1号機の試験飛行が2019年11月24日、期せずしてあれからちょうど半年となる今日が2号機の審判の日になるのは偶然でしょうか? はい、偶然です。
とくに運命的なものはなくたまたまです。
そんなわけで快晴で風が穏やかなコンディションだけは完成時からずっと狙ってました。
Gdrunkerさんの零戦と記念撮影。
さて、今回はどのような結果になるでしょうか?
それにしても・・・今日のような強い日差しでは薄いアルミテープが伸びて皺になってしまう。
勉強になるわ。クラブの方に機体カバーの必要性を説かれましたので用意しておこう。
本日の空模様
快晴で風穏やか♪これぞベストコンディション♪
H田さんの雷電とも記念撮影。
牽引車
こういう趣きもなかなか良い風情です。
さて、私の方はと・・・。
まずは雷電前の準備運動がてら零戦からFLT!
と、言いましてもいざFLT始めてしまうと雷電の事は吹き飛んでFLTを堪能してしまう。
零戦の次は雷電。
時間は9時少し前、何となく飛行場が落ち着いたので、もったいぶっても仕方ないし待てば飛ぶ物でもないので試験飛行に入る事にしました。
クラブの方にF/S等チェックをしていただく。合格印を貼る。
さぁいよいよ滑走路へ!
んで、ここからは「百聞は一見にしかず」
Gdrunkerさんが動画を撮って下さいましたのでまずはご覧下さいませ。
雷電の動画
飛びました。無事に帰ってまいりました。
とりあえず状況を文字お起こし。
今回はFLTタイマーは2分。
まず滑走はいつもの零戦とさして変わりなくスタート。
ここから前回とは違ってスロットル半分程で浮き上がり始めました。ちょっと驚き、姿勢がやや不安定と感じたので修正しつつ増速し上空に上げました。
上がってからトリム修正、ちょっと後ろ重心だったようでピッチトリムは多め、ロール方向はわずかですみました。
トリム調整ができてからは特に不安な状況にはならず。2号機はハーフスロットルでも空に浮いていられる。機体が軽くなった分、単純に機動力は上がったのだと私程度の腕前でも理解できました。
上反角を減らした分、横の安定性は落ちた・・・ただ懸念だった横転性能は改善していたのでこれはトレードオフの関係って事でいいのでしょうか?
旋回中は零戦に比べて沈み込みを感じたので方向舵で補正しながら、ここら辺は機体の特徴と慣れでしょうかね。
前回は至れなかった着陸工程、今回は無事に主脚が出ました。
フラップ展開により揚力が増えたようで若干機首上げに次までに昇降舵にミキシングを入れておこう。零戦のフラップ展開で生じるブレーキ効果はわずかにしか感じませんでした。
着陸進入に関しては横方向に少し気をつかいましたが大きく乱れることもなく修正範囲。
ただ降下速度はちょっと早かったような。
接地し最後はつんのめってしまいましたが無事に帰ってこれました。
今回はタイマー2分だったわけですがバッテリー残量は70%、通常の4分にしたら単純計算で残量は40%になるのかな?ここら辺は徐々にタイマーを伸ばして様子を見ていきます。
1FLT終えて。
機体を回収に行った際、まず頭に浮かんだのは1号機、2号機共に完成時に祝いの舞を披露してくれた子供2人、作製に打ち込ませてくれた嫁の事でした。
何でしょうかね、やはり家庭あってのラジコンってことかな。
駐機場に戻ってようやく「うまく行けた」と実感が沸き同時にタイミングずれの緊張感が沸いて心臓が軋むようでした。
雷電1号機と2号機、私のラジコン人生においては最長に打ち込み気力を使った一機となりました。
1回うまく行けば2回目も!、そうは問屋が卸さないのが空モノRCの難しいところです。
これからも気を緩ませず精進したいと思います。
今回に限らずいつもご意見や励まし等を皆様よりいただき深く感謝しております。
これからもよろしくお願い致します。
本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機 五二型 FMS:2FLT
雷電のFLT後の2FLT目はプレッシャーから解放されてそれはもう爽快でした。
三菱 雷電 二一型 自作:1FLT
現在バッテリー1本のみ、これからFLTを重ねる事ができれば数を増やしたいと思います。
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何とか無事ここまで辿り着けました。
これから習熟できるようFLT回数を重ねていきたいと思います。
運動性改善並び無事の帰還、RCやってる者としてはこれだけで酒の肴になります(笑)。動画を提供して下さった方にも感謝!!
自分のFLTを後から見返す機会はほとんどありませんからね。
雷電、しかも初FLT!
何度も見ながら思い出し感慨にふけっております。
動画の編集力も素晴らしくいつも感心しております。