作家の赤坂真理さんの「民主「主義」という訳語が生んでしまった、日本人の決定的な勘違い」という文章を読みました。
「democracyの訳語として、「民主主義」は誤っているのではないか。」
「democracyをいちばん素直に訳すと、「民主制」である。」
「「民主制」とは、政治の手法であり、民の意見の反映のさせ方であり、その方法であって手段である。」
「つまりdemocracyは、「◯◯主義」というような、ものの考え方や、思想ではない。平和とも人道とも関係がない。」
特定非営利活動促進法の第2条2ニロに規定されている「政治上の主義を推進し、支持し、又はこれに反対することを主たる目的とするものでないこと」という条文の解釈で、「政治上の主義に民主主義が含まれる」という考え方に疑問を持っていましたが、これでようやくスッキリしました。