LOHASな感じ!

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国産木材の復活

2008-03-08 | 建築と文化
今朝の日経新聞に国産木材に関する記事が載っていた。
日本の木造住宅には、輸入木材が多く使われている。
国産材が割高だったからだ。
しかし、最近その常識も崩れ始め、国産材の需要が回復してきているらしいのだ。

国産材と輸入木材は、木材製品にするときの歩留まりも違い単純比較はできないが、国産材のほうが割安な場合があると言う。
日経の記事では、米ツガ材と国産スギ丸太の比較だった。

輸入材の価格はここ数年で急騰している。
世界の生産地での資源保護の流れが強まり、供給が絞られてきたためだ。
需要面では、中国やインドで建設資材向けが急増し、価格上昇の原因になっている。

スギ材は、水分が多いため生産効率が悪いと見られていた。
だが、乾燥設備の性能が高まり、現在ではその問題もない。
間伐材などの細い丸太も、合板メーカーなどでは有効利用ができる。
また、間伐は環境維持のため今の日本には欠かせない事だ。

国産スギ材は耐久性も高い。
今後積極的に日本の住宅に取り入れていくべきだと改めて感じる。