5月2日、三回目の試験飛行にて転がった紫電改。
回を重ねるごとにピッチ方向が不安定になってしまいました。
その気難しい状態での着陸で最終的に翼端失速からコロンと行き左主翼破損となってしまいました。
主な破損個所は左主翼!これが大きい・・・
落ちたら壊れるってのは飛行機の基本かな!雷電の時は頑丈すぎて壊れなかったけど重かった。
残念ながら左主翼だけを再生って事はできないので左右主翼作り直し!
とりあえず主翼を取り去りました。
さて、中が見えるようになったところで一旦リンケージを点検。
初飛行の時、トリム調整は必要だったけどバランスが取れてからは普通に飛行できました。それが回を重ねるごとにピッチ不安定になったのは先にも話しましたけど、それがなぜかな?っと思いまして・・・リンケージが遊んで舵残りがあるのか?と思いましたが固定はしっかりしていました。
ここで電源を入れて舵チェック!最初は気づきませんでしたが・・・。
エレベータアップからニュートラルにするとココまで戻る。
エレベータダウンからニュートラルにすると・・・。
今度はこの位置で停止・・・何度やっても曖昧なニュートラル位置になってしまいます。
これが原因かな!
そう思ってから何度もアップダウンを繰り返していたら
最終的にはエレベータサーボ(画像で一番下)がギュイ~っと振り切ってしまいました。完全に壊れたようです。う~む、やっぱりサーボ不良が濃厚か~!
もしも上空でトラブルがひどくなっていたら主翼破損ではすまず廃棄になっていたかも・・・。とにかくサーボを交換してテストしたところニュートラル位置は安定しました。
主翼は特に設計変更もなく、そのままの図面で再生。
あとはスピナー、FSK式のペラペラスピナーがなくなってしまったのでストックにあったアルファ疾風のスピナーを4ブレードに改修して装着。
修理完了!
重量は756gと修理をしても重量が増えずに済んでひと安心。
さて、サーボ交換でピッチの不安定さは消えたはずなので次の試験飛行が楽しみでアリマス!