なだらかな丘陵地に延々と続くのは、「熱い絹」にも登場してきた紅茶畑です。
日本から殺人事件を追って、キャメロンハイランドにやってきた刑事は、この紅茶畑を見て、何かに気付くのですが、
さて、一体何でしょう…。
答えは、
「この紅茶畑は静岡のお茶畑に酷似している。もしかしたら日本人が作ったのではないか…、キャメロンハイランドの
部族民に日本人がいるのでは…,そうか!そうだったんだ!」
ということで、優秀なこの刑事の推理は見事に当たり、そこから事件は一気に解決していくのでした。
この話は、推理小説の作り話だと思っていたのですが、戦後キャメロンハイランドに慰留した軍人が、本当にここで
指導したらしい…、ということを美知子さんから聞きました。
マレーシアの山奥で部族人になりきって生涯を過ごした日本人がいて、彼が人生を賭けて指導した紅茶畑が
今もここに残っているとしたら、ロマンですよね~。
紅茶畑を見ながらお茶がしたい人は、BOH TEA のファクトリーにある、こんな素敵なカフェはいかが?
私も行ってみたいなぁ