久しぶりにラリーカールトンを聴いた。
ルーム335の軽快なリズムが、すぐさまラリーカールトンの世界に引き込む。
フュージョンが流行ったのはいつの頃だろう。
小生の学生時代には既にこの手の音楽を聴いていた。
エレキ片手に夢中でコピーをしようとしていたのが懐かしい...。
仲道郁代のベートーベンピアノソナタ月光を聴いてみた。
月光の第一楽章は余りにも有名だが、第二楽章から第三楽章にかけて迫りくるような流れが素晴らしい。
技術的なことは良く分からないが、仲道郁代の奏でるピアノ、きっと感動すると思います。
朝日新聞be on Saturdayに小田和正が取り上げられていた。
試行錯誤さえすれば何かにたどり着けるんじゃないか。と発言する。
プロフィールを見たら現在72歳。
信じられない。
あの透き通ったハイトーンボイスは、彼の詩と共に人々の心に響く。
そんな小田和正のライブが、昨日NHKBSで放映された。
ファンに対する感謝の気持ちや彼の音楽に対する想いも伝わってくる。
『ラブストーリーは突然に』から既に28年の時が経つ。
時の経過も早いものだと、しみじみと合わせ感じた...。
フジコフェミングのソロコンサートを 録画しておいたのを今見ている。
所々ミスタッチがあるが特段気にならない。
人生の縮図とも思えるフジコの手も印象的だ。
決して繊細な指とは言えないが、穏やかなタッチと時には激しさを増すタッチは、彼女の人生の重みと言うべきか。
ラ.カンパネラの鐘の音は、多少タッチが弱くなったようにも聞こえたが、いまだ健在だ。
NHKで『左手のピアニスト』を再放映したものを録画しておいた。
私は左手のピアニスト〜希望の響き
世界初のコンクール
と言うものだった。
数々の賞を受けながら、これからと言う時に局所性ジストニアを発病し、右手が使えなくなってしまったピアニスト。
子供の頃に脳腫瘍を患い、リハビリしながらピアノを習得し、演奏会で披露していたピアニストなど、それぞれの生き様が伝わって来た。
絶望の淵に立たされながらも、こうやってしっかり生きて行こうとする精神力は、我々の想像を遥かに超える世界かも知れない。
でも、本当に素晴らしいと感じた。
左手のピアニストとして表舞台に立つ。
音楽として人々に感動を与える。
自分自身を見つめながら、弛まない努力で前向きに生きている姿にも感動した。
エールを送りたい...。
仰向けになりヘッドホンらしきものを付けた。
すでに目は閉じている。
異質な音が聞こえてきた。
聞こえてくると言うより、脳裏に強烈に響いてくると言った表現が正しいかも知れない。
以前、しかもかなり前、何処かで聞いた音だ。
目を閉じたまま、思い出す。
そう、これはまさにディープパープルのハイウェイ スターだ。
炸裂するようなイントロ。
ドラムのリズムも似ている。
時折、絶叫と瞬間的な静寂を繰り返す。
暫くすると、少し体が何かの上で動いたような気がした。
ヘッドホンが外され、目を開けた。
やっと解放された。
健康診断もここまでやると、もしかしたら本当は病気なのではと思ってしまうMRI。
次に控えていた、初めて行う胃カメラ検査は、更にダメージを受ける事になった。
胃カメラの誘導管を、局部麻酔した鼻から挿入したまま暫く待つことになった。
どうやら前の方の検査が長引いているらしい。
横向きになりながら、決して唾液を飲み込んではならないと再三看護師から言われていた。
仕方なく、ティッシュでかなりの回数、口を拭い取った。
もし、やり直しなどと言われては最悪だ。
必死にこらえていた。
暫くすると若手の医師が胃カメラ片手にやってきた。
何やら発言していたようだが、こちらはそれどころではない。
唾液は気になるし、なにせ異物が押し込まれているのだ。
目の前にモニターを出されてもあまり良い感じはしない。
看護師も何やら言っている。
どうでもいいから早く終わってくれ、と本気で思った。
『お疲れ様でした。大丈夫ですか』と声を掛けられ、『この次は、食事を取ってからまた検査です。』との事だった。
長い一日もやっと終わり、特段大きな問題は無く、紹介状を数枚受取り、メディカルセンターを後にした...。
恩田陸の蜜蜂と遠雷を読む前に、同タイトルのCDを聴いておいた。
何度か繰り返し聴いた。
今まで知らなかった世界が広がった。
ショパンやリストなどの代表的な曲はある程度知っていたが、こんなに素晴らしい世界があるなんて。
本を読み進める毎にCDを聴いていった。
著書の情景がリアルに伝わってくる。
こんな読み方も良いよね。
音楽に対する深さも何となく感じ取れたような気がした...。
ここに三ツ矢サイダーがある。
いつ飲もうか?飲んでしまって良いものなのかと迷う所だ。
この三ツ矢サイダーは、先日サザンオールスターズ40周年記念ライブの帰りの際、スポンサープレゼントとして出口で貰ったものだ。
試供品と印字されてあり、サザンのシルエットと共にThanks 40thと描かれている。
今の時代、こんな物までネットショッピングに掲載されているのには驚いた。
時代が変わったとしみじみ感じてしまう。
40年前と言うと小生が高校生の時だ。
パソコンやスマホなど当然ながら存在しない。
まさに黒電話の時代だ。
コミュニケーションの手段は限られていた。
それだけ人との接し方は重みが違っていたと思う。
今は、自由という名のもと、軽々な発言や書き込みで、簡単に人を傷付けてしまう事も多いようだ。
でも、傷付けてしまう人もそうでない人も何らかの繋がりを求めて彷徨っているのは確かだろう。
我々は何処へ向かって行くのだろうか?
懐かしい思いが三ツ矢サイダーと共に蘇ってきた...。