写真



ホテル着後、午後7時からの夕食。
丸テーブルには、千葉県から参加の2人連れさんと私達。
女性4人ですから、会話は絶えず最後まで楽しい食事時間でした。
久しぶりの一万歩越えと1杯のビールで翌朝までバタンキュ~♪

長くなりましたが、次回は2日目になります。
不得手な分野でもありますので、間違いを見つけられましたらご教示いただけると助かります。

コメント (4)
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