東京国立博物館で開催中の特別展「運慶」を見てきました。
運慶が生涯に制作したものは31体といわれているそうですが、今回はそのうちの22体が結集した史上最大規模の運慶展となっています。
すべての作品が素晴らしいのですが、その中でも奈良・興福寺の南円堂に安置されている国宝「四天王立像」は圧巻です。
2メートルを超える堂々たる体躯の仏像を360度全方位から見られるように展示されているのですから、思わず息を呑む迫力です。
運慶のほかにも、父親の康慶、息子の湛慶、康弁ら親子3代にわたる作品展示されている画期的な展覧会です。