やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

頼成の森のキノコ(31)オニイグチモドキ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-07-19 05:56:49 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

オニイグチモドキは、オニイグチ科オニイグチ属の中型のキノコで、夏から秋にかけてアカマツ・コナラ林などに発生します。傘は、ほぼ黒色、繊維質のかたい鱗片に覆われ、ひび割れます。肉は傷つくと赤変のち黒変します。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《オニイグチモドキ 2010/07/16》 

《オニイグチモドキ 2010/07/16》  

《オニイグチモドキ 2009/07/22》 

 《オニイグチモドキ 2009/07/22》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モンキチョウ(睡眠)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-07-19 01:35:30 | 昆虫類

朝の6時ころ、芝生広場を横切っていると、伸び始めた芝生のなかに黄色いものがとまっていました。朝露の残る芝の葉にとまっていたのは、モンキチョウでした。活発でふだんなかなか近づけない印象があるこのチョウが、触角を前に倒し、前翅を後翅の間にすっぽり入れ、カメラを近づけても逃げないので、眠っているのだと思います。

ウェブサイト『大阪市とその周辺の蝶/蝶の生態用語解説図鑑』では、チョウの睡眠について次のように説明されています。「蝶も夜は活動を止め、静止して過ごします。これを睡眠と呼びます。しかしながら、人でさえ睡眠の生理的意味がまだ完全には分かっていないのですから、蝶の睡眠が生理的にどのような意味を持つかはまだ分かっていないのではないでしょうか。睡眠の場所も葉先であったり草むらの中であったり、必ずしも決まっていないように思います。」 

《芝生の葉に掴って睡眠するモンキチョウ 2016/07/18》

《芝生の葉に掴って睡眠するモンキチョウ 2016/07/18》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする