何気なくチャンネルを合わせたところ、面白そうな内容でしたので
2時間見てしまいました。
リオオリンピックのバドミントン金メダルコンビをゲストに
安住アナ、北野武、綾瀬はるかがオリンピックの歴史とともに進化してきた
スポーツに関する道具をたどります。
シューズ、ラケット、ボール、砲丸、水着、ユニフォーム、車いす
大きなものでは卓球台まで、オリンピックを支える日本の高い技術力が紹介されていました。
シューズは下敷きより軽い!
バドのラケットは、木製から始まり新素材を追求してカーボンになっている。
軽くて、丈夫でしなる。ヨネックスの研究の歴史がある。
砲丸は、中心のズレが6ミリまでと決まっているので、いかにして限界までずらして
遠心力を得るかが技術力。
競技では、会場に準備された方砲丸をその場で選手が選ぶシステムになっており
日本製のものを選ぶ選手が半数以上。リオで金銀メダル獲得者は日本製を使っていた。
バレーボール、バスケットボールは近年の公式ボールは広島の2つのメーカーがほぼ独占。
卓球のボールは リオでは中国製になったが、その前までは日本製。
心に残ったことばがあります。
「選手の意志がダイレクトに伝わる物を作る」
車いすを選手のために調整していたエンジニアが、試乗した選手が
喜んでいるのを見て、「選手に納得してもらうのが一番うれしい」と
見せた笑顔がすばらしかった。
バレーボールはロンドンで 「ラリーの続くボールを作って」という注文に答えた。
そのボールの特質を考慮に入れた作戦で ロンドンではメダルを取った。
卓球台は、足元が見えなくしてあり選手が思いっきり前進できるようになっている。
シンクロの選手たちには、ひとりひとりに合うように調整された寝具が提供されていた。
道具とともに素晴らしいのが、カメラ技術。
高画質スーパースローカメラが日本で開発されて、スポーツ中継の見方が激変した。
棒高跳びの上からの映像を撮れるようになったのも日本のアイディア。
オリンピックは、選手とともに技術者も戦っている。
道具目線から見ると、日本のメダル獲得数は非常に多い。
これだけ素晴らしい技術を持っていることをもっと知らせた方がいいのに。