遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

「 カンディード」ヴォルテール

2012-06-02 19:29:02 | 文学

なんとなくピカソかマチスがカンディードという題の絵を描いていたなあ

どんな話なんだろう?

と思って読み始めて

面白くて わくわく

何じゃこれ

ガリバー旅行記みたい!

と思ったが

よくよく調べても絵描きのほうはなかなか出てこない

どうやら クレーらしい

しかも家の本を漁っても画像が出てこない

本が出てこないのかなあ?

20090325_628221

こういう線の絵

クレーは これから抽象画に入っていく

線を抽出して 描いていく味を占めて

線の絵っていっぱいあるよなあ

その発端がカンディードかあ!

K1101012

ところで

このカンディードは1755年のリスボンの大地震が発端らしい

2万人もの人々の命が奪われた震災は

当時の人々に大きな衝撃を与えて

このカンディードの主題のアンチ最善主義に対して

リスボンの大震災に関する詩篇、または『すべては善である』という公理の検討

というヴォルテールが書いたものに

ルソーが異議を唱えたといういきさつもあったらしい

ルソーってねえ フランス革命だの 自然に帰れだの社会契約論だの

高校で習ったけれど

私は 中身は何もわかっちゃいない

でも ヴォルテールとルソーは リスボンの震災問題では

絶交したんだって!

初めて知った

で ルソーは エミールは 読みました

エミールは 20年ぐらい前 教育にかかわる人の間では

バイブルのように読まれていたよ

 

しかし 大震災を巡って

こういう思想対決が出てくる

このルソーの主張がロマン派文学につながるのだそうだ

へえ!?

ともかくカンディードはライプニッツの哲学を最善主義として批判していると

解説に書いてあるけれど

関連事項を検索すると

デマっぽい

 

このあたりの思想的な対立って

凡人の私にはわかりにくいけれど

カラマゾフの大審問官につながってくる

カンディードを掘り起こしてのは

ちょっとした鉱脈だった

このヴォルテールとルソーって

パリのパンテオンに並んで葬られていて

双方フランス革命の英雄ということになって並んでいるのだけれど

絶交した二人だもんね

799pxpantheon_wider_centered
パンテオン

私は行ったことない

ドストエフスキーは行った

で 案内人は二人をほめそやして説明したのに

ドストエフスキーが

妙だね!この二人の偉人は一生涯、一人が相手を嘘つきの悪人だというと、もう一人は相手をいきなり馬鹿と呼んでいたが、ここではこうしてほとんど隣り同士になったわけだね

とからかったんだってさ

ドストエフスキーの二つの対決する思想を噛み合わせてお話を展開していく

こういう対比 論争 みたいな手法

あ 別にドストエフスキー専売でもないか

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老化問題

2012-06-02 13:11:55 | ただの記事

昨日友人が(私より8歳くらい若い)

電車に乗って どうぞ って 席譲られたらショックだろうなあ

というので

ショック!

私なんか もうゆずられる

え!?私?

と思ったのはだいぶ前のことで

今じゃ素直にありがとうございますと

座らせていただく

さて

今日は午前中から温泉に行った

(いつもは土日は混むし だいたいお出かけ用事もあるから行かない

ところが昨日は雷騒ぎで行かなかったから)

なんと お子様プール教室をやっていて

終わるまで?ジャグジーで延々待って

それから おばさんは水中歩行

私は泳いだ

そのあとの温泉お風呂 意外と空いていた

で 老化の研究

お尻の 座ると骨が当たる二つのポイント

老人はそこがごっそり痩せて穴が開いているような状態

人によってそのあたりが よれよれの皺が寄ってたりする

それって 何歳ぐらいからなるんだろう?

おばさんのお尻にはその穴はある

でも皺はなあ 縮緬皺ぐらいかなあ

午前中の温泉は超高齢者ぞろいで

私みたいな若いのは・・ あまりいないよ

一人のおばあちゃんは

腿の後ろに 見事に縮緬皺が寄っていて

この方はお若いときはふっくらした人だったんだなと思った

おなかの弛み これがエプロン状態になる なり方の分類も

今度研究することにしよう

私の場合 太いわけだから これが緩んで

皺が寄っていくのは ……無残だ

しぼむときに弾力がないから 老化の体の皺はすごいや

温泉でよく会う噂のマダム

70過ぎているんだけれど

むっちり筋肉質で細い人

その人 どこも緩んでないんだよな

筋肉は偉大だ 脂肪は悲劇だ 

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食文化

2012-06-02 09:05:21 | 食べ物

味噌汁にジャガイモというのに違和感という話があるが

私は ジャガイモOK

武蔵はジャガイモとわかめが好きだ

トマトをいれるようになったのは去年ぐらいからだけれど

今じゃトマトが入らないと物足りない

私の育った家では具沢山の味噌汁なんか出ると

多分父はちゃぶ台をひっくり返すオヤジになるくらい怒る

でも今私具沢山の味噌汁を作っている

なまけものだから 味噌汁とご飯で済ませちゃったりするからね

スープには必ずセロリを入れるんだが昨日はセロリがなくて

セロリなしだった

 

