MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

猶予、99g

2020-04-09 22:52:00 | 軍需工廠

雷電2号機 作製の続きです。

1号機の墜落の引き金。
いざ、着陸と思ったものの主脚の片方が上がったままロックしていました。
何とかリカバリーできないかと旋回しながら試したものの開く様子はなく諦めて胴体着陸と思った矢先にバッテリーが尽きてしまい墜落。

おそらく主脚内側のカバー開閉に問題アリ。地上でのテストでは問題は出ませんでしたが速度がついた上空では風圧の関係か何かで主脚とひっかかってしまったのだと思います。
もっと確実なものにしないといけません。

1号機では片方だったピアノ線を両方に。

長さや位置関係を何度もさぐりながらこの状態に落ち着きました。

1号機は着陸前に果ててしまったので仮に主脚が出たとしてあの重量機が無事に着陸できたのかは甚だ疑問。それに飛行中の機動、特に横転性能の鈍なる事は壊滅的に失敗だと思いました。
常時全力運転だった事も含め全ては重量超過から始まりましたね。

さて、その重量超過の回避を念頭に作業をすすめていきます。

1号機はアクリル板にアルミテープ貼りでした。
今回のエンジンカウルフラップは0.1mmのアルミ板です。
トータルでこちらが良いかと思いましたがど重量に差はありませんでした。

カウルフラップ

エンジンカウルに合わせて位置を調整。
スロットル開度に合わせて開閉はしません。技量がありません。
手動です。雰囲気です。

プランクする前に一度全ての付属品を搭載し重量測定

胴体:959g 主翼:442g 機体重量は1,401g

バッテリーを4S 14.8V 2,600mAを乗せるとすればその重量は300g。

なので現状は全備重量:1,701g・・・って事になります。
1,800gに抑えるとしたら猶予は99gしかありません。
これからプランクと塗装が控えているのでちょっと厳しいかも!
それにこれは完成した時点で重心があっていればの話、後ろ重心だったならバラスト追加となりあっさり越えてしまいますね・・・。
まぁ、とりあえず1号機が全備重量2,400gだったのに比べたら幾分かマシ。
この期に及んでは重量に関してやれる事はわずか。とにかく最後まで気を抜かずに頑張っていきます。