ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

少女の突然死教訓でAED使えますか?

2014-04-23 08:32:50 | 日記
22日昨夜ニュースウオッチ9で、AEDを迷わず使えますかというテーマで放映していた。年間7万人が心臓で突然死が起こっているという。

私も過去に「FIRST AIDER」を3日間の日赤の講習に参加しているが、その時には心肺停止の心臓マッサージでAEDの取り扱いはしていない。しかし、井上あさひ、大越健介アナは使い方が分からない、あるいは必要でない人に電気ショックを与えてはいけないのではと使用を躊躇してしまう。

まず、小611歳の桐田明日香さんが駅伝の練習中1000m走行直後倒れ、保健室に運ばれ、名前を呼ばれたりして救急隊員が11分後到着するまで、傍にあったAEDを使うことがなかったという。母親はもしAEDを使っていたら明日香は助かっていたかもと。

次に、さいたまの職員山下保夫さんは野外活動中山に登る途中意識を失い倒れた。研修アドバイザーの福田さんが迷わず、持参のAEDを使用、その後後遺症もなく職場に復帰した。

AED(Automated External Defibrillator)は自動対外式除細動器、心室細動の際に機器が自動的に解析を行い必要に応じて電気ショックを与える器機のこと。この電気ショックが頭にあり、心臓が小刻みに震えて全身に血液を送れない状態の心室細動に害を与えてしまうのではないかと勘違いをしてしまうからである。電気ショックは除細動をすることで一時停止再動を促すもの、ダメであればAEDの電気ショックのボタンを押す指示はない。

運動や野外活動の他に、(急性)心筋梗塞、心臓弁膜症、脱水や栄養・肝機能障害あるいは不整脈で突然心肺停止が起こるから準備運動と特に整理運動をしっかりとしなければいけない。

地下深く潜り込む嫌な雑草スギナ

2014-04-22 07:49:28 | 日記
4月20日は二十四節気穀雨、22日今朝は昨夜からの雨で草花は生き生きしている。

「つくし誰の子、すぎなの子」と歌われるが、つくしは胞子茎ですぎなの子ではない。しかし、特有の苦みのつくしは大人の誰からも愛され食材でもあるがスギナは地下茎として掘っても掘っても深く潜っているので畑の雑草として忌み嫌われている。

六角形の幾何学模様のツクシの穂から飛び出す胞子は約200万個が4本の開いた糸に乗って風に飛ばされる。節の部分を抜いて子どもが遊ぶ袴が葉で、見た目には葉と茎が同じ構造しているので分からない原始的なスギナは3億年前石炭紀大森林を築いたスギナの先祖は幾たびかの絶滅の危機に逢いながらも生きながらえてきた。広島の原爆投下の跡地に最初に緑の芽を出したのはスギナという。

このように地獄の底からよみがえった雑草スギナ(杉菜)は木賊(とくさ)科の雑草で地上わずか数センチ程度の茎を延ばすだけで、地下茎を縦横無尽に張り巡らし、畑のあっちこっちに次から次と芽を出すのでもっとも除草難解な植物である。除草剤でもあの根が丈夫なススキでさえ枯れるのにスギナは平然としてびくともしない。困った雑草であるが一度地獄を見た者の強さであろうか。

佐々木洋さんの街中の自然観察雲雀

2014-04-21 08:06:18 | 日記
NHKラジオ4/8放送、佐々木洋プロ・ナチュラリストが東京都千葉の境松戸の郊外矢切田園の農道で雲雀の自然観察放送であった。

まず、桜が満開で足もとにはツクシが見え空には3,4羽のひばりの鳴き声を聞き、歩くとモンシロチョウや初めて見たというアゲハまで見えた。ひばりはスズメより一回り大きく17㎝、頭に鶏冠のように冠があり、繁殖期のオスはあげひばりと言って縄張りを宣言しピーチクパーチクとさえずり、学名はアラウダという。

農耕地が少なくなり、東京都では絶滅危惧種になっているとか、昆虫やクモ、植物の種子などを餌とし、雛は地面に少し穴を掘り草などで巣をつくり子育てをする。

野菊の墓の文学碑の周りは当時と異なりスカイツリーが見える環境の変化、江戸川の土手に上がると、矢切の渡しが見え、大分お客さんが乗っていたと。その向かいは柴又公園、寅さんの帝釈天がある。

原発事故キャベツ汚染で絶望、死を選ぶ

2014-04-20 08:23:48 | 日記
須賀川市の農家樽川久志(64)さんは平成23年3月24日自宅裏で自ら命を絶った。政府が県に対して、キャベツなど結球野菜の出荷を制限した翌日であった。遺書はなかったが出荷できずに廃棄処分するしかないのでその写真でも撮っているのかと思っていた長男の和也さんが見回ると自宅裏で久志さんを見つけ呼びかけに応じず息をしていない。毛布で体をつつみ後ろから抱きしめ救急車を待ったが息は戻らなかった。

当日久志さんは夜の明けきらないうちに作業衣に着替え、キャベツ畑を回ったのであろうか歩数計は700歩近くになっており生死の狭間で葛藤した時間でもあった。

農閑期に奥さんと二人でお遍路の旅をしたいと言っていたことを思い出し棺桶に四国八十八カ所の霊場地図とご朱印帖を入れ迷子になるなよと蓋を閉め虚無感に襲われた。

しかし、和也さんは市役所に掛け合っても、原発関連死の認定はなく、双葉郡や南相馬市の審査会は原発事故原因の自殺者を関連死に認め遺族に災害弔慰金を支払っている。

親父は原発事故によって自殺に追い込まれたのに関連死と扱われない不平等が3年過ぎた今も割り切れぬ思いを抱いている。関連死の統一基準はない、地元出身の復興庁根本大臣以下はなをやっているのかと、地球より重い人の命を真剣に考えてほしいと願うものである。

健康ライフ「子供の便秘」あいうえおを聞いて

2014-04-19 10:53:51 | 日記
4/14~18朝5時台NHK健康ライフ「子供の便秘」済生会横浜市東部病院小児科肝臓消化器科副部長 十河剛先生のお話。

まず、子どもには隠れ便秘で弁が硬くなり便側線がつまるもので、便秘のメカニズムは普段は空の直腸に便が溜り、トレーニングで排便となる。しかし、我慢したり、朝食なしから胃結腸反射がなく便秘となる。

便秘治療に使う浣腸や便秘薬はくせになる科学的根拠はなく、むしろ排便せず溜ることが問題である。また、民間療法でヨーグルトなど乳製品、水分、野菜や果物は確かに腸内の活性にはいいが便秘が治ることはない。

便秘の治療でエピデンスは主に便が硬くコロコロしているとき便側線にたまり浣腸で治療していると。

また、明らかな便秘知悉性便秘はオペであり、ここでは、明らかでないちのう性便秘は早期治療で、例えば、ウンチをもらすが相談できないと悩んでいるが、下痢の症状がでたり、パンツを汚すことには便秘が原因であることが多いという。大人の高齢者にも適用される問題であった。