オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

高知県人会

2009-11-08 | Weblog

11/8(日)午後より会社に出る。何時ものように掃除を済ませ、少し気分が良い。

先日の金曜日、夕刻より「関東大高知県人会」なる恒例の催しがあり出席した。毎年この時期に開催される。浮世の義理で、小さな広告を協賛している。

私が卒業した高校や生まれた町のテーブルが用意される。殆どが年配の方で、年上ばかり。私達のテーブルは年々淋しくなっていくし、同窓会の幹事でもあるので出席した。

会の方は、400~500名。或は、それ以上の人出。例年どおり、知事や国会議員、地元の首長も多数参加した賑やかなものである。

たまたまこの日が、十年前に職場を共にしたメンバーとの一泊バス旅行と重なった。懐かしく、愉しいメンバーとの旅行なので困ったが、県人会に参加することとした。

昼間のバス車中だけでも出たかったが、人に会う用件もでき、それも叶わなかった。参加しているメンバーの大半がOBとなっている。夕刻、バスの車中ですかっり出来上がったTさんからTelが掛かってきた、愉しそうだった。

先に仲間との旅行案内を貰っていたが、義理を優先した。そろそろ、義理や情理の世界とは一歩置いた生き方も考える頃かもしれない。

久し振りに、武島一鶴先生の至言集日めくり「冒険の旅」、11月第二週日曜日を開くと「理由なくして行動しない」とある。どんな行動にも、その人なりの理由がある、と記されている。云いえて妙である。

今読んでいる本は、宮城谷昌光氏の戦国物「風は山河より」新潮文庫。三河を舞台に群雄が割拠し、徳川へと収斂されて行くであろう思われる小説。文庫本になった第二巻を読み終えた処。三河でも西と東の人(生き様)の違いを、情理と合理という表現・透徹さ、含蓄に富んだ言葉の数々が、我が身を振り返さす。

宮城谷氏の中国歴史(古典)物語の読者として、多分、初の日本歴史物語をどう腑分けし、再構築してくれるか楽しみであるし、教えを乞える。

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