なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ウラシマソウ(サトイモ科・テンナンショウ属)宿根性多年草

2013-04-29 14:01:47 | 草花
 近江八幡市安土の沙沙貴神社へ、ウラシマソウに会いに行ってきました。神社の薄暗い杜に、あちこちたくさんの
ウラシマソウの花が顔を出していました。
ウラシマソウの葉は、通常1枚で、成株では、11~17枚の小葉を鳥足状につけますが、小型固体では、3~5枚の小葉を
つけます。肉穂花序は、葉の下につき、大型の仏炎苞に包まれています。仏炎苞は、濃紫色で、内面に白条があります。
肉穂花序の付属体先端が釣り糸状に長く伸長し、これが、名前のもととなっています。
テンナンショウ属の植物と同様に、本種も性転換することが知られています。小型の個体では、雄性となり、肉穂花序に
雄花群を形成し、大型の個体では、雌性となり、肉穂花序に雌花群を形成します。