神々しいとは、まさにこのような雰囲気を言うのか。
日光東照宮に程近い滝尾神社を訪れた。
東照宮付近の混雑さからは想像もつかないくらいここは人影疎らだ。

本来なら滝尾道を通り二荒山神社別宮である滝尾神社へと向かうべき所だが、
厳冬期に予定している雲竜渓谷へのアプローチの下見も兼ねて行き止まりまで車で行き、
その帰りに滝尾神社の駐車場に車を止めたので、
滝尾道を通らず直接境内へと入っていった。

神社入口の左奥には白糸の滝がある。
同様の名称の滝は数多くあるが、静寂に支配された自然林の中にある滝は
これから神社境内へと向かう者に対しある種の緊張感さえ醸し出しているようだ。


滝尾神社の社殿の手前に運試しの鳥居がある。
鳥居中央の丸い穴に小石を3つ投げて通った数で運を占うとの事だが...。

ご神木の鳥居の前で、神々しさに包みこまれるような感覚を覚える。

辺りを取り巻く静寂さがそうさせているのだろうか。
気を感じるというのはこのような事を言うのかもしれない...。