なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

伊吹山お花畑・・その他の花

2013-09-20 13:05:51 | 草花
 お花畑の花シリーズを長くつづけましたが、今日は、その他の花を一挙にご覧いただきます。
1~2枚しか撮れなかった花たちです。名前は一応調べたのですが、違っていましたらお教え下さい。




                         リンドウ



                         シシウド



                         シロヨメナ



                         クルマバナ



                         イワアカバナ



                         ハクサンフウロ



                         西遊歩道登り口




アカソ(イラクサ科・カラムシ属)多年草

2013-09-19 13:16:59 | 草花
 アカソはヤブマオなどと同じイラクサ科の野草です。伊吹山のお花畑には、至るところに生えていました。
雌雄同株で、雌花序は、茎の上部から出るということです。写真のものは、雌花序と思われます。
茎や葉柄も赤褐色を帯びています。葉は対生し、大きく3裂しています。3脈が目立ち、中央裂片は、尾状に長く伸びて
います。葉脈の部分で凹み、凸凹が激しいです。















アキノキリンソウ(キク科・アキノキリンソウ属)多年草

2013-09-18 13:42:12 | 草花
 伊吹山では、アキノキリンソウも多数見られました。
別名をアワダチソウともいい、花が泡立つように咲くとの意味です。舌状花と筒状花があり、内側の筒状花が結実します。
筒状花から、長いシベが突き出ています。両性花で、最初雄しべが花粉を出し、後に雌しべが出てきて、受粉する頃、柱頭が二つに分かれるそうです。
戦後、急に勢力を伸ばしてきたセイタカアワダチソウと同じ仲間で、花のつくりもよく似ています。

























ルリトラノオ(オオバコ科・ルリトラノオ属)多年草

2013-09-17 14:09:59 | 草花
 ルリトラノオも伊吹山の固有種です。7月8月に花が咲きますが、9月10日のこの頃では、花も終わりに近く、
花穂の長さも短いものしか見当たりませんでした。
近似種のクガイソウとの相違点は、葉が対生していること、葉柄がないことです。クガイソウの葉は、4~6枚が輪生
していて、名前の通り、段々についています。
また、ルリトラノオの総状花序の一つ一つの花は、深く4裂していて、漏斗状に開いていますが、クガイソウの筒状花は
浅く4裂していて、ぱっと開きません。ルリトラノオは、葉や茎に細かい毛が生えていて、葉の表面につやがありません。




















シオガマギク(ゴマノハグサ科・シオガマギク属)多年草

2013-09-16 14:27:44 | 草花
 伊吹山山頂の遊歩道の道端に、紅紫色のシオガマギクがところどころに咲いていました。
唇形花で、独特の形をしています。シオガマギクは、湿原のような貧栄養環境の周辺で、草丈の低い場所で生育する
そうです。茎は直立し、葉は下部では対生し、上部では、互生しています。葉の長さは、4~9cm、巾1~2cmの狭卵形で、縁には重鋸歯があります。