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もう何時退院してもいいというから
今週末にも退院だという勢い
武蔵が今日から三日居ないのだが？
看護婦さんに聞いたら
もうおばさんは退院したくて申し出がすごいので
先生は何時退院してもいいよというそうだ
介護認定との関係とか
デイケアの日程を取るとか
予定をちゃんと立てないといけない
家でどう暮らすか
リハビリの先生は退院時に来てくださるというのだが
おばさんの話ではもう何時でも先生は来るみたいな
・・忙しそうな先生だが？
希望的観測でどんどんおばさんの中で決まってしまっている
わたしは １５、６と眼科の予約で泊まりがけで東京に行く
その日 夜 私が居なくてもいいのか
心配だ というと
看護婦さんは再来週 退院というのでいいのでは？
というのだが
おばさんの中では妄想が熟しているし・・・・
おばさんが
どのくらい一人で生活できるか
見極めないと
私の外出の自由は無くなるな？か？
再来週にしてくれると
今週笠間に行って それで外部の講座はしばらくお休みかなあ
展覧会が二つまだあるが
その作品を友達に預けなければならない
おばさんはともかく病院の食事がいやなのよ
今日の饂飩が短くて
長いうどんが出ないのも不満
でも 飲み込むのは下手だし・・・
ともかく食事は 帰ってきたら 美味しく食べてもらって
でもなるべく 塩分控えめに
ったって 多分だめよ
醤油じゃぶじゃぶ 掛けたりする
おばさんの 本音は
もう年寄なんだから 美味しく食べたい
というのだ
私ももっともだとは思う
武蔵の母は亡くなる前 水分制限がひどかった
身をよじって 水を欲しがったが
看護婦さんに禁じられていたので
氷を一つ 含んでもらって
我慢して貰った
じきに亡くなっちゃったのに
可哀そうだったと思う
