遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

高橋義夫「天保世直し回状」

2009-09-14 06:00:03 | 日本の本

20080518

アチャー  図がでかい

アマゾンには出てこないのよ

図書館を漁れば高橋義夫の本もけっこうある

高橋氏は現代とこの時期を近似のものと思って描いたらしい

ここらの時代は近いから

私も興味津々

武蔵の先祖は何で浪人したのか

何で古河藩にお預かりになったのか

分からないのだけれど

浪人って

暮らしていくために江戸とか都会に出ていたんじゃない人もいたのね

いつかブログに載せた 読めない文書には

藤田東湖という字があったし

この本にも藤田東湖がでてくる

幕末に人々が何をしてきたのか

 

こういう小説を読むと

事実をうんと調べて史実に沿って描いてるのか?

と思うけれど

小説だからね

ペンギンと同じメタファでもあるのね

 

作者の価値観が反映されて描かれ

しかも実在だった人物が登場するから

実際の子孫が思い描くイメージと違ったりすると

名誉とアイデンティティーとに触れてしまって

大変なことになったりもする

小説を書く人 大変だなあ

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一年ごとに弱る体

2009-09-14 05:36:37 | ブログ

Img10551949018

これは

我が家じゃないです

こういう棚

倉庫にあったのを

解体して

寝室に組み立てた

木槌でとんとん叩いて緩めて解体したのだけれど

痛いい痛い

棚板はこれより幅が狭いけれど(70センチくらい)

これを運ぶのも重い

わが身の衰えが情けない

去年は軽々作ったのに

 

思ったのだけれど

思い出してみると

一去年

 

嘘!記事を読み返してみると

このときは木槌じゃない 武蔵という道具で作ったんだ

 

今年自分で作ったんだから

進歩したと思うことにしよう

 

きのう

温泉の帰りに

おばさんが自分が年取って

のろのろとしか動けず

ひどく気に病んでいた。

着替える 体を洗うなどの動作が遅くて

私を待たせてるのがつらいらしい。

そんなの自分でできるだけたいしたものなのだけれど

年取って

さっさとできないんだよ

則子さんはさぞじれったいだろうと気にする

 

そりゃあ

笑い話になるくらいじれったいけれど

それは年相応

おばさんなんか年に比べりゃぁ若いし

一年ごとに能力は落ちるものだから

そりゃあ順番だよ

成り行きに身を任せるしかないよ

棚作りで一年経ったら私もこんなに衰えちゃったよ

話した

デマだったけれどね

 

こういう会話が

親子と違うし

嫁姑とも違うでしょう?

 

母親とは亡くなるまで同居していたけれど

母の衰えはとてもつらく 何時もこっそり泣いてたし

姑はともかく威厳を尊重するのとの兼ね合いが

なかなか大変だった

 

おばさんというのもね

肉親のおばさんだとけっこう遠慮もなく喧嘩になったりするのよ

武蔵のおばさん

という関係性はまた新鮮

コメント (7)
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