またまたこれ読んで思ったのだけれど
昔武士って藩から禄をもらっていたって
役目のない人もいたわけだし
ともかく これって ベーシック インカムね
貧乏で内職したりってあったかもしれないけれど
昔って どこそこ何十万石とかって
お米に換算して
それを 取り上げて 侍が分配して ベーシックインカム
皆で働いたらどれだけの富が生産できるか
それを 武士だけではなく みんなで分配
で役割によって役料が出たり人の役に立つ仕事ができたら
別途収入になったり
そういうシステムができるといいのじゃないのか?
今は儲ける悪知恵のある奴だけが儲けられる
富は 簒奪して 労働者は働いた見返りをちゃんと受け取れない
変な世の中だ
って 年金暮らしで 申し訳なくてあまり大きな声で言えないが
この本には色々面白いことがあったが
貧乏話が面白かった
ともかくお金のない鐵舟の家にはやたら客が来て飲んだり食ったり
でお金がないから
オカズはいつも変わらず大根葉の漬物
着るものなんかないから継ぎ当てて冬でも一重
焚付がないので家を壊しながら薪にしちゃうとか
我が家の場合
衣食住と生きていく上で必要なものを考えると
住むところはお陰様である
食べ物はともかく大根の葉もあるよ
ふんだんに。
コメは 昨年不作 栗橋の家の子達が大きくなって予算が狂って
今年はなん袋かはよそからコメを買う羽目になったが
ま
倹約すれば食べるコメもある
衣類 いっぱいあって みんなぼろだけれど
つぎはぎで作ればいいのね!
パッチワークじゃない!
ああ 面白い服 アイディアが湧いてくるわ!
死ぬまで買わなくても大丈夫でもある
水は井戸をほったから水道代を払えなくなってもOK!
薪は里山のどんぐりの木を使えばいいでしょう
おお!
貧乏する気ならいくらでも生きていけるぞ!
絵の具が買えなくなったらコラージュで行けばいいし
カンバス買わないで古い絵を潰していけばいいし
ウヒ?
いくらでも生きていけそう
それにしても 税金が高すぎる!
私が話題にしたかったのこれ
バロックとか ロココとが
絶対王政の 王朝だの貴族だのの趣味ね!
ぐらいしかわからなかったが
バロックって 真珠のゆがんだのを言うじゃない?
と思ったら語源はそもそもそっちから来た
ゆがんだのがいい?
バロック音楽もゆがんでるの?
バロックって ルネサンスに対して生まれてきたらしい
そのあたりがわかりにくいけれど
絢爛豪華 にゅるにゅる
そういう ごてごてしい 質感だの手触りだの
もう うざいくらいな感じが本来のバロックかもしれない
彫刻を作るとき
師匠は
バロックはダメだ
とおっしゃった
難しい川口語
私は勝手に 表面のお肉のあれこれを弄るようなとらえ方はいかん
という風に受け取っていたが
彫刻を作るときシュランドルな形を追え!
とおっしゃるから
シュランドル?シリンダーね
変わらない軸ね
玉ねぎの芯ねと勝手に私語に翻訳して考えていたが
バロックはダメ モニュメンタルなものを
っていうのはたぶん師匠の思想だ
本郷新とか 佐藤忠良はそういう感じだもの
エミルタージュを見てきて
いっそう
そのバロックだのロココだの 絶対君主だの貴族だのの
絵画をファッションのようにとらえて
流行らせたものに見えて仕方なかった
この手の本は
武蔵のお古
幕末の三舟が出てくる
山岡鉄舟を主人公にした話
幕末から維新にかけて
国家存亡の危機の時代
今の時代と合わせて読んで
なかなかよかった
あああああ 今の政治家は 全くなあ
国民のことは明後日で政治をやっている
ついでに白状すると
私山岡鉄舟と 富岡鉄斎と 混同していて
頭のなかは
こういう
鉄斎の絵が渦巻いてしまうの
別人なのに
だめだこりゃ
なんの影響力もないブログを書かないスト 終了
自分にしか 意味なかったんだけれど
描かないでいるのは異常事態だったから
常に原発のことを意識していたから
それなりに意味はあったかもしれない
コメントにお返事も書かず 訪問してもコメントを書かず
って 私にしては我慢強かった
さて この展覧会見てなかったので行ってきた
この一点だけでも 見に行った価値があったが
エミルタージュって 私の頭の中では
あれもこれも エミルタージュにあるのね
行ってみたいな
と思ったけれど
この展覧会は そんな 収蔵作品の中の選りすぐりではなかったと思う
でも
私に 眼力がないのだろうけれど
上の マチスの絵は 素晴らしかった
マチスはこういう絵を壁にかけて 次々と修正していき
もうその絵が 修正を求めなくなったとき 筆を止める
そういう描き方をするって
この間知ったばかりだが
それ とてもよくわかった
絵を描くとき
私は自分の眼力には自信がないから
描いている対象からいろいろ読みこんでは絵を描き進めていくのだけれど
そうしないと
とんでもないことになって
世界は狭まって行ってしまう気がしてしょうがなかったんだけれど
考えてみると
人が絵を描いているとき
そうしている人は多いよな
無意識めていても
そこを もうちょっと習ってみよう
ピカソの絵
あったのはこれ
うへえ 中途半端なキュビズムだなあと思った
右の本の
同じ題名の絵は
上の2年後の絵だ
図録をめくってみたけれど
展覧会の趣旨がいまいち
スッキリ来ないので
買ってこなかった
でも 写真がほしいと思った絵の絵葉書とか
無いかなあと探したけれど
私が写真を欲しいと思った絵は チットもない!
私の眼は変なのだなたぶん
欲しかったのは 女帝誰それという絵
真珠の首飾りの質感たら圧巻
傍で見たら キラキラ光っている
銀線 使っている
(銀線じゃ黒くなるなあ 違うか?)
スーパーリアリズムって こういう絵が魅力で流行った?
と思った静物画
アンリ・マンギャンの森の絵
ルネサンス バロック ロココ 新古典主義
ここらは よくわからない