ブログ仙岩

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スタンフォードの自分を変える教室より

2013-12-23 10:17:12 | 日記
心理学、神経科学、医学の権威ケリー・マクゴニカルの著者がヨガ、瞑想、統合医学から「意志力」を身につける方法を解いている。
意志力には、脳の前頭前野で、左にやる力、右にやらない力、前頭に望む力の3つから人間とは何かを決める定義ととらえる。即ち、出世や学習、寿命は意志力が決める。原始的な脳の本能で生きると思いがけない窮地に立たされる可能性があり、現代人が生き抜くためには意志力が必要になる。

現代社会人では自制心即ちコントロールする方法を身に着けて進化してきた。
脳が一つでも2つの自己、難しいことをやり通したり、わき見をせずに運転することで、誘惑に負けることは自分が悪いのでなく、最も大事なことは何かが異なるだけという。

では、その意志力をつけるにはどうすればよいか?
文句を言うときは「やかまし屋」とか、いつも重い腰には「怠け者」とあだ名をつける、その瞬間に気付くことである。また、気が散っているときは誘惑に負けやすいから、例えば、買い物しているとき、メールをしたり、仕事のことを考えたりしていると、衝動買いをしたり、以前買った同じものを買ったりしてしまう。この失敗の瞬間に気付くことであるという。

また、不動の姿勢で今吸っている、吐いていると意識する瞑想を5~10分実施することで、意志、感情、行動をコントロールする複数の自己がいることに気付く。  次回に続く。