こういうののツイッターのまとめが出た
http://togetter.com/li/165536
これ 誰か小説にするといいなあ
この間 いろいろなことを考えて 科学的に間違えてしまうこと
わからない からいろいろ思うこと そういうことを
馬鹿にされるのは嫌だけれど
どうよ
と思っていた
原発を巡る市民運動が 結構科学者に トンデモ扱いで
どこか悲しくて
それが何かわからなかった
私自身も市民運動家のほうの こう
危険をあおるような運動の進め方は
不安を広げて悲しい思いを増幅させていると思って
ちょっといや と思い 小出先生の話に拒否感があった
しかし この富士山宝永噴火のときのあれこれを
コヤマ先生(静岡大学防災総合センター教授)にまとめて教えてもらって
胸に響いた
福島の人が とてもつらいのに群馬大学の早川由紀夫先生は
かなりな暴言風の発言で仰天させたり
怒らせたりしているけれど
普賢岳の時の 避難を巡って たくさん人が死んでしまった
あの時のトラウマが早川先生には深くあって
本心は福島の人々も含めて 助けなきゃ!と
思っているんだということも
コヤマ先生の話から分かってきた
科学者というのは いろいろ考えるんだな
でも
放射能をそんなに怖がって バカじゃね!?みたいなふうに言われると
凡人の私はむっとしたりする
私の中では
たとえばICRPとECRRがなんだかわからないし
ECRRってなんだかとても極端で扇情的だなあという印象がある
それも 日本の中の情報操作で作られた印象だという人もいるし
わけわかんない
色々あるけれど
この江戸時代の富士山噴火の話はとても参考になる
当時の農民は そんなねえ 科学的云々なんてのんきなこと言ってられないから行動に移したんだし
原点はそこだ
人がちゃんと暮らせなくちゃ
このところ いけないのは民主主義かもしれない
という気がしていたが
日本は 西洋から借りてきた民主主義じゃ
バカになるばかり
と思って
(だって 国会馬鹿なんだもん)
気分は アナーキーだったが
こういう江戸時代の農民の子孫だ!
とうれしくなった
学者にもいろいろいるもんだな
ECRRもこの間のバスビー氏の発言(これからは 呼吸による内部被ばくのほうが心配だ)
と言ってたこと
何だよ さんざん食べ物の基準値を下げろ知っていたくせに!
頭おかしいんじゃないか?
なんの科学的知識もない!という風にこき下ろされていた
私もそういう印象を持った
でも
もしかすると
そういう印象を持たされたのかもしれない
小出先生なんか
すごい嘲笑を受けている あの年で 論文をものにできず
博士号も取れず 助教のママなんてありえない
とか
でも もしかすると ホット・パーティクル(プルトニウムの粒)がタブーなのかもしれない
↓は 小出先生がお書きになったもの
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/Pu-risk.pdf
プルトニウムは こういう事故が起きるまで
私の中では 世界最強の毒物 と思ってきたし
これの問題と核兵器の問題は切り離せないのだ
と思ってきた
プルトニウムがキーかもしれない
それでも だいたい なんだかわけないし
大橋教授は プルトニウムは飲んだって大丈夫と言ったと
反原発派からは嘲笑を買っている
でも実際犬に飲ませたら 大丈夫だったって
食べて取り込んだ内部被ばくと 呼吸で取り込んだ内部被ばくは
危険度が
まるで違うかもしれない
そう考えるとバスビー氏の言ったことは
ちゃんと聞かなきゃだめじゃないか とも思う
科学的なら真実かというと そうではないのよね
科学的って バイアスもかかる
実証できることは大事だけれど
まだ実証できないこと いろいろあるわけだし
まして なんの科学的検証手段も持てないものにとっては
自分がだれか というのも大事だ
そういうことで
私は 日本の 農民の裔だあ! と思った