遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

こういうまとめがあった

2011-12-01 20:21:32 | 地震
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中世の絵画

2011-12-01 19:47:54 | 美術史

51s5dcloi9l__sl500_aa300_この本には古代とルネサンス近代は

見えるように絵を描き

中世は概念を絵に表した

とある

キュビズムなんかは

見えるように描くのにうんざりした絵だ

という

ふふ

どこかで絵を鑑賞するのが好きな人が

見えるように描いてあるのがやっぱり好きで

だからわけのわからない絵は嫌だというのね

ダリとか一つ一つ見るとよーく描いてあって

摩訶不思議なのはいい という

見えるように描けていないと嫌だという人は

結構多い

中世の概念的な絵が逆遠近法になる話が出てた

(イスラム絵画では逆遠近法は実際近くの家が小さく

向こう側の家が大きく描かれてあった)

中世の場合逆 というのは遠近法は無視という意味だそうだ

Img781

これは14世紀

これはセルビアにある王の聖堂の聖母の誕生という絵

右下に生まれたばかりの赤ちゃんのマリア

このベビーベッドは頭側も足側も側面を描いてしまってこういう形

しかもヘッドボードも描きたくて

こんな形になって

一向気にしない。

どう見えるかではなく

何を描くかが大事で描いているからだ

概念を描いた絵は

観賞するときには絵を読まねば面白さが半減する

それは 日本の絵もそうだし

私の一目絵巻もそうだ

↓はイスラム絵画バクダッドにおけるチグリス川の氾濫

手前の家はこまごましている これは15世紀

Img782

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ビザンティンの聖堂美術

2011-12-01 19:14:37 | 日本の本

51s5dcloi9l__sl500_aa300_今日のお出かけのお供は

この本

実は

もう読んだのだが

前回頭に入らなかった

今回も所々関心が集中できず

飛ばし読みした

秋葉原に出て

あそこには書泉があるから

イスラム美術のなんか新書本があったなあ

探そうと寄ったら

!!全館 マンガとゲーム本の館みたいになって

美術書とかの階なんか無くなってた

で、岩本町から神保町に出て三省堂に行ったが

検索しても出てこない

本はあっても在庫はない

なんで?でイスラムの幾何学パターンの本あるようだが

高いなあ

どうしよう?

オルハン・パムク 別の本あるかな

トルコの作家でこういう宮廷関係ではない

東トルコのことを書いている人もいるはずだが

と探したら

オルハン・パムクのイスタンブールの本があった

Ykha7rbbe2u5gcxebtguhloi_500

読みたいなあ

図書館になかったしなあ

と思ったが

お金がない

三省堂スイカで買えるのよね

買っちまった

もう幾何学パターンの本は買えない

なんだかねえ

私貧乏で紙のお金がない!(ジャラ銭ばかりという意味)

しかし支払いがあるので銀行に寄った

で用を足してから 蔵前に行ったわけ

二度染めの黒い紙欲しかったんだもの

Img_9956

この一番左が二度染めの黒

中ほどの黒い紙も二度染めではないけれどいい黒だ

紙 楮だし

二度染めの紙は小ぶりだから

大きい画面用にこれ

で雲龍の緑

左がこの間サキコサンガ使ってもっと欲しいと言っていた紙

その右のを見つけた 少し色が違うけど

充分いいと思う

用紙はレーヨン交じりで安いのだが 結構いい色じゃない?

で用紙の見本ないの?

と聞いたらあったが 印刷だから

やっぱり見てもらわないととお店の人は言うが

実物を結構知っているので

これで充分 イメージできる ともらってきた

これからは行かなくても通販で買える!

二度染めの黒も見本にはないけれど

そういえば送ってくれることになった!バンザイ

 

だが

もうあまり買わないけど

今日買ったので当分遊べるし

帰りに電車の中でまた寝てしまって乗りこした

ええ~~!!快速だからつくばまで途中止まらないんだ!

終点まで行ってしまってまた守谷に戻った

家に帰ったら生協から荷物が届いていたが

なんだか注文したのではないものが入っている!

牛乳パックで作ったひもが10巻!

私が頼んだのは牛乳パック用のシリコンの蓋なんだよ!

FAXではなく 電話で注文したからいけなかった

(問い合わせることがあったんだ)

でも取り替えてくれることになった

よかった!

ビザンチン美術については

後で時々記事のほうに書く

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ああ よく寝た

2011-12-01 05:26:14 | ただの記事

ここ数日 夜中まで起きていることがあって

調子が狂った

やはり私は早寝早起きが性に合っている。

昨日気が付いたけれど

私の左耳はろくに聞こえなくなった

右と聞こえようが全く違う

人の甲高い声などすごく苦痛なのだが

聞こえるほうの耳が聞こえすぎる感じ

いつも武蔵のテレビがうるさくて

ヘッドホンで聞いてもらっている

 

世間に出て大声で会話する人が苦痛になるときは

聞こえるほうの耳をふさげば解決だ

これまで両耳を抑えていた

嫌味に見えないように工夫するのが苦労だったが

片耳押さえるなら ちょっとごまかせるからいいや

 

さて 今日は出かける

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パターン

2011-12-01 05:21:31 | 非西洋

イスラム世界では

偶像崇拝を禁じたからさまざまな模様が創り出されたといい

その半端じゃない模様 パターンに圧倒される

トルコのタイルってすごいなあと思ってきたけれど

改めてみると

もう半狂乱と言うばかりの展開。

まだ星形や十字型のタイルが創り出す細かい模様は

理解可能だけれど

立体的になるとレリーフはともかく

↓の 空間どうやって設計してどうやって作るんだ?

と不思議

Img779

これの模型を粘土で作るとしたってわけ分かんない

逆 この空間になっているほうを実体にして

プラスの立体を作るのはどうするんだ?

こう立体になるときのパターンも法則を作って造形するのって

面白いのだろうなあ

名人がつぎつぎ修行して生まれたんだろうなあ と

想像してしまう

パターンといえば

この皿を見ていたら

解説に半パルメットとある

これ

パルメットなんだ?

私は老人なので

パルメットと言えば忍冬唐草紋だと思ってきた

Img780

どこからそうなったかわからないけれど

本当はナツメヤシだろうとか

ロータス(ハス)だとかいろいろ出てくるが

コノサラの模様を見ると

これは ヤシみたい

そういえばパームヤシとかパーム油とかいう言葉は聞いたことがあり

パルメットはナツメヤシだというのもありだと思うけれど

ともかく偶像禁止ということで 植物からヒントを得て

色々な模様 パターンを作ったのに違いなく

ヤシだろうが蓮だろうがアーカンザスだろうが

いろいろ変化したに違いない

ナツメヤシはギルガメッシュの物語にも出てくるし

そもそもエジプトが原産地らしい

私の頭はパルメット紋といえば法隆寺の釈迦三尊像の光背だの

のき瓦の模様だので初めてであったのだものな

Shakasannzonn_4

忍冬ってスイカズラのことだというのも知らなくて

初めて知ったときは

スイカズラをよくよく眺めて

これからこういうパターンを作った というのは 大いに納得したものだが

どこからかスイカズラになっていったというのもありうる

シルクロードを逆にたどれば そういう変遷が見て取れるかもしれない

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