茨城生まれ育ちのくせに

干し納豆を食べられない人がいたが

私は今年干し納豆デビューした

青魚が好きという遺伝子を持っているけれど

酢〆ではなくても

刺身でも 酢洗い程度でいいから酢を通したのが好きだ

武蔵は豚は肩ロースにしろという

わが家はほとんど牛肉を食べない

Kさんはバターは発酵バターを使っている

父と母方の伯父さんは(二人とも故人 飲んだくれ)

大皿盛りでおかずを出すと許さない

一人ずつちんまり盛らないといけない

たくあんを丸い輪切りにするのは許さないのが

姑だったが 武蔵は信じられないくらい分厚く

ひん曲がって輪切りにする

一切れ食べたらしょっぱくて脳溢血になりそう!

親子かあ?

あ 武蔵は私が切ってくれなかったけど食べたくって

そう切ったんだ

若い画家は化学調味料が嫌いだ

娘は天才的に料理下手だが

今はいくらか進化した

食べることにあまり興味がない

私の娘かあ?私もそうなりたい

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放射能問題はほとんど宗教戦争だな

2012-06-02 06:51:43 | 原発

http://togetter.com/li/308581#c534113

この↑まとめを読んで

ほとんど訳がわからない

もはや科学的知識のない凡人には理解不可能

そういうバカは理科の勉強からやり直せという罵倒ツイートもあったけれど

理科の勉強ぐらいじゃわからないよ

でも分かったことがあった

池田信夫がなんであんなに安全だと言っているのか

幸福の科学が なんで安全だと言っているのか

いいなさんやらの摩訶不思議なツイート

ともかく博士号を持っているような科学に強い人でも

自然放射線の400倍でもマウスに照射してDNA損傷に増加はない

という論文が出たら

るんるんするんだ

ということがわかった

科学って たしかに カルトだわ

いろいろな研究成果を論文にして発表する学者の話が

入り乱れて

凡人には訳がわからない

科学という名がついていれば

真実を暴く魔法かと思い

難しいことは専門家が優れた脳みそを駆使して

勉強して解明してくれるような気がしてたけれど

本当に私はおめでたかったなあ

あああ ヶ セラセラ だわ!

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私の度量の狭いわけ

2012-06-02 06:10:40 | ただの記事

昨日Yさんと話していて

分かったことが一つあった

遅刻恐怖症とかアポなし訪問 アポなしキャンセルに関して

ちょっとはた迷惑な かたくなさはどこから来るか

 

これ片付けが下手なせいだ

子供が子供のころは

家に帰ったら家の中に子供が鈴なりだったり

高校生の時は子供は地モティーだったから(家が地元という意味)

文化祭の時などは家が合宿所みたいになったり

食卓に子供がうじゃうじゃいる

こういうことがよくあった

私自身 よその家で食事をしたり泊まりこんだり

料理を母から教わったことはないけれど

友達のお母さんに教わった

お手伝いさんに教わったことがいろいろある

そうか!そういう風に入り乱れて暮らすという中で生きてきたじゃないかと思った

今 どうもせせこましいのは

家のなかが片付かないからだ

子供が子供のころは私の母が居て 

家を誰が来ても大丈夫なようにしてくれてあったからだ!

病気だった母なのに

偉かったなあ

どちらの母がまだ同居してなかったときは

子供が幼児で 危険な状態にはできないから

何とかなっていたんだ

それで 隣のなおちゃんもわが家でご飯をよく食べたし

行事ごとに 近所の子供は集まって

お誕生日だのお雛祭りだの子供の日だの

持ち回りで集まっては

ごちゃごちゃ暮らしていた

それのポイントは お片付けだ

今 我が家は あかちゃんは家の中をは今這い回ったら

病気になったり 怪我したりする程散らかっている

私が育った家は友達には来てもらえなく

とっても排他的で変な家だった

私の部屋以外はきれいに片付いていて

なめても大丈夫なくらいだったけれど

潔癖すぎる父が 他人を寄せ付けなかったし

面前で人と親しくしたら許されない雰囲気で怖かったんだが

あああ片付け能力は感染らないで

意地悪なところだけ感染した

地震で落ちないように片付けながら少しは片付けよう

 

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