久子さんのところで
孫ちゃんたちがパパの足に乗っかるの大好き
という記事があった
↑久子さんちから持ってきた写真
わたしも子供のころ
この手のことが大好きで
足の裏の感触(子供の柔らかい足にはお父さんの足の裏はがさがさ感じた)
覚えている
久子さんの坊ちゃまは靴下履いているけど・・
わたしは多分サーカスを見た後
お父さんの手や足を使って
色々お転婆な曲芸をするのが本当に
楽しかった
右の方からよじ登って頭の上によじ登って反対側から降りてくる
なんてね
自分はおさるで お父さんは猿山って感じ
そうすると 泊まりに来ていた親戚のおじいさん
(実は直系の実の祖父だった)
この人は私が父親をおもちゃにするなんてそんな失敬な
と思ったのでしょうよ
昔人だから 父親にはひたすら敬服しているべきだと思ってる人だったのかな?
「これこれいけません」
とたしなめるんだけれど
いいのいいのお父さんはおもちゃなの!
という感じでした
私の父は母の親族(私の血を分けたほうの父は母とはいとこ同士だったので)
と接触するのをひどく嫌って
やむを得ずお付き合いしないといけない時は
あとが恐ろしい
荒れ狂って飲んだくれて暴れたものです(私のおもちゃの父は酒乱でした)
然しこのおじいさんのことを 父は好きだったみたい
(これは ほとんど奇跡です)
おじいさんは人を蕩かす の 名人だったんだ 多分
このおじいさんは家に泊まりに来ると
朝 外に ラクダの股引とシャツ姿で出て行って
おいっちに さんし と体操をするの
もうご隠居さんで働いてなくて
湯治が趣味の人
ハハ 孫のわたしは 近場に温泉があって
湯治旅行しなくても温泉を楽しんでいるよ
・
今思うと
おじいさんは戦争で二男(戦死したほうの私の父)を亡くして
忘れ形見の私に会いに泊りがけで遊びに来たんだ
私の子供たちにはおじいさんという記憶何もないのだけど
だから
おばあちゃん にかわいがられた記憶だけが孫としての思い出だけど
あらあ
わたしも ちゃんと 孫だった日があった
と思うと おじいさん 恋しいですよ