goo blog サービス終了のお知らせ 

ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

福島県原発事故関連死1605人に

2013-12-20 14:23:21 | 日記
17日で原発事故の避難などの要因で亡くなったと認定された人が1605人と震災直接死1602人を上回った。圧倒的に多いのが南相馬市で、437、次に浪江309、富岡202、いわき116と続いている。

中でも、富岡から避難して慣れない仮設住まいで、写真に写る平成23年11月近所の子供さんをおんぶする関根進(72)さんは1か月後急性脳梗塞で倒れ、郡山の入院先で、昨年24年の5月意識回復しないまま息を引き取った。

両足が不自由な進一郎(43)さんらと着の身着のままで富岡を後にし、埼玉の親戚など転々と持ち合わせのお金もガソリン代に消えてしまい、県内最大の避難所平成23年3月下旬に郡山ビックパレットに転がり込んだが、進一郎さんの床ずれが酷く、市内病院に入院、ダンボールの上で毛布にくるまり震えながら頑張った。糖尿病の進むさんは支給のアンパンのアンを抜き取り食べた。町は一人当たり当面の生活費として2万円を貸し出したが、できるだけ使わずにとっておいた。

住宅関連支援窓口に連日通い相談を、足の不自由な進一郎さんを仮設に入れてほしいそして、すし詰めの生活は精神的に、肉体的にも疲労がピークに達していたが、抽選で運よく7/1仮設入居が決まり、満足な広さではないが一応落ち着いたかに見えたが、また、慣れない環境で心労が増した仮設生活半年後倒れてしまった。妻の富子(66)さんは泣くに泣けない寂しさと悔しさをこらえていた。