義母が91歳で近所に一人で暮らしているので、
頻繁に見ているつもりでした。
ところが、介護用品のレンタル会社から請求書が来て明細がわからないものがあり
義母に聞いてみると、車いすのレンタル会社≪市内の会社≫の人に
車いすのクッションがあるのでそれも使った方がよいと勧められ、レンタルの契約をしたというのです。
クッションは自費で借りるのですが、1か月のレンタル料金が 2,800円です。
これが、明細のわからない請求書の正体でした。
高すぎるのでやめた方がいいと話したのですが、「付き合いがある」というので
もう、1年払っています。 28,000円です。
超高級クッションです。このまま借り続ければ世界で一番高いクッションになるでしょう。
普通、クッションなら1万円くらいのところで、買い取りになるのではないでしょうか。
年寄りが一人だけの時に来て、契約させるとはね~。
「付き合いがある」と義母が心を許していることを逆手に取っているとしか思えません。
義母には 一人の時はどんな契約もしてはいけないと言ってあるのですが、
たぶん 「クッションも付けておきましょうか?」くらいの感じで言われたのだと思います。
介護用品のレンタル会社というのはぼろもうけだと思います。
このクッションの料金にしても異常に高額な設定になっているのですから、
うちで借りている 車いす、手すり、歩行器など一体どのくらいの料金なのでしょうか。
舛添元都知事の海外出張費の見積もりがバカげた金額になっていたのを見ても
役所では、金額の設定が適切かどうか、調査していない気がします。
あまりに利幅が大きければ改定する必要があると思います。
利用者が払うお金は 1割ですが、残りは全部介護保険から支払われるのですから莫大な金額になっているはずです。
そういうところをザルの目のように通してしまい、介護保険料をどんどん値上げしているのでは本末転倒です。
クッションは自費で義母が払うからいいかもしれませんが、これはいただいている年金から払います。
年金の現状を考えるとこのような無駄使いをしてほしくないのですが、説明のしようがありません。
でも、使用頻度も低いので、近いうちになんとかしたいと思います。
健康保険にしろ、介護保険にしろ、
もっとも簡単に儲けられるところになっている気がしてなりません。