今日はとても感激した一日だった。
先日増改築現場の引渡しを終えたお施主様より茶事に招待された。
スタッフ4人でお伺いさせていただいたが、茶事は全員が初体験。
茶碗を数回廻してからお茶を飲み干す事ぐらいは知っていたが、
皆、緊張した面持ちで茶事に望んだ。
玄関に入ると一気に茶事の雰囲気が伝わる。
着物姿で迎えてくれた亭主。
単に濃茶を飲むためのものでは無い事は容易に想像できた。
玄関の生花も素晴らしい。流派を超えた美が感じられる。
(ちなみに本来の茶事では亭主は出迎えない。
そのため亭主は玄関を少し開けて置く。それが、いつでも茶事が行えるという合図なのだ。)
お施主様は表千家の先生で、勝手の分からない私たちに何でも教えてくれた。
本当にありがたい事だ。
今回は、略式なので...。と亭主が言ったが、とんでもない。
貴重な茶器でお茶を振舞われたり、その解説をして頂いたりと私たちにとっては至れり尽くせりの世界だった。
濃茶の席に掛軸があった。
書の心得の無い私にとっては、何と書いてあるのか分からなかった。
このような時、はたして聞いて良いものやら?と思っていたが、
ここは勉強と思い、尋ねてみた。
青松多寿色・・・seishou jyushoku ooshi
松は一年を通してもまた年月を重ねても青々とし、色あせることのないその姿は、いつも変わることのない永遠の心を象徴している。
読み方だけでなく、掛軸の意味まで教えていただいた。
常に輝き続けてください。
そんな亭主のメッセージを感じ取りながらお施主様宅を後にした。
本当にありがとうございました。
先日増改築現場の引渡しを終えたお施主様より茶事に招待された。
スタッフ4人でお伺いさせていただいたが、茶事は全員が初体験。
茶碗を数回廻してからお茶を飲み干す事ぐらいは知っていたが、
皆、緊張した面持ちで茶事に望んだ。
玄関に入ると一気に茶事の雰囲気が伝わる。
着物姿で迎えてくれた亭主。
単に濃茶を飲むためのものでは無い事は容易に想像できた。
玄関の生花も素晴らしい。流派を超えた美が感じられる。
(ちなみに本来の茶事では亭主は出迎えない。
そのため亭主は玄関を少し開けて置く。それが、いつでも茶事が行えるという合図なのだ。)
お施主様は表千家の先生で、勝手の分からない私たちに何でも教えてくれた。
本当にありがたい事だ。
今回は、略式なので...。と亭主が言ったが、とんでもない。
貴重な茶器でお茶を振舞われたり、その解説をして頂いたりと私たちにとっては至れり尽くせりの世界だった。
濃茶の席に掛軸があった。
書の心得の無い私にとっては、何と書いてあるのか分からなかった。
このような時、はたして聞いて良いものやら?と思っていたが、
ここは勉強と思い、尋ねてみた。
青松多寿色・・・seishou jyushoku ooshi
松は一年を通してもまた年月を重ねても青々とし、色あせることのないその姿は、いつも変わることのない永遠の心を象徴している。
読み方だけでなく、掛軸の意味まで教えていただいた。
常に輝き続けてください。
そんな亭主のメッセージを感じ取りながらお施主様宅を後にした。
本当にありがとうございました。