LOHASな感じ!

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ガソリン価格と消費 2012.7.7

2012-07-07 | 地政学的備忘録
先週末原油価格は下げ止まりの様相を見せたが、今後どうなることか。

イラン経済制裁等の影響を受け、今年2月より3月末にかけて原油の値上がりが続いていた。
それが4月に入りサウジアラビアの原油増産や欧米需要不振、米中の景気減速などが要因で
供給不安を緩和させ、原油価格を押し下げていった。

ようやく国内のガソリン価格も落ち着きを見せ始めたが、再び7月4日には、
イラン情勢緊迫化や欧州、中国の追加金融緩和をめぐる思惑を背景に急反発。
というニュースが飛び込んでくる。

今日の日経では、
ガソリン離れが進行し、資源エネルギー庁では2030年度のガソリン消費は2010年度比で最大6割減という試算をしているという記事が載っていた。
確かにガソリン価格の高騰は、電気自動車、ハイブリット車への転換をますます強めるだろう。
1995年には6万店を超えていた国内のガソリンスタンドが、2011年3月で3万8000店と36%減少している。
給油所の過当競争、今後もさらに拍車をかけそうだ。