LOHASな感じ!

日頃、仕事やプライベートで感じた事をLOHASな感覚で書いています。

鹿島神宮:思い出

2017-02-14 | lohas的情景
久しぶりに鹿島神宮を訪れた。


杉の大鳥居。震災で倒壊した御影石の鳥居から、境内に自生する杉を活用し再建したものだと後で知った。



楼門をくぐり本殿へ向かう。


本殿。

ここは小生にとっても思い出深い。
普段神頼みはしないが、本気で一度神頼みをした事がある。

もう十数年以上前の事だ。いやニ十年以上前かもしれない。
ある件名の仕事で数社競合しており、当社はアプローチ段階からかなり劣勢だった。
初回見積提示時に、既に他社に決めようと思ってるとの発言を受けたり、プレゼンも他社の方が明らかに優れているのを感じた。
恐らく他社との打合せにはかなり時間を掛けていたのだろう。
まあ、当て馬的な存在として当社があてがわれたのだろう。

しかし、血気盛んな当時、そんな事では怯まない。
とにかく、再度訪問させてもらう約束を取付け日時を決めた。
再訪問日までは、自分で考えられる事は全て行い、全神経を受注する事に集中させた。
数字的にもかなり大きい。自らプレッシャーをかける。

そして、再訪問日を迎えた。
その案件が鹿島市内ということもあり、訪問前に少し遠回りして鹿島神宮を訪れる事にした。
本殿で、今まで最大限の努力をしてきた事の報告と受注祈願を行い、鹿島神宮を後にした。


鹿島神宮の奥参道の巨木



訪問先へ向かう車中、鹿島神宮に向かい、再度手を合わせた。

訪問先では、皆緊張感が走っているのが分かった。
努力の甲斐も見事報われ、受注に漕ぎ着けた...。

このような思い出が蘇ってきた。
努力しても確実というのはない。
それだけに、向上心が強ければ強いほど力を注ぐようになるのだが、
日々の生活や仕事のバランスを図ることが難しくなる場合がある。
でも、当時は受注ありきというスタンスだったかな。

ここにきて、様々な事を考える。