なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ノウルシ(トウダイグサ科)多年草

2013-04-15 13:43:22 | 草花
 曽根沼の畔に、枯れ草の中にひときわ目に付く黄緑色の大きな草が生えていました。トウダイグサに似た花がついています。名前を調べると、ノウルシという花で、各地で絶滅が心配されている希少植物とのことでした。
川辺などの湿地に生えるノウルシは、早春植物で、初夏に葦の茂ってくる頃には、根茎を残して、地上の姿を消します。
茎の先端が、数本に枝分かれし、それぞれに杯状花序をつけます。総苞葉は黄色を帯びているため、全体で一つの花のように見えます。傷つけると、白い乳液が出て、皮膚につくとかぶれることがあるため、この名がつきました。
沼の水辺で、踏み入ることの出来ない場所に、たくさんの群生が見られました。