なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ヤブミョウガ(ツユクサ科・ヤブミョウガ属)多年草

2014-07-23 13:23:31 | 草花
 愛知川の河川敷の竹藪の中にヤブミョウガの花が咲いていました。葉の形がミョウガに似ているので、ヤブミョウガと
呼ばれますが、ミョウガとは、別の科の植物です。
花序は、円錐花序で、数個の枝が輪生した「段」が積み重なってついています。一つの茎に両性花と雄花が混じっています。
両性花は、白くて長い花柱と、黄色い葯をつけた雄しべ6個が花から突き出しています。雄花は両性花と似ていますが、
花柱は短くて垂れ下がり気味で、子房は小さく、茶色に変色していることが多いそうです。(写真の開いた花は、全て
両性花のようでした。)花が開くのは、午前中ぐらいで、午後になると、まず、雄しべが丸まって、次に花被片が内側へ巻き込まれるように閉じていきます。花柱だけがいつまでも外に出ています。
次第に子房が膨らみ、若い実が出来てきます。実は、やがて緑色になり、秋には、濃い青紫色に熟します。




                         マメコガネが来ています。








                         ホソヒラタアブの訪問です。