このお話 わたしはよく知らないので
断片的にしか残っていない絵巻物を見ても
話の筋がよく見えない
それで
そういう古典文学全集みたいなので借りてきて
やっと わかった
大まかに 平治物語は
二組あるのだ
今物語として流布しているのはさんざん琵琶法師が語り
もう武士の世の中になって
武士の権力の正当性という立場の話
絵巻物の方は
古いお話に拠っているので
義朝側には冷ややかなまなざしもありということだった
この場面は信西が首を切られるところ
やっぱり
このあたりのお話は なんともはや
すごい陰謀術数三つ巴というか
・・・
面白いわ
美福門院などという人は知らなかったけれど
後白河の息子(二条天皇)を養子にした人で
後白河はたまたま中継ぎとして即位したので
美福門院のほうが よっぽど権勢があったなんて
全く知らなかった
大河ドラマ 平清盛を見てたらもっと分かったのかな?