遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

御伽草子

2009-10-30 22:59:04 | 日本の本

古い話も結構読めるぞ

と思ってパラパラ食いついてる

今昔物語は面白そうだけれど

長すぎるので

芥川龍之介関連だけ拾い読み

つぎ

御伽草子を借りてきた

お伽ってお相手をするという意味だったのね

子供だけではないの

 

これら絵草子絵巻物の詞書って

そもそも朗読の台本だった

絵を示しながら語った

などと聞くと

へえ!と思う

御伽草子は室町時代くらいに読み聞かせみたいにして読まれたりしたらしい

このころも結構庶民にまで楽しまれ

それで

筋を追う話しぶりが多いみたいだ

鉢かづき姫って子供の頃知ってたお話だが

読んでみると

長谷の観音様のプロパガンダみたいな終わり方

そういう説教臭いのがやたらある

そういうのが好きだったのか

教化しようと流布させたものか

 

教会に行くと

子供には綺麗なカードをくれて

聖書の話を聞かせたりするのと同じようなことなのだろうかと思った

コメント (3)
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里山アトリエ

2009-10-30 17:39:36 | ブログ

Dscn3062

家にいると

お絵かきに集中出来ないので

里山に出かけ草上でお絵かき

上の写真の木は何だろう

武蔵はここらではブンブクチャガマというというが

検索すると

群馬辺りでは違う植物をそういうみたい

マユミとも違うようだし

Dscn3066

スプーン咲きの菊も庭より里山のほうが綺麗だ

ギャラリーの絵を、しつこく描いてた

我が家には木の額縁しかない

この絵に木のじゃな

暗い

銀色の仮縁がいいと

比較的近くの額縁屋に行ったが

そこは

人のことは言えないが凄くだらしなくて

整理できてない

ゴチャゴチャのところを漁ってる

ないならいい

出ようとすると探すからと引き止められ

結局ない!

「明日なら入るが」って

間にあわない

宇都宮に行かねばならんではないか

もう

ないならいい!

と飛び出した

描けば描くほどしつこくなったようで

昔ながらの私の色に戻ってしまった

ギャラリーにアップした絵には

里山の葉っぱが写り込んでる

こういう風に描こうかなあ

 

もう一枚の絵は

やり直そう

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普段草とスダレ麩の胡麻酢和え

2009-10-30 07:10:03 | 食べ物

Dscn3041

普段草がふんだんにある

これを

スダレ麩の胡麻酢和えに入れてみた

葉物が入ると爽やか系が加わって

おいしい

Lgr

ともかく大量に葉物が育つ

昨日は

武蔵が道場の蕎麦会で

小松菜のおひたしを持っていこうと

奮闘してたが

育ちすぎで硬い!

「やめた!」と短気を起こしてたので

6時半(プールに行く時間)までに15分あるので

ベーコンとキノコを加えて炒めて姑息な料理にしてやってた

6時半だ

やばい!と飛び出そうとしたらおばさんが

むっとして

「行かねえのか!」

とやってきた

もう

プール命なんだから!

出かける時間が何時ももめる

私は遅刻恐怖症なので

まあ10分前にはプール道具を運んだり

うろうろしだすのが現れないから待ちきれなくなったわけ

武蔵が行くときは何時も武蔵は武蔵だからね

遅刻の王者

寒いのに

外でいじ~~とおばさんは待ってる

「やめてくれ!せかされるようでやだ!うちの中でのんびり待ってろ!」

と武蔵は怒り出す

 

これがなかなか伝わりません

金輪際伝わらないとは思うけれど

私も昨日はかなりむっとして

何時もだと

プールバックを運んであげるのに

もう!とプリプリして忘れてた

おばさんは

内心(怖!)と思いながら自分で持って車に乗った

 

それに気づいたのは

到着したとき

いじいじとプールバックを持って降りようとしてたからです

慌てて

「ごめんごめん」と持ってあげましたよ

 

こういう些細なことで

多分嫁さんはいじけていやになるんだが

おばさんは

目的さえ達成できれば(ここではプールに来れれば)

後に引かないので

すっきり

これで

私は田舎暮らしが出来るのです。

 

コメント (6)
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もう返しちゃったけれど後を引いてる

2009-10-30 06:00:47 | 本と雑誌

11

田舎源氏は

かなり衝撃が大きかった

江戸時代の本をそのまま読んだのは初めてだったし

(活字に直したものだったけれど)

改めて江戸庶民が文化を支えるまで強大な階級になってたんだと

実感

この表紙で

種彦は

はっきりあらわしてるんだ

紫式部の王朝文学に対する

これの仮想作者お藤さんが左の団扇を持った女性

 改めて

歌舞伎の台詞

浮世絵の中身

つらつら見るに

俗っぽさに驚いてしまう

考えてみれば

このあいだテレビで見たラ・ボエームの中の恋人たちの話も

お蝶婦人の話だって

話としてみれば

かなり俗っぽい

この頃

大向こうをうならせる

当たりを取る

これが江戸の出版業界では至上命令

(今も同じか)

ということでは大衆受けを狙わざるをえない

 

エンターテイメント性って文化の担い手が

一般市民に広がった宿命に違いない

 

昨日ちらりと日本のバレリーナー(イギリスでプリマを張った人)

の話をチラッと見た

 

その肉体とお稽古の話を聞いて

舞台芸術って

仮に話がお粗末でも

その造形を支える人たち鍛錬の賜物を見せられると

陶然としてしまう

ラ・ボエームもあの舞台の演出に圧倒されたもの

後になって

話そのものはお粗末だなとチラッと思ったんだわ

でも

素材としてなかなかだったんだ

歌舞伎もそう

話の展開を平べったく考えると

あちゃ~~というものが

役者 舞台それらが渾然となって作り出す世界だもの

 

19世紀半ば頃からの色々な分野の芸術って

世界中で

画期的な時代だった気がする

 

ともかく面白くなって

御伽草子などを読んでる

 

元の話を再話ということで民話などもあるけれど

 

御伽草子の語り口を生かしたお話もあるのかな

 

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