やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

カブトムシ(交尾)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2016-07-17 17:14:16 | 昆虫類

僅かに滲み出る樹液に、カブトムシが群がっていました。10頭以上はいたと思います。ふつう、このような場所には、カナブンをはじめスズメバチの仲間など「樹液酒場」の常連が集まっていますが、このときは純粋にカブトムシだけでした。

少し離れた場所では、交尾しているカブトムシもいました。♀は(知らぬ顔で?)樹液を舐めています。交尾、産卵、脱皮、羽化、捕食、被食、飛翔などダイナミックな瞬間を撮りたいと思いますが、辛抱が足りないのでなかなか撮れません。

恥ずかしい話ですが、古希に近い年齢になっても、カブトムシやクワガタムシを見つけると、子どものころと同じように無条件に興奮して嬉しくなってしまいます。もちろん、捕まえて持ち帰ったりはせず写真を撮るだけですが…。ある時まで、カブトムシやクワガタムシは、アセチレンガスの匂いの漂う夜店で、指をくわえて眺めるだけの存在でした。この世の中のどこに行けばあのような虫がウジャウジャいる夢のような世界があるのか、想像もできませんでした(両親ともに、虫には興味がなかったようです)。

ところが、小学6年生の夏、下町から山に近く畑のなかに家が点在する郊外(鷹ケ峰の光悦寺まで徒歩15分ほど)に引越し、まわりの子供たちがカブトムシやミヤマクワガタ、ノコギリクワガタなどを籠にいっぱい持っているのに驚き、「絶対に口外しない」と約束して門外不出の秘密の場所を教えてもらい、翌夏には一人で取りにいきました。自転車と山歩きで1時間ほどかかり、現地に到着したときにしらじら明けるように朝の4時ごろに出かけたと思います。母親に作ってもらった布の袋に獲物をたくさん入れ、意気揚々とペダルをこいで帰途につきましたが、耳元でする大きな羽音に、ほとんどのカブトムシが袋から抜け出して飛び去ってしまっているのに気付いたのも、懐かしい思い出です。

《僅かに滲み出る樹液に群がるカブトムシ 2016/07/16》  

《交尾するカブトムシ 2016/07/16》

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頼成の森のキノコ(29)オオホウライタケ(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-07-17 07:46:03 | キノコ

2009年4月から2011年3月にかけて、県民公園頼成の森で見かけたキノコの写真があります。これらのキノコについて、順次報告していきたいと思います。なお、キノコは、富山県中央植物園橋屋誠氏に実物をもとに同定いただきました。

オオホウライタケは、キシメジ科ホウライタケ属の中型から大型のキノコで、春から秋にかけて各種森林、竹林等の落葉上に群生し、落葉間に白いフェルト状の菌糸のマットを作ります。傘は、鐘形から中高の平に開き、放射線状溝があり茶褐色です。(『カラー版きのこ図鑑』参照)

《オオホウライタケ 2010/09/29》

《オオホウライタケ 2010/09/29》

お気づきのように、ここでは撮りためたキノコの写真を、五十音順に紹介しています。今回の写真は「オオベニシロアシイグチ」の筈でした。しかし、図鑑などをいくつか眺めても「オオベニシロアシイグチ」なるキノコはなく、「オオベニシロアシイグチ」ではなく、「ホオベニシロアシイグチ」の書き間違いまたは聞き間違いであることにやっと気づきました。私のキノコの知識はこの程度で、お粗末な次第です。

ついでに。また、省力化などのため、随所に「コピペ」作業をとりいれています。見直しもほとんどしないため、「コピペ」に起因する(信じられないような)間違いも少なくないと思います。ご容赦いただきたいと思います。

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アオカナブン(交尾)(県民公園頼成の森/砺波市頼成)

2016-07-17 03:55:57 | 昆虫類

数年前、根元近くに樹液が滲み出ていてカブトムシなどが集まっていたコナラの大木を久しぶりに訪れました。根元近くに樹液は出ておらず、2mほどの高さのところに僅かに滲み出た樹液にカナブンが群がっていました。カナブンに混じって、交尾中のアオカナブンがいました。

《交尾するアオカナブン 2016/07/08》

《交尾するアオカナブン 2016/07/08》

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