自宅のかたずけをしながら、義母の家のかたずけもやっています。
実家に行ったら必ず一つは捨てようとしているのですが、なかなかうまくいきません。
本人も、かたずけたいという意思はあるのですが。
こんなことを言うとナンですが、万が一の時はガラクタごと家を壊してしまうということもできるので
家族がもう疲れてしまったら、そうしようととーちゃんと話していました。
ところが、最近はそういうことができないそうです。
必ずごみを分別しなければならず、そのあとなら業者にたのめるということです。
実際に、先月かたずけをした方からお話を聞き、その方はかたずけに1か月くらいかかったそうです。
体力的にも大変で、終わらせるのに精いっぱいで、思い出もなにも考える余裕がなかったと。
さて、先日はキッチンを少しかたずけようということになりました。
食器の数はだいぶ減らして使いやすくなっているはず。(食器棚はまだ2つありますが)
と、思いきやとんでもありませんでした。
なぜか、食器棚の前に脚立が置いてあり、聞くとお客さん用のカップが上にしまってあるとのこと。
(↑ いつの間に!)
あれ?それは、相談して深い引き出しにお茶道具まとめて一式入れたはず。
その引き出しを見ると、食品用ラップ、ビニール袋、割りばしがぎっちり詰まっていました。
食品用ラップは8本もあって、100円ショップで買ったということです。
100円ショップに友人と行って、特に買うものがなかったのでどうせ使うものということで買ったのです。
もともとキッチン雑貨を入れてある引き出しにもぎっちり入っています。
こちらが、いっぱいになったのでお茶道具をどかして入れたのです。
もう一か所。作り置きのおかずやうちから持ってくるおかずを入れるのに、密閉容器を
形をそろえて多めに揃えてある場所は・・・・大小さまざまな容器があふれて
ふたと本体がばらばらになっていました。これもいったいいつの間に・・・・。
普段 「洗うのは自分でやるから」と言うことでこの場所は見ていなかったのです。
これも、100円ショップです。
洗いやすいか、レンジで使いやすいかなどを考慮して揃えてあったのですが、
関係なく、ごちゃごちゃに入っています。
下の両開きの中には、やはり100円ショップで買ったお菓子がたくさん入っています。
週に1度は買い物に連れていくので、ハムスターのようにため込む必要はないのですが。
とーちゃんや私が買い物に連れて行くときは、無駄に買い物をしないように
それとなく注意しているのですが、老人仲間と出かけると一緒にいろいろ買うのです。
そのほかにも、ボウル、何に使うのかわからない便利グッズと思われるもの、
大量のふきんがあり、シンク下はスーパーの袋と、乾物系食品がため込まれていました。
最後に見たときは、シンク下はお掃除グッズしか置いてなかったのに。
一度きれいにしてから、1年経っていません。りっぱにリバウンドしてました。
まあ、義母は、断捨離というより単に「掃除している」としか思っていないので仕方ないですが。
「掃除して」場所が空くととそこに詰め込むのです。
捨てても捨てても買ってきてしまうので、キリがありません。
少しはかたずけようとしましたが、テンションが上がらず (← テンションが低いとかたずけはできない)
そのままにしました。
いつも参考にしているブログでも、このような状態をなんとかしたいと相談している人がいました。
どうも、心理学的に解決しなければならないようでした。
なぜ買い物をしてしまうのかという心理を説明して、買い物以外のものに目を向けてもらうということです。
そんなこと私にできるわけないです。
キッチンのかたずけは無理かもしれませんね。
開腹したけど、手の施しようがなくて閉じる外科医の気持ちがわかりました。 ( ←ウソです。)
75歳の近所の方とお話ししたところ
「家にある食器やその他の物を使って、子供を育ててきたのだから、遺品整理くらいは当然だ」
と、いう考えでした。
そういう考えもあるのですね。私はできるだけガラクタは残したくないと思っています。