ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

蔭山フロホンスさんフランス人サポート

2015-01-16 08:51:41 | エッセイ
16日今朝4時台、災害緊急連絡網責任者蔭山フロホンスさんの杉並区在日フランス人の生活サポートやフランス語圏からの観光客の案内などの様子を聞いた。

フロランスとも発音されるがフロホンスさんは1992年仏国立東洋言語文化学院で日本語の学士号を取得、福井県鯖江市市役所から、神戸市芦屋で1995年1月17日午前5時46分、明石海峡16㎞の浅い、M7.3の阪神淡路大震災に遭遇、木造家屋アパートの2回に寝ていたが、1回がつぶれて、寒いから防寒装備で、鍵をかけたドアが開いており外へ出られた。

しかし、近くで壊れた家から主人は出たが、子どもと奥さんがタンスの下敷きになり、穴をあけて3時間かけて救出、病院へ一命を取り留めた。それから近くの学校で3日間避難生活をした。フランスの親に無事を知らせたいが、公衆電話から福井の知人に依頼して実家に連絡、フランス語で話していたのでフランス語の分かる人から声をかけられたと。その後、避難所公衆電話ら両親と国際電話でお話ができたが長電話も出来ず、日本が好きだから日本で生活すと話して納得してもらったという。

日本人はパニックになる人が大変少ないし、握手したり、抱き合ったりしての挨拶をしていた。日本人はそんなことせず、節度ある挨拶があると。

その後日本人男性と結婚、杉並区に生活、上が娘17歳?、15歳と13歳男?3人の子どもの母として、普段からの備えや避難訓練の大切さを痛感、同区に住むフランス人50人に災害時の避難場所など案内している。

3.11では神戸のような恐ろしはなったが、フランス人の安否確認、パニックになった女性から相談で、一時帰国させたりと緊急連絡網で全て確認でき、携帯でフランスと連絡して大変お金がかかったとか献身的なボランティア活動が認められ、フランスから5位の国家功労勲章を頂いた。

今後は、食事は長くお風呂の短いフランス人と早い食事と長いゆったりしたお風呂の日本人の文化の違いなど理解していただき、1位の勲章頂きたいと結んだ。