なごみのとき

ホッとするデジカメひとコマ日記

ライラック(モクセイ科・ハシドイ属)落葉樹

2014-04-24 19:21:16 | 花木
 我が家の裏のライラックの花が今年も満開になりました。
フランス語読みで、リラとも呼ばれるライラックは、ヨーロッパ原産で、日本へは明治時代中頃に渡来しました。
香りがよく、香水の原料ともされ、庭木として、広く利用されています。
 ライラックの花は、先が4裂した花径1cmぐらいの筒状花で、密生して円錐花序を作ります。花序の長さは
10cm~20cmぐらいです。





























ノウルシ(トウダイグサ科・トウダイグサ属)多年草

2014-04-23 11:18:13 | 草花
 ノウルシは、高島市新旭町の湖岸にたくさん群生していることで、知られていますが、湿地を好む植物なので、
今の時期、曽根沼でもあちこちで群生しているのが見られます。絶滅危惧種Ⅱ類とされているそうですが、
滋賀県では、群生しているという場所が結構多いようです。
 茎を切ると白い液が出て、触れるとかぶれることから、この名がついていますが、ウルシとは、全くの別物です。
花は、トウダイグサ科特有の杯状花序という面白い形をしています。3月4月に開花し、伸びてきた葦の葉の中に埋まる頃には、花は終わって、種子を散布します。地上部が残っているのは、梅雨の頃までで、夏以降は、姿を消して、休眠状態になります。




















長浜豊公園のお花見

2014-04-22 13:45:14 | 風景
 4月12日に長浜の豊公園へお花見に出かけました。
丁度満開の頃で、たくさんの人々がお花見に来ておられました。花の下でそれぞれにお弁当を広げておられる
ご家族の様子を見て、いろんな形の幸せがあるなあ・・とほほえましく思いました。
コンデジでの撮影で、ピントも甘いものばかりですが、ご覧下さい。




















ヒイラギナンテン(メギ科・ヒイラギナンテン属)常緑低木

2014-04-09 16:00:14 | 樹木
 ヒイラギナンテンが黄色い花をつけています。
ヒイラギナンテンは、古い時代に中国から伝わった栽培植物だそうです。名前の通り、ヒイラギに似た、硬い棘の
ような鋸歯の小葉を持ち、奇数羽状複葉で互生しています。総状花序に黄色い小花を多数つけています。
小花の花弁のように見えるのは、萼片で、小さいものを含めると、9枚あり、中心部に集まって筒状になっているのが、花弁で、内側と外側で、合わせて6枚あります。雄しべは6本です。
秋に黒紫色の液果をつけます。




















オオバナオガタマノキ(モクレン科・オガタマノキ属)常緑樹

2014-04-08 16:32:06 | 樹木
 沙々貴神社に「大花おがたま」という木札の下がった木がありました。4月1日に行った時は、蕾がつくつくと
上を向いて膨らんでいましたので、今日もう一度訪ねてみましたら、少し花が開いてきていました。
 オガタマは、日本に自生するモクレン科では、唯一の常緑樹だそうです。
名前は「招霊」(おぎたま)から転化したもので、神社によく植えられているということです。
 オガタマノキの花被片は普通12枚で、その基部は紅紫に染まっているのですが、このオオバナオガタマノキは
基部も白いままの花被片で、やや大ぶりでした。まだ開ききっていませんでしたので、花被片の数はわかりませんでした。葉の形もちょっと違うような気がします。花も葉の脇というより、枝先に2個ずつついています。
検索して調べてみましたが、オオバナオガタマノキは絶滅危惧種というだけで、詳しい説明がありませんでした。