10月1日より、今年で71回となる赤い羽根共同募金が全国一斉に始まりました。
平成27年度の募金総額は184億円。
「凄いね、日本にも寄付の文化が根付いてきた。」と、お考えの貴兄、しばしお待ちを!
共同募金が始まったのは昭和22年、第1回の募金総額は5億9千万円です。
労働者の平均賃金がまだ1950円の時代、現在の貨幣価値に換算すると、約1200億円~1500億円にもなるそうです。
これほど物が余っている現在なのに、 戦後の混乱期の7分の1か、8分の1ほどしか募金が集まっていないという事実をどう考えたらよいのでしょうか・・・