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この楽団の演奏を聴きに
横須賀に行ってきた
私は18歳から20代の初めまで
タンゴを浴びて暮らしていたので
演奏が始まったら
もう
蘇るものがたくさんで
涙が出てきそうだった
音楽は 思い出がよみがえる
しかもこの楽団は
素晴らしい香りのする音楽を奏でる
これはオルケスタだけど
白髪のバンドネオン奏者がマスター
ヴァイオリンのまん中の女性は今日の演奏者だった
で
聞きながら描いたので
叱られた
休憩時間になったら
隣の席の人に
叱られた
「こんなところで絵を描くなんて
見たことがない
鉛筆の音がする
第一演奏者に失礼でしょう!」
「ごめんなさい もう描きません」
「目の前で、端っこのほうで見えないようにやるならともかく
いつもそんなことしているのですか!」
もうすごすごと
端の席に変わった
そこからじゃ見えない!
よっぽど頭に来たらしい
気が散らされたんだな
私だって
朗読の間中喋っている人に腹たてたことがある
これからは
反省して
人目につかないようにする
舞台の人の邪魔にはなってないと思うよ
鉛筆の音なんかしないよ
でも その人の邪魔にはなったんだ
傍らの人のことを気にしないからいけなかった
今までもそういうことあったんだろうなあ?
宮島でも雅楽と舞踊が始まったら
ラッキーって描いちゃったし
ダンスパーティーの会場にも入って描いてきたし
来年のモデルに
会員のお嬢様が
タイ舞踊をやっているので
その衣装を着てモデルになってくださる
私は
踊ってもらいたい
それをクロッキーして
あとは
好きなようにそこらにいてもらって
そこから絵を描きたいと思うんだが
お母様は
ポーズ取りっぱなしでは
ムリだから写真を撮ってもらって描いてもらって
って
おっしゃるが
私は動いているところを描きたい
でも
それは賛成してもらえそうもない
やりたいようにやるというのは難しいことだ