なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ハナミズキ(ミズキ科・ミズキ属)落葉高木 実と紅葉

2013-11-20 10:45:24 | 樹木
 公園や街路樹としてよく植栽されているハナミズキですが、春の可憐な花と共に、秋には一足早くから紅葉が始まり
赤い可愛い実と共にわたしたちを楽しませてくれます。
 そのハナミズキの実を探していたのですが、今年は、どうした訳かいつもの所には、あまり生っていませんでした。
台風で落ちてしまったのか・・鳥さんたちに食べられてしまったのか・・。
 先日、思いがけず、公園の駐車場近くで、まだ紅葉も実も見事な木を見つけました。春の花芽も既にたくさん
ついていました。




















ユリノキ(モクレン科・ユリノキ属)落葉高木 の黄葉

2013-11-19 13:45:55 | 樹木
 5月に、チューリップみたいな花を撮影したユリノキが、美しく黄色に色づいてきました。
早くから赤く染まっていたサクラ紅葉は、もう散り始めています。
荒神山公園の木々も秋本番を迎え、山が錦模様になってくるのも、もうすぐです。
























                    荒神山公園 11月13日撮影

オギ(イネ科・ススキ属)多年草 と ススキ(イネ科・ススキ属)多年草

2013-11-18 13:38:30 | 草花
 オギとススキの違いについて説明したものを読んでいましたら、実物で確かめたくなって、宇曽川へ向かいました。
白い大きな穂のオギは、河川敷にいっぱい広がって生えていました。
ふわふわの穂が、風の吹く度に、一斉にあっちへなびき、こっちへなびく様子が面白くて、しばらく眺めていました。








                    オギ



ススキは根茎が短いので、根元から多数の茎が伸びていますが、オギは、横に伸びた根茎から1本ずつ、ほぼ平行に
立つので、広く広がって見えます。



                    ススキ


オギの穂の方がススキの穂より白くて大きく、ふわふわしています。手触りは、オギは柔らかく、ススキはちくちくした
感じです。



                    オギ



                    ススキ



ススキの小穂は、基部だけに生えた毛が短かく、ノギがありますが、オギの小穂は、毛が長く、全体に生えていて、
ノギがありません。



                    ススキ



                    オギ



ナンキンハゼ(トウダイグサ科・ナンキンハゼ属)落葉高木

2013-11-17 14:12:27 | 樹木
 荒神山から宇曽川へ出る道路脇に、街路樹としてたくさんのナンキンハゼが植えられています。
紅葉して、美しい姿を見せてくれています。たくさんの実は黒く熟してはじけ、3個ずつの白い種が露出しています。
そのまま樹上に留まっているもの、地上に落下したものなどがあります。この種は、ハゼノキと同様、ロウソクのロウを
採るのに利用されてきたということです。ここでは、よくカラスが群がって食べにきています。

























トキワサンザシ(バラ科・トキワサンザシ属)常緑低木

2013-11-16 14:37:42 | 樹木
 ピラカンサとも呼ばれるトキワサンザシは、圧倒的な実の数で、木全体が赤く見える程で、クロガネモチと見分ける
ことが出来ます。5~6月頃に咲くバラ科の白い花と、秋に実る真っ赤な実が美しいので、よく植栽されています。
これは、近所の駐車場の隅に植えられていたものです。
枝の先端はやや刺状になります。葉は、長さ3~4.5cm、巾0.8~2.5cmの狭倒卵形の葉が多いですが、時に
楕円形の大きな葉が出ます。若葉には、裏面に毛が密にあります。
果実は、直径9mmぐらいで、やや扁平な球形をしており、先端に萼が残っています。